ハイジィさまよい記

徘徊老人が後期高齢者になりハイジィ(徘徊爺(じじい)を省略して徘爺)にパワーアップ(?)

久しぶりの南高尾

2024年05月10日 18時14分19秒 | 日記

ゴールデンウイークが終わり、花粉の季節も終わったので、ハイジイの山の季節が始まる。今日は快晴だが夏日にはならないとの予報なので、近くの高尾山に登ることにした。昔は高尾から小仏城山を通って相模湖に行くか、高尾から陣馬山に行くことが多かったが、新聞で南高尾の記事を読んでから、南高尾に行くようになった。今日は、天気にも恵まれ、お気に入りのコースを快調に歩けた。
高尾山口駅9時発。駅前は、子供の団体がいて混雑していたが、国道20号線を渡って南高尾側は人が少なかった。草戸峠を越えて草戸山に到着。ここから三沢峠に向かうのが普通のコースだが、城山湖に下るコースがお気に入りのコースである。城山湖は水が少なかった。電力調整用の揚水ダムなので、天気のせいというより電力需給のせいだろう。湖畔を歩いて金毘羅宮に寄る。裏が龍篭山になっているようで、龍篭山展望台からの東京や横浜の景色が抜群である。山頂には航空神社もある。それを下って、再び湖畔に出て、城山湖の景色を楽しんでから、道路を山側に進むと、草戸山から三沢峠に向かう道に合流する。その道を進むと、富士山が見えるビュースポットがある。津久井湖から富士山までの緑を楽しめるところであり、数人が昼飯を取っていた。ハイジイもここでコンビニのおにぎりにする。それから大洞山を過ぎて下りになり、国道にかかる橋を渡ると大垂水峠である。
大垂水峠から緑の中を登り返すと小仏城山に着く。茶店でおでんを買い、富士山を正面に見ながら食べる。ここからは帰りで一丁平、紅葉台を越えて高尾山に行く。ここからは混んでいるが、薬王院を通るメインルートを足早に歩き、4時に高尾山口駅。


高尾山まで

2024年05月03日 22時48分10秒 | 日記

(南浅川に鯉のぼる)
ゴールデンウィークの後半の4日間(5月3日(金)~6日(月))は絶好の行楽日和になるらしい。ハイジイは花粉症なので例年は連休明けまで閉じこもっているのだが、花粉の季節が早く終わったようなので、じっとしていられなくなり、高尾山に行くことにした。今日(5月3日)は、高尾山は混雑しているだろうから、散歩を中心にすることにして、家から歩くことにする。
ハイジイは八王子と日野の境の浅川の近くに住んでいるので、浅川に沿って自転車・歩行者道路をひたすら歩く。八王子市役所の上流側で北浅川と南浅川に分岐した後は、南浅川に沿って歩く。つつじの花が咲き、散歩を楽しむ人たちも多い。南浅川にも鯉のぼりが舞っていた。多くの川で見るようになった、初夏の風物詩。高尾駅の近くで、自転車・歩行者道路は終わるので、後は国道20号線を歩く。高尾駅を過ぎて高尾山口駅に至る前に、高尾山の金毘羅台の登山口がある。ここまで3時間で12時。金毘羅台からは八王子と東京の展望がある。好天だが空気の透明度は秋や冬ほど高くなく、スカイツリーは確認できなかった。ここで昼食。そこを過ぎるとメインの登山道に合流して、エコーリフトの山頂駅までの登りが続く。さすがに人が多い。登る人も多いが下る人も多い。若い人がゆっくり登っているのに合わせていたが、火がついてしまったようで、無理のない程度にスピードであげて、混んでいる参拝は割愛して、1時間半で高尾山頂に到着。混んでいるので富士山だけを確認して、比較的空いていそうな稲荷山コースで下山を開始。1時間で下山する。高尾山口駅近くで、川に降りられるようになっており、多くの家族連れが川に入り、魚取りなどを楽しんでいた。高尾駅を過ぎて、再び南浅川に出て、今度は下流側を見て左岸の綾南公園を通って帰る。
自宅~3:00~高尾山登り口~1:30~高尾山頂~1:00~高尾山口~3:00~自宅。これって、歩く幸せかな。海外へ行くのと違って、円安の心配も少ない。

