西風に吹かれて

日本の西端にある基地の街から、反戦や平和の事、日々の雑感を綴ります。

新年初めてのゲート前座り込み

2016-01-12 20:55:10 | 石木ダム
2016年1月12日、今日が新年になって初めてのゲート前の座り込みだった。



地権者の皆さんたちは、年末も年始もなくて毎日ゲート前や岩屋の監視小屋を気にしながら過されていたが、8日から揃って阻止行動を始められたのだ。

私たち支援者は「よかよ。連休明けから来るようにせんね。」というS子さんの言葉に甘えさせてもらって、今日からの座り込みとなった。

昨年の7ヶ月に渡る阻止行動は、体力に自信のあるさすがの私でもバテ気味の日々が続いていたが、2週間の休暇ですっかり元気を取り戻したところだ。

今日は、久しぶりに皆さんと顔を合わせ「今年も宜しくお願いします。」のはずんだ挨拶がそこここで交わされた。

テントでは「ぜんざい」が振舞われて、みんなはしゃいで食べていたのに、ダム事務所前で見張っている支援者からワゴン車が出発したとの連絡が入る。





みんなあわててゲート前に並びワゴン車の到着を待った。



しかし、ワゴン車はゲート前を通過し、岩屋の監視小屋へ向かって行く。

待っていると15分ほどして戻ってきて、所長と2人の職員が車から降りてきた。




そして所長は今年初めての熱弁をふるった。

私たちが裁判をおこしたことで、より厳しい対応をしなければならないだろうこと、しかし工事は進めなければならないこと、私たちが阻止行動をしているからと言って工事をやめるわけにはいかないこと、出来れば円満に解決したいこと等々。

2016.1.12ゲート前の所長


う~~ん、何か矛盾してない?

円満に解決するためには、あなた方が「ダム建設を中止します」と言うだけでいいのに。

まあ、県のトップたる知事が「石木ダム建設中止は一人では決められない」と言ったとの噂も伝わってきている。

情けないな~。前知事で国会議員のKだとかその姻戚関係にあるTだとかにお伺いを立てないと長崎県の公共事業の是非は決められないのだろうか?

ともかく、私たちは必要でもないダム建設中止に向けて、今年も阻止行動を続けていくだけだ。


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