(冬でも魚は泳いでる)
今日は大晦日である。
いつもの年は、年末から新年は仕事をしていたのだが、今年は、仕事を少なくしたのに加えて、翻訳会社のビルのメンテもあって、年末から正月は仕事がなく、久しぶりにのんびりした年の瀬を迎えた。それで今年を振り返って見ようと思う。
新潟県の村上での集まりに併せて自転車での新潟旅行と、75歳になってハイジイになったことからアルプス縦走を計画したが、5月に自転車で転倒して、鎖骨を骨折してしまった。自転車道の車止めに接触して転倒したのだが、転倒したときは車止めになぜ接触したか分からなかった。今は、体幹が弱くなっているのと、身体が左にかしぐようになっているので、約100km走って少し疲れが出て、身体が左に傾いていたのだと思う。そのため、目の位置と自転車の中心線がずれており、自分では車止めの中心を通ったつもりだったが、実際の自転車の位置は10-20cmくらい右だったのだろう。骨折以上の問題は、自転車で簡単に転んで簡単に骨折してしまうということで、安易に自転車に乗れなくなったことである。
それに加えて、高齢者の運転事故が多いので、75歳になって車検が来たところで廃車して免許も返納した。そうなると重い折りたたみボートを持ち運ぶのも困難なので、廃船ということになるだろう。ということで、アウトドアをいろいろやってきたが、そろそろ引退?が近づいたようだ。
自転車や山歩きは少なくなったが、良かったことは、散歩で、山側より、川沿いを歩くことが多くなり、用水路に沿って歩いていると、魚を多く見かけたので捕まえることにした。調べるとペットボトルで作れる「びんどう」があり、やってみると、それなりに魚が捕れたが飼うつもりはなかったので写真を撮って放流していた。それで魚に興味を持って、メダカ鉢とメダカをか買ったが、夏の暑さもあり、全部死んでしまった。それで、びんどうで捕った魚を飼うことにした。メダカ鉢に加えて50年も使わなかった60cm水槽も倉庫から出してきて飼い出したが、屋外で飼育していると苔が生えて水が濁り、魚が死にだしたので水槽は屋内で飼うことにした。昔は魚が死んでもはっきりした理由が分からなかったが、今はインターネットでいろいろ調べられるので、有毒物の発生や水替えの必要性、水替え等の際に魚にショックを与えないようにすること、などなど今まで知らなかったことが分かった。自然の水景を水槽の中に作るアクアリウムも人気のようだが、こうなるともう美術や芸術の域か。
散歩をしながら、用水路、池、川を魚に注意しながら見ていると、魚の種類や場所や大きさが変わるものの魚はいつでもいるようだ。いつまでもテントを背負って高い山には登れないだろうから、それそろ別の道も見つけるときか。