45kmの初詣

2024年01月07日 17時18分51秒 | 日記

新年である。新年と言えば初詣と思う方も多いかもしれない。ハイジイは、人生は確率の問題と思っているので、至って信仰心がない。では、神社仏閣に行かないかというと、多分一般の人より頻繁に訪れているだろう。日本で観光というと、その多くが神社仏閣に城である。京都・奈良と言えばお寺、日光と言えば徳川家康を祀った東照宮がある。山も、岩木山を御神体とする岩木神社や高尾山薬王院など神社やお寺と関係している。歩き回っているハイジイは、旅行でどこかに行くと、神社仏閣にお参りすることになる。
今年は近くの神社ではなく、少し遠くに行こうかと思って浮かんだのが江ノ島である。前回の小田原ー東京100kmウオークでは、江ノ島の前を通ったが江ノ島には立ち寄らなかった。自宅から江ノ島までグーグルマップで検索すると45kmだったので、時速4kmで歩いて11時間。1日の歩きには丁度良さそうである。初詣の人に合わせて、江島(読み方はえのしま)神社は大晦日から元旦は終日やっているようだが、家族の反対にあいそうなので、そこはこらえて、天候の良さそうな日を待つ。
2024年1月5日
1月5日(金)の午後8時に家を出発した。多摩ニュータウン通りから町田街道に出る。町田街道に並行して境川が流れ、境川は江ノ島大橋の傍の海に注ぐ。初めは境川沿いの境川ゆっくりロードを歩く。境川に沿った道路だが、他の多くの川と異なり堤防はない。照明はあり、路面も平坦で歩き易い。今夜は風もなく寒くもない。薄い手袋なので手先が少し寒い程度。厚い手袋も用意してある。前方に照明がなく、暗いところが現れたので町田街道を歩くことにする。町田駅が近づくころは、境川と少し離れてきたようなので、鎌倉街道と交差したところで、鎌倉街道を歩くことにする。しかし、これがまずかった。鎌倉街道は、鎌倉まで続くと誰だって思うと思うのだが。ところが、このブログを書きながら調べると、鎌倉街道は町田市の神奈川県境から府中市に至る延長18kmの都道だそうである。鎌倉街道を歩き出すと、高架橋で鉄道と境川(境川が東京都と神奈川県の県境)を渡り、下に降りられぬまま、国道16号線にぶつかった。鎌倉街道を探しても見つかるはずもなく、国道16号線を歩いてゆけばどこかで、境川を越えるはずと歩き出す。横浜に行く道路なので東に向かい過ぎているため、大和市で国道16号線から離れ、国道246号線が見えたところで、再び境川に合流できた。国道246号線を越えると、快適な境川サイクリング道路が国道1号線まで続く。国道1号線を越えると藤沢橋が待っていた。朝の6時。これまでに何回か通ったはずだが、小田原ー東京ウオークのときは全然思い出せずに、江ノ島からここに来るまでの間に右折して大回りをしてしまった。藤沢橋から一旦境川と別れたが、途中でまた一緒になったので境川に沿って歩く。朝早いのに何人もの人がカヌーを漕いでいる。国道に出て、地下道を通って、江ノ島大橋を渡る。三浦半島の上に雲があり、雲の上から太陽が覗いて、赤く染まっている。反対側には海越しに富士山が見える。江ノ島7時着。10時間くらいで着くと思ったが、11時間かかった。腹が空いて何か食べたいが、こんなに早くやっている店はなく、そのまま江島神社に行く。参拝の人がちらほら見える。神主や巫女は休んでいる時間かもしれないが、神様は休んでいないだろうから、参拝を済ませる。頂上に登り、南側の奥津宮まで行く。そこから、朝食のため片瀬海岸側に戻る。前回行けなかったイートイン付きのローソンに行ったが、荷物が置かれイートインは使用できなくなっていた。それで近くのデニーズに行く。コンビニよりファミレスの方がのんびりできる。朝食メニューは揃っていて良かったのだが、味はあまり好みではなかった。これから歩いて帰ることもできるが、少しのんびりするにして、一度寄ってみたいと思っていた。新江ノ島水族館に行くことにした。開園が10時で、少し時間があったので、海岸に行くと、寒い中多くのサーファーが海の中にいた。10時に水族館に行く。中は多くの子供連れの家族で混んでいた。海月(くらげ)の展示が有名で、海月が優雅に泳ぎ回っている。周りの海で毎日海月を捕まえているそうで、今日は8種類の海月を捕まえたと書いてある。見えたのは1匹だけだったけど。それはともかく、一通り見たので、竜宮城(?)のような江ノ島駅から小田急で帰る。

