ハイジィさまよい記

徘徊老人が後期高齢者になりハイジィ(徘徊爺(じじい)を省略して徘爺)にパワーアップ(?)

富士山一周(3)

2023年11月18日 10時11分46秒 | 日記
11月16日(木)
今日は距離が少し長いので朝5時に村山浅間神社を出発。国道469号線は富士山の中腹を通り、人家はないが、車は多い。子供の国やサファリパーク、十里木高原のそばを通過して、須山から須山浅間神社を通るルートを選んだ。469号線をショートカットするようだったが、道が狭いわりにトラックが多く、あまり正解ではなかった。また国道469号線と合流し、自衛隊の駐屯地越しに富士山を見ながら進む。グーグルマップでショートカット気味に山中湖を目指すが、グーグルマップのナビは、姑息に少しでも短い距離を選ぶが、錯綜した道を選ぶので、音声案内がどこを指しているのか混乱したり、道がなかったりで、使い勝手が悪い。それはともかく、どうにか国道138号線に出る。一息つく間もなく、標高1104mの篭坂峠までの登りである。さすがに長い。篭坂峠からは一気に山中湖に下る。昼飯はコンビニのおにぎりを公園で食べただけで、少し腹も空いてきたので、飲み物と軽食を期待していたが、適当な店もないので、結局セブンイレブンで飲み物とコロッケを買って店の外で食べた。せめてファミマのイートインで食べたかった。山中湖の西端を出発したのが4時半で、これから暗くなり寒くなってくるし、さすがに足の裏が痛くなりだしたので心配したが、富士吉田に向かって少し下っているようで、暗い中を快調に進んで、午後6時過ぎに富士山駅に到着。距離58km、13時間。
キャンプ道具を背負っていたので、少しは荷物はあったが、時速4km以上で100km以上歩くことができた。エマージェンシーシートを使えば、仮眠も取りやすそうで、エクストリームウオークの100km歩きも難しくはなさそうだ。しかし、浅間神社がいくつかあったが、お参りはせず、そばを通過してしまっただけだったので、今度は3日かけてもう少しゆっくり見物して歩こう。
(東京オリンピックのロードレースのコースを記念したモニュメント)

富士山一周(2)

2023年11月18日 08時24分48秒 | 日記
11月15日(水)
朝6時にキャンプ場出発。富士山に向かって南に進む。最初は薄雲の中に富士山の天辺だけが見えていたが、やがて富士山全体が見えるようになった。しかし空は雲に覆われているようである。国道139号線、通称富士パノラマラインに合流し、ここから反時計回りに、富士山を左側に見ながら一周する。道の駅なるさわはまだ閉まっているので素通り。富士山は木の陰に隠れて見えなくなり、後方にあるのだろうと思っていると、急に前方に現れたりする。西湖や精進湖を見ることなく通過し、本栖湖は立ち寄ろうかと思っていたが、道路標識では500m離れているのでやはり通過。道路から湖面がわずかに見える。山梨県では青木ヶ原樹海等で木が多くて展望が利かなかったのが、静岡県に入ると一変して、すすきの原が続き富士山がよく見えだした。朝霧高原になったようである。12時に道の駅朝霧高原に到着。食堂で昼飯を取り、これから先コンビニがない場合に備え夕食分の食糧も購入(実際は、コンビニはあった)。1時に出発。南に向かっていた国道139号線の富士宮道路から、北山の交差点で東に向かう国道469に変更して、御殿場を目指す。少しずつ人家が減ってゆく。午後6時に村山浅間神社に到着。綺麗なトイレがあり、案内所の周りにはベンチも用意されていたので、今夜はこの辺で野宿をする。距離52km、12時間。予定通りである。
朝霧高原からの富士山

富士山一周(1)

2023年11月17日 19時37分29秒 | 日記
小田原ー東京100kmウオークという催しがあり、いつか出てみたいと思っている。ロングトレイルウオークはいろいろなところで行われており、富士山を一周するロングトレイルを見つけた。富士山の周りを徒歩や自転車でいろいろなルートで回っているようである。富士山一周の定番のコースはないようで、催しにより距離はいろいろだが、最低でも100km+αのようである。富士山が雪化粧をして写真写りも良くなったので、富士山一周をして見ることにした。ウルトラウオーキングは25時間くらいで100kmくらいを歩くことが多いが、夜眠らないで丸1日歩くことに価値は見いだせないので、50km歩いて、寝て、また50km歩くことにする。最初は宿泊施設に泊まることを考えたが、コースは人家の少ないところを通っている場合が多く、宿泊施設を見つけるのは難しいので、キャンプをすることにした。
秋に富士山に行くのだから、有名な冨士見スポットの新倉(あらくら)富士浅間神社と河口湖畔のもみじ回廊も訪ねることにした。
11月14日(火)
富士急行線の下吉田駅に10時に着いた。駅から10分で新倉富士浅間神社に着くが、車が溢れて渋滞していた。外国人観光客が多い。桜の名所だが、紅葉もそこそこある。富士山と忠霊塔(五重塔)のビュースポットは観光客で溢れていた。2組のカップルがウエディングフォトを取っていた。写真を取ったら、そのまま山を登り新倉山山頂に着く。山頂と言っても展望はなく、少し下って直ぐもっと大きな登りになり御殿という展望場所に着く。それを過ぎると河口湖から三つ峠山に向かうルート上の霜山に出て、川口湖畔の浅川バス停に下る。
そこから、湖畔に沿って歩き河口湖の北東に出る。湖畔に沿って紅葉が色づいており、富士山、河口湖、紅葉の絶景が広がっている。その広場の西の端の梨川沿いに紅葉が植えられていて、もみじ回廊と呼ばれているが、木が密生しており、日当たりが悪いのと、温度が十分に下がってないせいで、紅葉にはまだ早いようである。
それから戻り、河口湖大橋を渡り、橋の近くの河口湖ニューブリッジキャンプ場に泊まる。オートキャンプ場ができてからは馬鹿高のキャンプ場が多いが、ニューブリッジキャンプ場は1人1650円と良心的所である。11月になって寒さを心配したが、秘密兵器のエマージェンシーシートを使ったら、熱を遮断するので、寒さを全然感じずによく眠れた。
定番の新倉富士浅間神社の忠霊塔(五重塔)と富士山