ハイジィさまよい記

徘徊老人が後期高齢者になりハイジィ(徘徊爺(じじい)を省略して徘爺)にパワーアップ(?)

鋸山・富山・伊予が岳(2)

2023年10月25日 16時28分46秒 | 日記


(右が岩が突き出た伊予が岳南峰、左が北峰)
10月24日(火)
岩井駅からコミュニティバスで天神郷(伊予が岳登山口)に行く。バスの運転手さんに伊予が岳登山口に行くことを話しておいてよかった。どこを走っているかわからないうちに、運転手さんから目的地に着いたことを教えられた。割と急な道を登り、山頂近くの展望台に着く。そこから南峰まで急な岩の登りで、ロープが何本も垂れている。足がかり手掛かりがあるので、そう難しくはないが、それでも滑落の危険性はある。伊予が岳南峰(336m)からは富山が正面に見える。それから北峰に行き、ぐるっと回って展望台に戻るが滑りやすい斜面で苦労する。展望台から少し下ると富山への道があり、それを辿ってゆくと普通の道に合流し、富山北峰(349m)まで続く。そこに展望台があり、東京湾が臨める。そこから下り、南峰が良くわからないまま下り、福満寺に着く。ここからは道路に出て、途中でチェックすると、岩井駅の到着予測時刻が予定より1つ前の電車の時刻に3分遅いと出てたので、駆けたり早歩きしたりして急いでいると、年配の女性が車に乗るように申し出てくれたので、乗せてもらう。
木更津で下車してアクアラインで海ほたるに寄る。景色は、島に行くときに船で見たのと同じだろうが、しゃれた店や設備があり、楽しい。それから川崎に出て、家に戻る。
千葉の有名な山に登り、海ほたるにも行けて、満足。
伊予が岳から見た富山(とみさん)北峰(右)と南峰(左)

鋸山・富山・伊予が岳(1)

2023年10月25日 13時53分40秒 | 日記
(東京湾展望台からの展望)
吉田類さんが若い(若くない人もいるが)美人と低い山に登り、登山後に酒を楽しむ、「にっぽん百低山」という羨ましいテレビ番組がある。画家の小林泰彦さんの「日本百低山」を基に低山を歩いているそうで、深田百名山も含まれていて、山の選定には異論もあるだろう。酒は飲めないし、女性には縁のないハイジイではあるが、旅行で地方都市に行くと、近くの低山にはよく登っている。吉田類さんが千葉県の鋸山を南果歩さんと登っているのを見て、千葉県には高い山がないし、東京の中心を越えて行かなければならないので、あまり行ったことがなかったことに気が付いた。鋸山には、会社の旅行で行き、ケーブルカーで登ったような気になっていたのだが、何も思出せないので、行ったことがなかったのだろう。それで登ることにした。そこで地図を見ているうちに、近くに伊予が岳を見つけた。笹本稜平の「山狩」の舞台なので名前だけは知っていた。その直ぐ近くに富山(とみさん)があり、「南総里見八犬伝」の舞台ということなので、これらを登ることにした。
10月23日(月)
自宅を7時頃に出発したが、鋸山の最寄り駅の浜金谷に着いたのは11時過ぎである。駅から鋸山登山の案内標識があるので、それに沿って歩く。観月台コースと車力道コースの分岐で観月台コースを選択すると、長い階段で約150m登る。低山だし荷物も軽いはずなのだが、何故か疲れる。その後は岩切場の跡を見ながら進み、12時半に東京湾展望台に着く。東京湾越しに富士山が見えるのに加え、三崎半島や大島も見え、素晴らしい景色である。ここで昼飯にする。そこから登ったり下ったりを繰り返して、13時10分に鋸山山頂(329m)に着く。狭い山頂で海が少しだけ見える。そこから戻って、日本寺に行く、山頂展望台に上った後は、適当に下りながら、大仏を見てから保田駅に向かう。低い山があちこちにあり、セイタカアワダチソウの黄色い花が咲いている。電車で千葉を過ぎた後、よく目にした景色で千葉の特徴のように思えてきた。保田駅への標識とともに道の駅保田小学校の標識があったので、少し遠回りして道の駅に寄ってから保田駅に4時に到着。保田駅から電車で岩井駅に行く。今日はここで泊まる。
(休耕地にセイタカアワダリソウが茂る)