小田原ー東京100kmウオーク

2023年12月05日 16時27分01秒 | 日記
小田原ー東京100kmウオークというイベントがあった。80歳になったら出てみようと思っていた。最近チェックしたら、東京エクストリームウオーク100というイベントで相模川公園スタートのWESTコースと佐倉城址公園スタートのEASTコースに変更になっていた。小田原ー東京間は100kmかと思っていたが、実際はそれよりかなり短い。箱根駅伝では、大手町の読売新聞前から小田原中継所まで86.7km、ゴールの芦ノ湖駐車場までで107.5kmである。小田原ー東京ウオークでも途中に迂回コースを入れて100kmに調整していたようである。
実は、小田原ー東京間には特別な思いがあった。学園にいたころ陸上部の連中が小田原城ー東京(寮の在った世田谷近くの調布)間を走るということで参加者を募集していた。ホイホイと参加してしまったが、さすがに走り切れず、途中で棄権してしまった。今思い出してみると距離は75kmだったかもしれない。
それで小田原ー東京100kmウオークを一人で行うことにした。イベントに参加するメリットはあるだろうが、参加しないメリットもある。参加費(東京エクストリームウオークは18000円)が不要なのと、天候や都合に合わせて日時を調整できるメリットは大きい。
小田原城
12月3日(日)
午前11時10分に小田原着。出発の12時までに小田原城に行くのとラーメンを食べようと思っていた。まず駅から小田原城に向かう。立派な店はあったがラーメン屋はない。城に着いてから、コースの下見がてらラーメン屋を探しに行く。ラーメン屋が見つかったころには時間が無くなっていたので、コンビニでサンドイッチを買って城に戻る。大急ぎで昼食にして、12時出発。駅前を通ってから国道1号線に出る。海岸線を行くので時々海が見える。国道1号と海の間には、1号線のバイパスの西湘バイパスが通っているので、バイパス越しの海である。大きな建物や工場はなく、一般住宅が多い。歩いていて直ぐバランスが悪いのに気が付いた。右足はよく前に出て歩幅が広いのだが、左足が思うように動いてない。主に右足で歩いているようだ。
今日は、湘南国際マラソン大会が行われているようで、二宮町から江ノ島まで交通が規制されている。マラソン大会関係者のバスが次から次と通る。マラソン大会には、こんなに多くの人が係わるのかと驚く。大磯駅を過ぎてから国道134号線に入る。海岸に沿って松林を切り裂いた道路で西湘バイパスの続きのようである。人家はなく、整備された道なので気持ちが良い。4時半前には日が沈み、暗い中を歩くことになった。江ノ島が近づくとマクドナルドやファミレスもあったが、ローソンのイートインで食事にしようと思っていたので無視。午後7時前江ノ島入口到着。時速4kmで8時15分到着と見込んでいたので、ここまでは順調だった。ローソンのイートインを探したが、場所を少し勘違いしていたようで、断念してファミマで立ったままでおにぎりを食べて、直ぐに出発。ここから戸塚駅までが道がわかりにくいと思っていた。思っていたより早く右折の分岐で戸塚行きの標識を発見したが、思っていたところと違うようなのでそこは素通りした。しかし、駅の表示が出てきたのを機に右折してしまった。スマホで地図は見ているのだが、住宅地図なので道路が見にくいのと、細かく地図を見るのが面倒臭くなっている。そんなわけでかなり遠回りしたがどうにか1号線に合流した。まずいことに右脚が痛くなりだした。右脚を使い過ぎたせいだろう。戸塚駅には10時45分着。予定が11時15分だったので、まだ時間内だがかなり遠回りをした。幸運なことに、24時間営業のマックがあったので、そこで少しのんびりすることにした。夜の寒さに備えて上半身にシャツを追加し、下半身にパッチを着込む。少しボーットしていたら眠気も取れた。11時半出発。
12月4日(月)
駅ビルのトツカーナモールの出口で迷い、国道1号線でも、バイパスの横浜新道に行ってしまったようである。また遠回りして国道1号に合流する。右脚をかばって、右膝を棒のように使って、左脚で主に歩いていたのだが、どういうわけか左足のかかとの部分が地面に強く当たるようになった。最初は気にしてなかったのだが、それが激痛を伴うようになった。それで右脚も動かして普通に歩くようにした。横浜駅着4時。予定は2時15分着で、100kmとの距離調整のため、2時間ほど夜景見物をすることにしていたのだが、十分に距離調整をしたので、夜景見物は次の機会に取っておくことにする。国道1号線から国道15号線の第1京浜に入る。ここからは1本という感じである。6時になって明るくなりだす。7時40分に多摩川を渡って東京に入る。気分的にはゴールが見えてきた感じ。信号で止まることが多くなった。細い路地のような道路の多いところに第1京浜を通過させたので、路地ごとに信号がつけられたようである。歩道を歩いてゆくと交差点で横断歩道も歩道橋もなく、100mくらい戻って道路を横断して反対側の道路に行くこともあった。鈴ヶ森の刑場遺跡を通った。昔は森で覆われていたのだろう。道路標識には日本橋までの距離が刻まれているので、日本橋まで行こうかとも思ったが、小田原城からは江戸城に行くのが良いだろうと思い直し、12時45分に皇居到着。それから1時に東京駅着。
こうして、亡くなるまでにはやろうと思っていた小田原ー東京ウオークを成し遂げた。12月3日の12時から4日の13時まで、25時間かけて100kmを歩いた。心配した眠気は感じなかったが、右脚が痛くなり力が入らなくなった。左足のかかとは靴ずれなのか、当たると痛い。やはり、連続しての100kmウオークは負担が大きいようだ。夜歩いても、あまり面白くない。100kmのエクストリームウオークに参加する必要はなくなったから、長距離を歩くにしても、夜は寝て昼間歩くことにしよう。

