![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/d4/804d3607f91d8d944fa7e9388c1fb65f.jpg)
(1)天気が良い(日本の夏山は天気が悪い):昨年の関西方面旅行では、100名山に登るたびに雨に降られた。曇りのときもあったが、晴れのときはなかった。賤ヶ岳や眉山などの低山では晴れていたが、天気が不安定だと高山では雲が湧きやすく雨が降りやすい。今回の旅行では、ほとんど晴で、週に1度くらい天気が崩れることがあったが、翌日には回復していた。天候は変化するので、今年のように毎年なるわけではないが、日本に縛られずに、天候の良さそうなところを選んだ方がよいだろう。
(2)宿泊設備(キャンプ場)がよい(日本の宿泊施設は高くて悪い):フランスのシャモニのキャンプ場は約1000円で、湯の出るシャワー、WiFi通信、充電設備が整っており、屋根の付いた炊事・食事場所もあった。スイスのキャンプ場は2000円~3000円と高めだが、都市の近くにあり、買い物や移動に便利であり、無料の交通券をもらえるところが多かった。日本では、山の上のキャンプ地はたいてい1000円で山小屋のトイレが使えるだけである。オートキャンプ場は高いだけ。
(3)違った景色が見られる(日本の景色が悪いとはいいたくない):日本の山には(花粉症を起こさせるためだけに植えられた?)杉、(ここは俺たち小役人の縄張りだから庶民は言うとおりに振舞えと言っているような)標識(植物を採るな、柵内に入るな)、木の成長にまかせて展望がなくなった山頂と、不愉快な景色が多すぎる。今回歩いたトレッキングコースの多くが、見通しがよく、案内標識はしっかりしており、花はよく咲いていた。
このように見て来ると、日本を旅行する理由は、海外へ行く費用と時間がいらず手軽であるくらいである。これからしばらくは、海外旅行をしようと思う。