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三丁目の夕日の乗車記

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「ゆりかもめ」駅名改称後の様子 前編

2019-07-23 17:00:41 | 私鉄
毎度ご覧頂きありがとうございます!!
今回は2019年3月16日に2駅の駅名が改称された「ゆりかもめ」の各駅の様子を撮影してきましたのでレポします。ここは新橋駅です。今回、紹介する新交通システム「ゆりかもめ」はここ新橋からお台場エリアを経由して豊洲まで運行されています。さっそく路線図を見ながら駅名改称された駅を新橋方から順に紹介していきます。まずは「東京国際クルーズターミナル」駅です。
旧駅名は「船の科学館」駅で、同駅付近で2020年夏の開業に向けて建設が進められている東京国際クルーズターミナルに駅名を合わせる形となりました。そして2駅目が「東京ビッグサイト」駅です。
旧駅名は「国際展示場正門」駅で、こちらは東京国際クルーズターミナル駅とは違い同じ施設を示しているのですが、正式名称よりも定着している東京ビッグサイトの愛称に駅名を合わせる形となりました。ちなみに駅名改称前から同駅ともに設定されているナンバリングに関しての変更点はありませんそれでは駅設備などの表記を記録していきます。まずは券売機上の運賃表です。
しっかり2駅の駅名部分が変更されていました。にしても「東京ビッグサイト」は都営バスのバス停名として以前から存在するので見慣れている感じがしますが、「東京国際クルーズターミナル」に関しては違和感が凄いです…ちなみに、この運賃表に関しては旧駅名部分に新駅名が印字されたテープと見られる物を貼り付けて対応しているようです。また、券売機の表示内容も駅名改称に合わせ変更されています。「東京国際クルーズターミナル」駅は駅名が長すぎて2段になっていますね…ちなみに今回の駅名改称によって「ゆりかもめ」の最も駅名が長い駅が18文字の同駅になりました
(改称前は14文字の国際展示場正門駅でした。)改札口隣に設置されている運賃比較表も記録しておきます。こちらは新しく新調されたもののようです。そして改札口を通り「のりこし精算機」の所にやって来ました。券売機の間に設置されている小さな普通乗車券運賃表を記録しておきます。そしてホーム階にやって来ました。引き続き新駅名が表記されている物を記録していきます。まずは「ゆりかもめ」沿線の交通機関を紹介する交通案内図です。お台場付近を走る路線らしく鉄道路線に紛れて「水上バス」などが描かれているのが特徴的な案内図ですね…続いてこちらは「駅文様」の一覧です。この「駅文様」は、「ゆりかもめ」の各駅に設定された日本古来の伝統文様を用いたデザインです。こちらの駅名改称対応はシールのようです。ついでに、今回駅名が改称された2駅の「駅文様」を紹介していきます。まずは「東京国際クルーズターミナル」駅です。
同駅の駅文様は「帆掛け舟文様」で、船の帆の部分が特徴的なデザインで描かれています。
恐らく旧駅名でもある「船の科学館」に因んで設定されたものだと思いますが、偶然ながら(?)駅名改称後も船に関連する施設が駅名になっているので上手くマッチしているデザインとなっていますそして「東京ビッグサイト」駅です。
同駅の駅文様は「桜文様」で、桜の花が描かれています。駅構内を歩き回っているとホームドアの部分に路線図が貼られているのを見つけました。
やはり東京国際クルーズターミナルの駅名の長さが引き立ってますね…それでは早速乗車し、駅名改称が実施された2駅に向かっていきたいと思います。まず、車内に入り目に付いたのは「ゆりかもめ」全線が地図上に描かれた路線図です。昨年開業したばかりの豊洲市場なども描かれています。
そして忘れられないのが7300系や7500系に設置されている車内LCDの表示です。このレインボーブリッジを越える芝浦ふ頭〜お台場海浜公園駅間の線が実際の線状に合わせループ線形になっている特徴的なデザインの表示の中に、かなり強引に「東京国際クルーズターミナル」が入っています。漢字の4文字とカタカナの9文字が2行に分かれてしまっているので文字バランス的に歪な形になってしまっていますね…日の出駅付近を越えると「東京ビッグサイト」駅も右端の方に表示されるようになりました。そして列車はレインボーブリッジを超えてお台場エリアに入り台場駅に到着しました。 ここは台場駅です。台場駅は東京国際クルーズターミナル駅の一つ手前の駅で、次駅表示を撮影する為に途中下車する事にしました。開業当初は船の科学館駅がこの様な長い駅名になるとは思っていなかったでしょうから、従来の限られたスペースに詰め込んでる感が凄いですね…

ホーム上にある番線表記の所には「東京ビッグサイト」の文字を見る事も出来ました。こんな感じでササッと台場駅での撮影を終えて再び列車に乗り込みます。台場駅を発車して約1分で次駅である「東京国際クルーズターミナル駅」が見えてきました。見逃しやすいホーム端の外部分にある駅名パネルもしっかり記録しておきます。合わせて、車内LCDの駅名表示も記録しておきました。














