ハイジィさまよい記

徘徊老人が後期高齢者になりハイジィ(徘徊爺(じじい)を省略して徘爺)にパワーアップ(?)

2017年の旅の終了

2017年08月21日 17時40分33秒 | 旅行
今年の旅は、平地の暑さと山の天気の悪さもあって、少し早めに切り上げた。それでも百名山9座を登り、琵琶湖を自転車で一周し、四万十川をファルトボートで下って、当初の目標は達成した。今年は天気が不安定で高い山に登ると雨にあった。眉山や賤ケ岳などの低い山では天候に恵まれ景色を堪能したが、低い山なら秋に登る方がよい。これまでは梅雨明け後に山に登ることが多かったが、これからは旅の季節は考え直した方がよさそうだ。
百名山98座を登り、九州の祖母山と霧島山だけを残すだけだが、そのために九州まで旅行する気にはなれない。九州を旅行する気になるまで、お預けとしておこう。歩き遍路を見たが、薄汚れて汗臭そうなイメージでやる気が起きなかった。日本で行きたいところがなくなってきたので、海外に行く時期なのだろう。それが、スイスになるか、ネパールになるか、他の国になるかはまだわからないが、徘徊老人はまだまだ歩き回ることになろう。

帰還

2017年08月20日 22時07分38秒 | 旅行
渥美半島の伊良湖岬を巡ってから、御前崎で灯台に登る。水平線は円になっているが地球の丸みを感じるほどではない。
吉田から東名高速に乗る。丁度日曜日になり渋滞を心配していたら、事故が発生して帰りは午後8時を過ぎていた。

恋路ヶ浜にはまゆう咲き乱れる

鯖(さば)

2017年08月19日 19時34分48秒 | 旅行
天橋立の朝が静かに明けて、釣りをしている人たちがいる。車を走らせながら、高いところから天橋立を見たいと思っていると成相寺への道路があった。行ってみると、朝早いので閉まっていることにはなっているが、地元者用の駐車場があり、展望台に行けるようになっている。その展望台からの眺めは絶景。海と陸と山とが一体となって目を奪う。
山陰海岸に沿って舞鶴に行き、山の上の公園から舞鶴の景色を楽しむ。「岸壁の母」で舞鶴に興味があったわけだが、引揚記念館は重そうなのでパス。
高浜町とおおい町を通る。立派な道の駅や運動場がある。原発成金で設備は素晴らしそうだ。
小浜(おばま)から琵琶湖に向かって走り出す。国道303号線だが、昔は鯖街道と言われ、小浜から京都に向かって鯖などの海産物が運ばれた道である。熊川宿が保存され、道の駅に鯖街道の資料館がある。琵琶湖沿いの道の駅で鯖定食を食べたのだが、鯖寿司定食があり、鯖定食があり、焼き鯖定食があり、日替わり定食が鯖で、鯖定食も焼き鯖定食も鯖寿司なので、皆同じようであった。
琵琶湖に出てからは高速に乗り、愛知県の豊橋市に来て宿泊。明日伊良湖岬に行くつもりだ。

成相山頂からの天橋立

大山(だいせん)

2017年08月17日 18時23分59秒 | 旅行
下山(しもやま)キャンプ場の朝は、夜が明ける前に、駐車場からの騒音で明けた。大山登山者が車で続々と到着して、話し合っている。朝早く起きたので、5時半に出発する。夏山登山口からのコースタイムが往復で5時間である。大山が崩れているということで、登山道はよく整備されている。2時間半足らずで山頂に達する。例によって、霧に包まれ、少し雨になった。98座登頂。
下山後、鳥取市に移動して鳥取砂丘を歩く。砂丘近くの柳茶屋キャンプ場に泊まる。鳥取市が管理する無料のキャンプ場で、無料ながら設備はよい。しかし、たばこの吸い殻が多く落ちているのに加えて、ルールがほとんど守られていない。例えば、場所取り禁止となっているが、駐車場には場所取りの椅子がおいてある。車はキャンプサイトに入れるなと書いてあるのに入れてある。キャンプサイトであった人と話したらブラジル人とのことだった。外国人が多いようである。多くのテントが設営されていたが、人はあまりいない。午後7時頃には食事を終え、テントで寝ていると、7時半ころから周りが騒々しくなりだした。8時頃からギターがかき鳴らされ、大音量で歌が歌われた。耐えかねて、徘徊老人はテントを持ってキャンプ場の隅に移動。それでも、10時以降は少し静かになり、朝5時に老人が起きるころには静かになっていた。このキャンプサイトは夜と昼が逆で、昼はどこかで寝ていて、夜騒ぎに来るようである。

