60cm水槽で川魚を飼っている。池でとってきたときは、皆同じに見えたが、今では違いがはっきりわかる。頭部が丸くずんぐりしているのがカワムツで、なぜか俳優の小手伸也さんに似ているようないないような。それから口元が細くなっていて、背中にかけて高くなっているのがモツゴ。それらとは別種と思われる側線がないのも少しいる。
カワムツの平均寿命は3~4年だそうで、まだ成魚になっていないかもしれない。悠々と泳いでいる。モツゴは寿命は3年くらいで1年で成魚になるようで、繁殖行動を始めているようで、他の魚を攻撃し続けている。この時期オスが攻撃的になるので、他の魚との混泳は避けるべきと、インターネットは言っている。魚の数は多い方が見て楽しいと、もともとかなり多く水槽に入れているので、モツゴのオスが他の魚を攻撃すると、かなりの混乱状態になっている。
対策を取るべきときが迫っているようである。道徳的に正しい解決策は、水槽を増やすことだが、家族の不和を引き起こしかねない。多い分を元いたところに戻すというのも一案だが、専門家の中には反対する人も多いだろう。もっとも専門家の偏狭な見解など信用していないが。多い分を食べるというのも資源の有効利用だろうが、食べる気にもならない。このまま放置するのは、動物愛護条例違反ということになるのだろうか。もう少し検討しよう。