皇居、二重橋前から

富士山一周(3)

2023年11月18日 10時11分46秒 | 日記
11月16日(木)
今日は距離が少し長いので朝5時に村山浅間神社を出発。国道469号線は富士山の中腹を通り、人家はないが、車は多い。子供の国やサファリパーク、十里木高原のそばを通過して、須山から須山浅間神社を通るルートを選んだ。469号線をショートカットするようだったが、道が狭いわりにトラックが多く、あまり正解ではなかった。また国道469号線と合流し、自衛隊の駐屯地越しに富士山を見ながら進む。グーグルマップでショートカット気味に山中湖を目指すが、グーグルマップのナビは、姑息に少しでも短い距離を選ぶが、錯綜した道を選ぶので、音声案内がどこを指しているのか混乱したり、道がなかったりで、使い勝手が悪い。それはともかく、どうにか国道138号線に出る。一息つく間もなく、標高1104mの篭坂峠までの登りである。さすがに長い。篭坂峠からは一気に山中湖に下る。昼飯はコンビニのおにぎりを公園で食べただけで、少し腹も空いてきたので、飲み物と軽食を期待していたが、適当な店もないので、結局セブンイレブンで飲み物とコロッケを買って店の外で食べた。せめてファミマのイートインで食べたかった。山中湖の西端を出発したのが4時半で、これから暗くなり寒くなってくるし、さすがに足の裏が痛くなりだしたので心配したが、富士吉田に向かって少し下っているようで、暗い中を快調に進んで、午後6時過ぎに富士山駅に到着。距離58km、13時間。
キャンプ道具を背負っていたので、少しは荷物はあったが、時速4km以上で100km以上歩くことができた。エマージェンシーシートを使えば、仮眠も取りやすそうで、エクストリームウオークの100km歩きも難しくはなさそうだ。しかし、浅間神社がいくつかあったが、お参りはせず、そばを通過してしまっただけだったので、今度は3日かけてもう少しゆっくり見物して歩こう。
(東京オリンピックのロードレースのコースを記念したモニュメント)

