ハイジィさまよい記

徘徊老人が後期高齢者になりハイジィ(徘徊爺(じじい)を省略して徘爺)にパワーアップ(?)

復活の生藤(しょうとう)山

2022年10月02日 20時01分41秒 | 日記

ハイジィは76歳になってしまった。

75歳の時にいろいろ計画していたのだが、5月15日に自転車で転倒して鎖骨骨折をして、5月31日に手術をした。それから4か月経って、その間に計画していた、新潟へのサイクリング、太平洋から日本海までの富士・南アルプス・中央アルプス・北アルプス縦走、マイカーの廃車までにファルトボートでの那珂川下り、ができなかった。廃車だけは済んで、今の体力ではファルトボートの運搬は難しいだろうから、いずれ廃船することになるだろう。サイクリングは、Eスポーツバイクなので旅行も可能なのだが、転倒すると骨折するようになってしまったので、プロテクタなどの対策を取らないと危なすぎる。山で転倒して骨折したら、ヘリコプターで運んでもらうことになりそうで、山登りもあまり無理はできなさそうだ。

今年の夏は暑く、骨折手術、そのうえ寝返りが打てなかったせいか右腰が痛くなり、テントを持って高山に行くことはできず、低山は暑いので敬遠して、川や池に行ってたが、涼しくなったのでいよいよ山に登りだすこととした。

10月2日(日)に生藤山に行くことにした。今回のコースは、「関東ふれあいの道・富士見のみち」でもあり、陣馬高原下~和田峠~醍醐丸~生藤山~浅間峠~上川乗までのコースタイム5時間40分のコースである。高尾駅から陣馬高原下までのバスは、臨時の急行バスが出ていたが満員だった。陣馬高原下を9時半頃出発して和田峠に向かう。自転車のブームらしく、多くのロードバイクが坂をものともせずに上って行く。和田峠から生藤山への山道に入る。奥多摩耐久レースのコースになっているせいか多くのトレランの人たちが抜いて行く。ハイジィがのんびりしている間に、世の中はレースに向かって進んでいたようだ。富士見のみちと銘打っているが、富士山が見えるのは山の神の近くのビューポイントと茅丸の山頂だけ。ビューポイントで昼食にする。小さい山栗が落ちていたので、拾いながら歩く。このコース最高峰の生藤山も展望がない。アップダウンを繰り返しながらピークを幾つか越えて浅間峠から上川乗に下る。上川乗バス停着3時40分。5時間40分のコースを6時間10分かかったが、栗拾いの時間も含めるとコースタイムで歩いたといえるだろう。まだ、登れそうである。