馬頭琴日記

交通事故療養中に還暦を迎えた馬頭琴奏者が、馬頭琴に関する知識を書き遺します

マルガイ(帽子)選び 金色は あまりにも金色で 白黒では ちょっと・・・寂しい

2023-11-07 14:27:02 | 仕事着紹介

明日は立冬だというのに、 東京都心の気温は27.5℃に達し、百年ぶりに11月の観測史上最高の記録

更新だ。喫茶多摩川の頭上には鴎が飛んでいるし、商店街に流れるクリスマスソングも・・・虚しく響く

老化による体力低下というよりも、時折り発症する腰痛が辛く、昨シーズンから馬頭琴演奏時に持ち歩く

あれこれの、軽量化を試みている。バッグを入れ替え1000グラム、馬頭琴のソフトケース2個を替え

800グラム、合計1800グラムの軽量化を達成した。あと出来そうなものと言ったら、1個1500

グラムで2個のスタンド(ギタースタンド流用)と、デール(モンゴル伝統衣装)くらいなのだ・・・が

モンゴル国製のデールは、がっちりとした厚手の生地で押し出しが強く、気に入っているが・・・重たい

内モンゴル製デールは、内モンゴルの首都呼和浩特の舞台衣装専門店でオーダーした物で、体にフィット

する薄手で・・・物凄く軽い。現在着ているモンゴル国製を、内モンゴル製に替えるか・・・迷っている

内モンゴル製のデールの手持ちは、肩が日焼けし変色してしまった青色・シリンホトの市場の中の店舗で

オーダーしたら、一般人が着る様な田舎っぽく出来上がってしまった赤・白地に金の縁取り・金色の4枚

である。青&赤は・・・外れる。白はモンゴルでは高貴な色だとされる様だが、清々しい感じで、東北の

震災後の演奏会で鎮魂の意を込めて神妙に纏った。少々ハレの場には・・・地味。となると、金の一択か

左のマルガイ(帽子)は、金色のデールをオーダーした際、作って貰ったものだ。かなりの力作なのだが

被り心地が今ひとつ、スーホの白い馬の物語に登場する悪い王様の様である。で、右の白黒のマルガイを

思い出した。内モンゴル・テレビのクルーが日本で取材を行った際、スタッフが被っていたものを、私の

白いデールに合うだろうとブルグッド師匠が拝領し、私にプレゼントしてくれたものである。オール金色

では気恥ずかしいが、右側だと少々地味な気がする。で、前の部分に金色の菊の御紋でも付けられないか

・・・ググってみた。色々と見つかったけど、ちょっとサイズが小さいのである。しかも、菊の御紋だと

民族衣装の範疇を外れてしまう様な気もする、左の前面の紋章らしきものを、移植したら・・・どうか?

雷雨&暴風が止み曇り空、大気が蒸し暑く、気温16〜26℃。 午後2時の気温24.5℃、湿度は63%

(11・116)36.1℃(69〜107)

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