富士山一周(2)

2023年11月18日 08時24分48秒 | 日記
11月15日(水)
朝6時にキャンプ場出発。富士山に向かって南に進む。最初は薄雲の中に富士山の天辺だけが見えていたが、やがて富士山全体が見えるようになった。しかし空は雲に覆われているようである。国道139号線、通称富士パノラマラインに合流し、ここから反時計回りに、富士山を左側に見ながら一周する。道の駅なるさわはまだ閉まっているので素通り。富士山は木の陰に隠れて見えなくなり、後方にあるのだろうと思っていると、急に前方に現れたりする。西湖や精進湖を見ることなく通過し、本栖湖は立ち寄ろうかと思っていたが、道路標識では500m離れているのでやはり通過。道路から湖面がわずかに見える。山梨県では青木ヶ原樹海等で木が多くて展望が利かなかったのが、静岡県に入ると一変して、すすきの原が続き富士山がよく見えだした。朝霧高原になったようである。12時に道の駅朝霧高原に到着。食堂で昼飯を取り、これから先コンビニがない場合に備え夕食分の食糧も購入(実際は、コンビニはあった)。1時に出発。南に向かっていた国道139号線の富士宮道路から、北山の交差点で東に向かう国道469に変更して、御殿場を目指す。少しずつ人家が減ってゆく。午後6時に村山浅間神社に到着。綺麗なトイレがあり、案内所の周りにはベンチも用意されていたので、今夜はこの辺で野宿をする。距離52km、12時間。予定通りである。
朝霧高原からの富士山

富士山一周(1)

2023年11月17日 19時37分29秒 | 日記
小田原ー東京100kmウオークという催しがあり、いつか出てみたいと思っている。ロングトレイルウオークはいろいろなところで行われており、富士山を一周するロングトレイルを見つけた。富士山の周りを徒歩や自転車でいろいろなルートで回っているようである。富士山一周の定番のコースはないようで、催しにより距離はいろいろだが、最低でも100km+αのようである。富士山が雪化粧をして写真写りも良くなったので、富士山一周をして見ることにした。ウルトラウオーキングは25時間くらいで100kmくらいを歩くことが多いが、夜眠らないで丸1日歩くことに価値は見いだせないので、50km歩いて、寝て、また50km歩くことにする。最初は宿泊施設に泊まることを考えたが、コースは人家の少ないところを通っている場合が多く、宿泊施設を見つけるのは難しいので、キャンプをすることにした。
秋に富士山に行くのだから、有名な冨士見スポットの新倉(あらくら)富士浅間神社と河口湖畔のもみじ回廊も訪ねることにした。
11月14日(火)
富士急行線の下吉田駅に10時に着いた。駅から10分で新倉富士浅間神社に着くが、車が溢れて渋滞していた。外国人観光客が多い。桜の名所だが、紅葉もそこそこある。富士山と忠霊塔(五重塔)のビュースポットは観光客で溢れていた。2組のカップルがウエディングフォトを取っていた。写真を取ったら、そのまま山を登り新倉山山頂に着く。山頂と言っても展望はなく、少し下って直ぐもっと大きな登りになり御殿という展望場所に着く。それを過ぎると河口湖から三つ峠山に向かうルート上の霜山に出て、川口湖畔の浅川バス停に下る。
そこから、湖畔に沿って歩き河口湖の北東に出る。湖畔に沿って紅葉が色づいており、富士山、河口湖、紅葉の絶景が広がっている。その広場の西の端の梨川沿いに紅葉が植えられていて、もみじ回廊と呼ばれているが、木が密生しており、日当たりが悪いのと、温度が十分に下がってないせいで、紅葉にはまだ早いようである。
それから戻り、河口湖大橋を渡り、橋の近くの河口湖ニューブリッジキャンプ場に泊まる。オートキャンプ場ができてからは馬鹿高のキャンプ場が多いが、ニューブリッジキャンプ場は1人1650円と良心的所である。11月になって寒さを心配したが、秘密兵器のエマージェンシーシートを使ったら、熱を遮断するので、寒さを全然感じずによく眠れた。
定番の新倉富士浅間神社の忠霊塔(五重塔)と富士山

