にゃぁとよべばふりむきます

日々のことつれづれ。更新さぼりがちです。

石のハンコ:初めての篆刻体験

2009-03-13 09:13:32 | ちまちまつくる

石に彫る『篆刻(てんこく)』を体験しに巣鴨・大塚界隈まで行ってきました。
株式会社マスミ マスミ道場の一日体験
約4時間計2点作成。硬い石に細かく彫るので肩は凝っても楽しいよ!落ち着いて彫れば、
硬いぶん力は要るが、消しゴムはんこより削り過ぎによる失敗は少ないかなー。

まずは『美』
字体:鳥蟲篆(ちょうちゅうてん)
20mm×20mm×高さ50mm
次は文様

12mm×12mm×高さ50mm
講師の多田文昌先生は、各地のカルチャースクールで教えたり、著書を
出版されてたり。

博識で、話題は漢字の成り立ちから古代文明・篆刻印の活用方法・合羽橋の穴場・行き
つけの中華料理店まで多岐に渡り楽しい。何よりユルいあの感じがイイ! 失敗しても
あ ぜぇーんぜんだいじょうぶです~」「そんなの失敗じゃーないから~
かる~く受け流してもらえるから、恐れず突き進め。

石の下準備処理もデザインも今日は先生がしてくださるとのことで、今日のところは石を
選んでただ彫るだけ。でも図柄が細かい&石が硬いから神経つかいます。終わったら手
はブルブル肩がガッチリでしんど~い!

受講者は私ともう一人、ふだん水彩画などをしてるという女性。
ほかにマスミの社長さんと社員さんらしき2名この会社なーんか和気あいあいとしてて、
しゃべりながら楽しく彫ってる。こういう職場いいな。社長さんは忙しいらしく、何度も携帯
電話で呼び出されたり来客で中座するけど、手早く作品を仕上げておられて、社員さん
もみなさん上手だった。さっすがー。
話こみすぎて終わったら1時間以上オーバーしてた f(^_^; すいません

完成です。
右:私のはなんだか味気なくって…でも、それが私の彫りの持ち味らしい。ちょっと残念。
左:本格的な篆刻よりも変わった字体や直線的なの向いてるかもよ、と先生がデザイン
   してくださった小さい印。渡された時は「こんな細かいの彫れるわけねーべ」と思っ
   たが意外といけました。1個だけだと何だかよくわからないけど、こうやっていくつか
   組み合わせると面白いっしょ!

ひさびさ、コレはハマりそうです。

                              

帰り道の桜の名所 飛鳥山公園。つぼみもだいぶん膨らんできてる。

提灯ぶらさげてお花見スタンバイはすでにOK牧場