ハイジィさまよい記

徘徊老人が後期高齢者になりハイジィ(徘徊爺(じじい)を省略して徘爺)にパワーアップ(?)

45kmの初詣

2024年01月07日 17時18分51秒 | 日記

新年である。新年と言えば初詣と思う方も多いかもしれない。ハイジイは、人生は確率の問題と思っているので、至って信仰心がない。では、神社仏閣に行かないかというと、多分一般の人より頻繁に訪れているだろう。日本で観光というと、その多くが神社仏閣に城である。京都・奈良と言えばお寺、日光と言えば徳川家康を祀った東照宮がある。山も、岩木山を御神体とする岩木神社や高尾山薬王院など神社やお寺と関係している。歩き回っているハイジイは、旅行でどこかに行くと、神社仏閣にお参りすることになる。
今年は近くの神社ではなく、少し遠くに行こうかと思って浮かんだのが江ノ島である。前回の小田原ー東京100kmウオークでは、江ノ島の前を通ったが江ノ島には立ち寄らなかった。自宅から江ノ島までグーグルマップで検索すると45kmだったので、時速4kmで歩いて11時間。1日の歩きには丁度良さそうである。初詣の人に合わせて、江島(読み方はえのしま)神社は大晦日から元旦は終日やっているようだが、家族の反対にあいそうなので、そこはこらえて、天候の良さそうな日を待つ。
2024年1月5日
1月5日(金)の午後8時に家を出発した。多摩ニュータウン通りから町田街道に出る。町田街道に並行して境川が流れ、境川は江ノ島大橋の傍の海に注ぐ。初めは境川沿いの境川ゆっくりロードを歩く。境川に沿った道路だが、他の多くの川と異なり堤防はない。照明はあり、路面も平坦で歩き易い。今夜は風もなく寒くもない。薄い手袋なので手先が少し寒い程度。厚い手袋も用意してある。前方に照明がなく、暗いところが現れたので町田街道を歩くことにする。町田駅が近づくころは、境川と少し離れてきたようなので、鎌倉街道と交差したところで、鎌倉街道を歩くことにする。しかし、これがまずかった。鎌倉街道は、鎌倉まで続くと誰だって思うと思うのだが。ところが、このブログを書きながら調べると、鎌倉街道は町田市の神奈川県境から府中市に至る延長18kmの都道だそうである。鎌倉街道を歩き出すと、高架橋で鉄道と境川(境川が東京都と神奈川県の県境)を渡り、下に降りられぬまま、国道16号線にぶつかった。鎌倉街道を探しても見つかるはずもなく、国道16号線を歩いてゆけばどこかで、境川を越えるはずと歩き出す。横浜に行く道路なので東に向かい過ぎているため、大和市で国道16号線から離れ、国道246号線が見えたところで、再び境川に合流できた。国道246号線を越えると、快適な境川サイクリング道路が国道1号線まで続く。国道1号線を越えると藤沢橋が待っていた。朝の6時。これまでに何回か通ったはずだが、小田原ー東京ウオークのときは全然思い出せずに、江ノ島からここに来るまでの間に右折して大回りをしてしまった。藤沢橋から一旦境川と別れたが、途中でまた一緒になったので境川に沿って歩く。朝早いのに何人もの人がカヌーを漕いでいる。国道に出て、地下道を通って、江ノ島大橋を渡る。三浦半島の上に雲があり、雲の上から太陽が覗いて、赤く染まっている。反対側には海越しに富士山が見える。江ノ島7時着。10時間くらいで着くと思ったが、11時間かかった。腹が空いて何か食べたいが、こんなに早くやっている店はなく、そのまま江島神社に行く。参拝の人がちらほら見える。神主や巫女は休んでいる時間かもしれないが、神様は休んでいないだろうから、参拝を済ませる。頂上に登り、南側の奥津宮まで行く。そこから、朝食のため片瀬海岸側に戻る。前回行けなかったイートイン付きのローソンに行ったが、荷物が置かれイートインは使用できなくなっていた。それで近くのデニーズに行く。コンビニよりファミレスの方がのんびりできる。朝食メニューは揃っていて良かったのだが、味はあまり好みではなかった。これから歩いて帰ることもできるが、少しのんびりするにして、一度寄ってみたいと思っていた。新江ノ島水族館に行くことにした。開園が10時で、少し時間があったので、海岸に行くと、寒い中多くのサーファーが海の中にいた。10時に水族館に行く。中は多くの子供連れの家族で混んでいた。海月(くらげ)の展示が有名で、海月が優雅に泳ぎ回っている。周りの海で毎日海月を捕まえているそうで、今日は8種類の海月を捕まえたと書いてある。見えたのは1匹だけだったけど。それはともかく、一通り見たので、竜宮城(?)のような江ノ島駅から小田急で帰る。
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