鋸山・富山・伊予が岳(2)

2023年10月25日 16時28分46秒 | 日記


(右が岩が突き出た伊予が岳南峰、左が北峰)
10月24日(火)
岩井駅からコミュニティバスで天神郷(伊予が岳登山口)に行く。バスの運転手さんに伊予が岳登山口に行くことを話しておいてよかった。どこを走っているかわからないうちに、運転手さんから目的地に着いたことを教えられた。割と急な道を登り、山頂近くの展望台に着く。そこから南峰まで急な岩の登りで、ロープが何本も垂れている。足がかり手掛かりがあるので、そう難しくはないが、それでも滑落の危険性はある。伊予が岳南峰(336m)からは富山が正面に見える。それから北峰に行き、ぐるっと回って展望台に戻るが滑りやすい斜面で苦労する。展望台から少し下ると富山への道があり、それを辿ってゆくと普通の道に合流し、富山北峰(349m)まで続く。そこに展望台があり、東京湾が臨める。そこから下り、南峰が良くわからないまま下り、福満寺に着く。ここからは道路に出て、途中でチェックすると、岩井駅の到着予測時刻が予定より1つ前の電車の時刻に3分遅いと出てたので、駆けたり早歩きしたりして急いでいると、年配の女性が車に乗るように申し出てくれたので、乗せてもらう。
木更津で下車してアクアラインで海ほたるに寄る。景色は、島に行くときに船で見たのと同じだろうが、しゃれた店や設備があり、楽しい。それから川崎に出て、家に戻る。
千葉の有名な山に登り、海ほたるにも行けて、満足。
伊予が岳から見た富山(とみさん)北峰(右)と南峰(左)

鋸山・富山・伊予が岳(1)

