西風に吹かれて

日本の西端にある基地の街から、反戦や平和の事、日々の雑感を綴ります。

付替え道路工事再開106日目

2017-01-13 18:48:49 | 石木ダム
今週ダム事務所からやって来たのは、連休明けの10日だけだ。

週末の今日あたりやって来るのではないか…そう思った矢先、ダム事務所前で監視を続けている支援者から連絡がきた。

「業者がヘルメットを被り、出発の準備をしている。」とのことだ。

「さあ、来い!」掛け声をかけて、ネットやプラカードを用意しゲート前に並んだ。






今日もゲート前の総勢は20名を越えている。



所長も次長も、毎回毎回、同じ台詞を繰り返すだけで、こちらからの質問には何も答えない。







ダム事務所の職員と一緒にやって来る業者3社のうち1社は、先月12月15日で工期終了だったのにまだやって来ている。

「工期が終了したのに、来ているのはなぜなのか?おかしいではないか?」とこのところ所長や次長に問いかけていたが、「答えません。」とか「ノーコメント」と言われ、完全に無視されるときもあった。

どうやら工期延長をしているらしい。

だとすると、他の2社も今月いっぱいの工期だが、延長する可能性が大きい。

昨年の7月25日から座り込みを続けているので、もう半年になろうとしている。 いつまで工期延長をするのか分からないが、こちらも腹を括って座り込みを続けなければならない。


建設予定地の川原(こうばる)は、川棚の街中より2度は低いといわれるほど冷え込む所だ。



今朝も指先が冷たく、急いで七輪で炭を熾しゲート前に運んでみんなで暖を取っていたのだが、その七輪を見て所長が「道路にそのような火を置いてはいけない。」と言う。
「私が道路管理者だったら、注意しますよ。」とも言った。



いま所長はこの場所の道路管理者ではないのだろう。だったら、ここの道路管理者に言いつけて、私たちが七輪で暖を取ることを止めさせるつもりだろうか?

可能性は十分にあるのだ。

ダム事務所前に立てた看板が違法ではないかと、県北振興局に通報したのもダム事務所だったからだ。


どうなるかはわからないが、地権者の皆さんが座り込む私たちのために焼いた炭だ。

これからも、ゲート前で大事に使わせていただくつもりだ。




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