ハイジィさまよい記

徘徊老人が後期高齢者になりハイジィ(徘徊爺(じじい)を省略して徘爺)にパワーアップ(?)

風連湖

2014年08月25日 20時20分09秒 | インポート

 

2014825日(月)晴

ネイチャーセンター:野付半島~風連湖~納沙布岬~根室:民宿たかの 179km/2929km

本当の意味での初めての車中泊は順調に明け、朝には雨も上がっていた。野付半島は堆積した土砂によって形成されるとともに、海面の上昇または地面の沈下によって、以前繁殖していた木々が枯れたりする。トドマツが枯れた一帯がトドワラといって、観光名所になり、遊歩道ができている。砂嘴(さし)の先まで原生花園の中を進むと、朽ち果てたトドマツがあった。

野付半島のもっと先に行くサイクリングロードもあったので、自転車を組み立てようとしたが、ペダルがうまく取り付けられない。運搬中にペダルのねじ山が潰れてしまったようだ。諦めて、車で行けるとこまで行く。海岸に大量の海鳥がいた。

野付半島から国後まで16kmで、ここが国後に一番近いようだ。江戸時代は、ここから国後に渡っていた。また、ニシンも取れたので、反映していた時期もあったようだ。晴れてはいるのだが、国後の上に雲がかかっている。肉眼では、国後がはっきり分かるが、写真だとコントラストが弱い。これ以上晴れるのを待つのは諦めて出発する。野付湾の反対の陸地側に道の駅「おだいとう」がある。道の駅というより、北方領土の返還を訴える施設という感じである。道路で狐を見かける。

風連湖に向かう。風連湖の近くの湿地で鶴の親子3羽を見かける。遠くには5羽いた。そこから、風連湖の反対側の位置に春国岱(しゅんくにたい)という野鳥や動物の多きるところがあり、自然観察路を歩く。鶴や(たぶん)サギ、それと鹿を見かける。いるにはいるのだが、観察路から出るわけにはゆかず、場所が大きいから写真は撮りづらい。

根室を通って納沙布岬に行く2843kmで給油、31l 5260。根室を通るあたりから、「北方領土を返せ」の看板がいっぱい建っている。納沙布岬から数キロ先の歯舞群島がソ連の支配下にあるので、ここは特に返還運動が激しい。根室に戻って、市内を歩く。きれいな街である。駅の近くのインフォメーションセンタで宿を探してもらい、民宿に泊まることにする。

写真:今日は一杯写真を撮ったが、やはりこれでしょう 

P1020125

 

 

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