2023年10月25日 13時53分40秒 | 日記
(東京湾展望台からの展望)
吉田類さんが若い(若くない人もいるが)美人と低い山に登り、登山後に酒を楽しむ、「にっぽん百低山」という羨ましいテレビ番組がある。画家の小林泰彦さんの「日本百低山」を基に低山を歩いているそうで、深田百名山も含まれていて、山の選定には異論もあるだろう。酒は飲めないし、女性には縁のないハイジイではあるが、旅行で地方都市に行くと、近くの低山にはよく登っている。吉田類さんが千葉県の鋸山を南果歩さんと登っているのを見て、千葉県には高い山がないし、東京の中心を越えて行かなければならないので、あまり行ったことがなかったことに気が付いた。鋸山には、会社の旅行で行き、ケーブルカーで登ったような気になっていたのだが、何も思出せないので、行ったことがなかったのだろう。それで登ることにした。そこで地図を見ているうちに、近くに伊予が岳を見つけた。笹本稜平の「山狩」の舞台なので名前だけは知っていた。その直ぐ近くに富山(とみさん)があり、「南総里見八犬伝」の舞台ということなので、これらを登ることにした。
10月23日(月)
自宅を7時頃に出発したが、鋸山の最寄り駅の浜金谷に着いたのは11時過ぎである。駅から鋸山登山の案内標識があるので、それに沿って歩く。観月台コースと車力道コースの分岐で観月台コースを選択すると、長い階段で約150m登る。低山だし荷物も軽いはずなのだが、何故か疲れる。その後は岩切場の跡を見ながら進み、12時半に東京湾展望台に着く。東京湾越しに富士山が見えるのに加え、三崎半島や大島も見え、素晴らしい景色である。ここで昼飯にする。そこから登ったり下ったりを繰り返して、13時10分に鋸山山頂(329m)に着く。狭い山頂で海が少しだけ見える。そこから戻って、日本寺に行く、山頂展望台に上った後は、適当に下りながら、大仏を見てから保田駅に向かう。低い山があちこちにあり、セイタカアワダチソウの黄色い花が咲いている。電車で千葉を過ぎた後、よく目にした景色で千葉の特徴のように思えてきた。保田駅への標識とともに道の駅保田小学校の標識があったので、少し遠回りして道の駅に寄ってから保田駅に4時に到着。保田駅から電車で岩井駅に行く。今日はここで泊まる。
(休耕地にセイタカアワダリソウが茂る)

蓼科湖・白樺湖・八島湿原・諏訪湖(3)

2023年09月30日 19時49分36秒 | 日記
(中山道古峠 あいにくの雨が古さを強調する)
9月28日(木)
目覚めると雨が降っていた。5時頃歩き出す。ビーナスラインを横切って、中央分水嶺トレイルと中山道の標識がある。間もなく、古峠に着く。峠の案内板を見て、やっと思い出した。東京の板橋から高崎、碓氷峠、上田を通った中山道は上田から方向を変えて和田峠を越えて諏訪湖に向かうのを。この辺の道路は複雑で地図を見てもよく理解できなかった。それはともかく、三峰山を経て美ヶ原に向かう道はしっかり整備され、熊笹の草原が続いている。雨は降ったりやんだりだが、草原で遮るものがないので風が強い。三峰山頂が近づくと、風はますます強くなった。熊笹の草原なので、岩場と違って大丈夫だろうと前進したが、雨も強く降り出し、撤退せざるを得なくなった。戻る途中、分岐があり、右から来たのは知っていたが、左の道でも同じところに着くのだろうと、左の道を取ったら、ビーナスラインの三峰山登山口の駐車場に降りた。道路に降りると風は弱く、雨と霧の中を和田峠農の駅に戻る。店は今日も開いてない。ここでは携帯も使えない。宿泊施設がないので、天気の回復を待つのも困難である。駐車していた車があったので、天気やバス停について聞く。バス停は近くになさそう。諏訪方面の道路を教えてもらう。その道路を進んで行くと長いトンネルを抜ける。実は、これは和田峠トンネルで、和田峠の下を通っており、昨日歩いたコースや八島湿原から和田峠のビーナスラインの下を潜っていた。トンネルを抜けると下諏訪町で、中山道の標識もある。国道142号線だが山の中なので、栗がそこかしこに落ちている。小さい栗なので商品価値がないのだろう。ぶらぶらと栗を拾いながら下る。やがて、新しい国道142号線に合流する。ここからは空も広がり、携帯も使えた。諏訪湖まで10kmとのこと。バスはないようだが、楽に歩ける。ただ、トラックが脇を通り過ぎていくのが嫌だった。やがて木落し坂、諏訪神社下社、下諏訪駅のそばを通り、諏訪湖に着く。まだ雲は多いが、日が出て暑い。諏訪湖に沿って上諏訪駅まで歩きあずさで帰る。甲府からは完全に晴れ、富士山が良く見えた。この日は、全国的に晴れて真夏日を記録したようだ。美ヶ原には行けなかったが、十分に歩いたので満足だ。今度は、中央分水嶺トレイル(長門牧場ー白樺湖ー霧ヶ峰ー美ヶ原)にトライしてみるか。