ハイジィさまよい記

徘徊老人が後期高齢者になりハイジィ(徘徊爺(じじい)を省略して徘爺)にパワーアップ(?)

鋸山・富山・伊予が岳(1)

2023年10月25日 13時53分40秒 | 日記
(東京湾展望台からの展望)
吉田類さんが若い(若くない人もいるが)美人と低い山に登り、登山後に酒を楽しむ、「にっぽん百低山」という羨ましいテレビ番組がある。画家の小林泰彦さんの「日本百低山」を基に低山を歩いているそうで、深田百名山も含まれていて、山の選定には異論もあるだろう。酒は飲めないし、女性には縁のないハイジイではあるが、旅行で地方都市に行くと、近くの低山にはよく登っている。吉田類さんが千葉県の鋸山を南果歩さんと登っているのを見て、千葉県には高い山がないし、東京の中心を越えて行かなければならないので、あまり行ったことがなかったことに気が付いた。鋸山には、会社の旅行で行き、ケーブルカーで登ったような気になっていたのだが、何も思出せないので、行ったことがなかったのだろう。それで登ることにした。そこで地図を見ているうちに、近くに伊予が岳を見つけた。笹本稜平の「山狩」の舞台なので名前だけは知っていた。その直ぐ近くに富山(とみさん)があり、「南総里見八犬伝」の舞台ということなので、これらを登ることにした。
10月23日(月)
自宅を7時頃に出発したが、鋸山の最寄り駅の浜金谷に着いたのは11時過ぎである。駅から鋸山登山の案内標識があるので、それに沿って歩く。観月台コースと車力道コースの分岐で観月台コースを選択すると、長い階段で約150m登る。低山だし荷物も軽いはずなのだが、何故か疲れる。その後は岩切場の跡を見ながら進み、12時半に東京湾展望台に着く。東京湾越しに富士山が見えるのに加え、三崎半島や大島も見え、素晴らしい景色である。ここで昼飯にする。そこから登ったり下ったりを繰り返して、13時10分に鋸山山頂(329m)に着く。狭い山頂で海が少しだけ見える。そこから戻って、日本寺に行く、山頂展望台に上った後は、適当に下りながら、大仏を見てから保田駅に向かう。低い山があちこちにあり、セイタカアワダチソウの黄色い花が咲いている。電車で千葉を過ぎた後、よく目にした景色で千葉の特徴のように思えてきた。保田駅への標識とともに道の駅保田小学校の標識があったので、少し遠回りして道の駅に寄ってから保田駅に4時に到着。保田駅から電車で岩井駅に行く。今日はここで泊まる。
(休耕地にセイタカアワダリソウが茂る)
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