前日見えた大山

大山登山口

2017年08月16日 18時04分58秒 | 旅行
岡山と言えば吉備だんご、吉備だんごと言えば桃太郎、桃太郎と言えば吉備津彦(桃太郎のモデルと言われる)、吉備津彦と言えば吉備津神社と言うわけで、岡山に来たので吉備津神社に寄って行く。神社の造りと長い回廊が印象的である。
それから岡山県から山を越えて日本海側の鳥取県に出る。展望台があり、大山(だいせん)がよく見えた。しかし、大山に向かって走るころには、山に雲がかかった。大山の登山口に無料の駐車場と有料のキャンプ場があり便利である。
キャンプの受付をしてから大山寺(だいせんじ)に参拝に行く。奥宮は大神山神社になっている。古い建物で、由緒正しそうである。お寺の下には参拝者用の旅館が並んでいる。直ぐ下に日本海が見えて広々としている。

吉備津神社

岡山

2017年08月15日 20時06分08秒 | 旅行
祖谷(いや)を出てから、銭形砂絵が有名な琴弾(ことひき)公園と直ぐ近くにある68番札所神恵院および69番札所観音寺に寄って行くことにした。琴弾公園に行くと車を下に停めることもできずに山の上まで行って銭形砂絵を見た。山を下りると直ぐに同じ場所に神恵院と観音寺があり参拝者にはありがたいかもしれないが、立派なお寺というわけでもない。歩き遍路の人もちらほらいたが、薄汚れて汗臭そう。
瀬戸中央自動車道で瀬戸内海を渡り、岡山の東横インにチェックインする。岡山城と岡山後楽園に行く。岡山城は黒塗りで烏城と呼ばれており、なかなかどっしりして立派だが鉄筋コンクリートの模造品なので入る気はしない。後楽園では散歩を楽しんだが、それほどの名園とは思えなかった。

後楽園から岡山城を臨む

徘徊老人大ぼけ小ぼけ

2017年08月14日 17時28分32秒 | 旅行
黒瀬キャンプ場は河原で下が砂で、虫も少なく気持ちがよい。キャンプ場で一緒になった青年は、昨日宮の前公園からゴムボートのようなカヤックできて、今日は伊野まで下るという。瀬が浅くてボートの底を擦ってしまうとこぼしていた。ファルトボートで下れるかどうか、宮の前公園まで行ってみる。川の水量が少なすぎるようなので断念して、次の目的地大歩危に向かうことにする。
大歩危は非常に混雑しているかと思ったが、道の駅大歩危にスムーズに駐車でき、付近の散策や遊覧船で大歩危峡を楽しんだ。水は恐らく仁淀川より青く、周りの岩が美しい。しかし、今は車用の道路ができ、大歩危・小歩危の名の由来ともいわれる「大股で歩いても危険、小股で歩いても危険」を体験するすべはない。その後、かずら橋に行ってみる。さすがに混んでいたので、渡らずに見るだけにする。
祖谷(いや)川のそばの祖谷ふれあい公園でキャンプ。

川下りの青年出発す。

仁淀ブルーを探して

2017年08月13日 17時48分41秒 | 旅行
四万十川市から海沿いを走り、仁淀川河口の仁淀大橋を渡ってから仁淀川に沿ってさかのぼる。川で多くの人が遊んでいる。若者は水上バイクで、家族連れは川遊びで。仁淀川河原の黒瀬キャンプ場でキャンプ。子供連れの家族が多い。水は澄んでいるが、今の時期ブルーまではいかないようだ。

仁淀川

四万十川下り(中村~河口)

2017年08月12日 18時49分30秒 | 旅行
江川崎のカヌー館から四万十川市(旧中村市)まで車で移動し、赤鉄橋そばの河川敷に車を駐車して、河原に停泊したファルトボートに行く。驚いたことに夜のうちに水位が上昇し、カヌーのともの方が水に浮いていた。念のために舳先を岩に括り付けておいたのが役に立った。そうしなかったら、ボートが流されていたであろう。たぶん、海が近いので潮の干満の影響を受けたのであろう。
ここからは河口まで9kmくらいで瀬もない。正面に日を受け、背中を風に押されて進む。中間の橋を越えて進むと、やがて川の先は開けた空間になり、左岸はコンクリートの堤防のようになった。堤防を抜けて太平洋に出た後は、逆流と逆風のなかを必死で戻る。それから中間の橋まで戻った。流れが強くなりこれ以上戻るのが大変になったので、そこで上陸して、赤鉄橋まで約1時間歩き、車でボートを回収して四万十川の旅は汗と暑さのうちに終わった。
観光案内所があったので宿について聞くと、お盆で満杯だという。赤鉄橋そばのキャンプ場は無料だということで、またキャンプになった。河川敷のなかなかよいキャンプ場で、近くの家族とオートバイのライダーに人気が高いようである。

河口間近