そして
東京国際クルーズターミナル駅
にやって来ました。早速、新駅名表記集めスタートです。まずはホームドア上の駅名と次駅表示です。次は番線ごとの停車駅案内です。

こちらも全線の中で唯一駅名が2段で表記されているので他の駅に比べて目立っている仕様となっています。

ホーム上はこんな感じですかね…
駅名変更作業が徹底されているようでホーム上では旧駅名を見つける事は出来ませんでした。新橋駅同様に「のりこし精算機」の所にある普通乗車券運賃表を撮影していると、その隣に振替輸送時などの際に使用するであろう当駅から最も近い他社線の駅でもあるりんかい線東京テレポート駅までの徒歩経路が描かれた地図が配布されていました。この地図の当駅表示もしっかり「東京国際クルーズターミナル」駅になっていました。
これに至ってはもはや3段表記になってますね…そして改札口までやってきました。日本語表記もそうですが、英語表記の長さも目立ちます…ここからは改札外の駅構内施設の駅名表示を色々見ていきたいと思います。まずは「きっぷ売り場」の運賃表です。こちらは新調されたものではなく新橋駅同様にテープで駅名が変更されていました。券売機の表示も記録しておきます。

駅構内の案内図もしっかり変更されています。

駅周辺案内図に関しても同様に変更されていました。但し、上の題名(?)部分が新調されたもので、下の地図部分はテープによる変更と変則的な対応がされていました。

また、駅周辺案内図の下の部分に貼ってある防災情報も駅名改称日とおなじ2019年3月16日版に変更されていました。






そして階段を降りて駅の外に出てきました。ここからは駅の外側の出入口だったりで新駅名を撮影していきます。















と、こんな感じで撮影していた訳なんですが見た感じ「ゆりかもめ」が管轄する駅構内及び出入口付近は全て同じように新調されて変更されているようなので、ここからは趣向を変えて旧駅名「船の科学館駅」を探す事にしてみました()まずは東京国際クルーズターミナル駅の下を走る東京都道482号線上にあるバス停です。ここのバス停は都営バスと京急バスの2社が使用していますが、「ゆりかもめ」の駅名改称に合わせ2019年3月16日に旧バス停名である「船の科学館駅前」から「東京国際クルーズターミナル駅前」に名称が変更されました。改称に伴いバス停施設の表記も色々変更されていました。

また、周辺案内図に関しては新駅名は勿論、後述の2020年7月開業予定の東京国際クルーズターミナルも描かれていました。



しかし、独立している時刻表部分をよく見てみると…

下のバス停名部分に「船の科学館駅前」表記が残っていました。

但し、この「船の科学館駅前」表記が残っているのは都営バス運行分の路線の時刻表だけで、京急バス運行分の路線の時刻表に関してはシールで新駅名が旧駅名部分に貼られていました。

対向側のバス停に関しても同様の処置が施されていました。



また、実は都営バスと京急バスのほかに同駅付近には地元企業の協賛により台場・青海エリアを運行している無料巡回バス「東京ベイシャトル」のバス停が設置されています。バス停名こそ「青海臨時駐車場」と駅名とは全く関係ない名称となっていますが、バスの路線図を見てみると「ゆりかもめ」の駅名がしっかりと変更された物になっていました。


次は駅前の歩道上に設置されている案内板ですこちらは「船の科学館」駅表記が普通に残っていました。それどころか、広域案内図を見てみると「国際展示場正門」駅表記もサラッと残っていました。


駅から徒歩5分の場所にある都立潮風公園の入口にやって来ました。横に設置されている公園の案内図を見ると駅・バス停名が英語表記付きで変更されていました。

また、隣接して設置されていた工事案内に関しても期間限定の物ながらしっかりと変更されていました。さすが東京都管轄という感じです。


そして旧駅名の由来でもある「船の科学館」にやって来ました。最寄り駅の駅名が自らの施設名から新しく建設される施設の名称に変わったという変わった環境にある施設ですが、案内図を見てみるとしっかりと駅名が変更されていました。


そして船の科学館の隣では海上に世界最大級のクルーズ客船に対応可能な「東京国際クルーズターミナル」の整備が進められていました。写真からも分かる通り、まだ完成しておらず開業日は約1年後の2020年7月14日となっています。その為、この「東京国際クルーズターミナル」駅は駅名となる施設が開業する1年も前に駅名を改称してしまったので、約1年間は堂々と駅名になっている施設が営業していないという少しややこしい状況になってしまっています。
そして東京国際クルーズターミナル建設地の反対側にある国際研究交流大学村の入口にやってきました。国際研究交流大学村は「国際交流」「情報発信」「産学官連携」の3つの機能をもつ東京国際交流館、日本科学未来館、産業技術総合研究所臨海副都心センターで構成される施設です。そんな国際研究交流大学村の入口にある案内板ですが、こちらは確認出来る全ての駅名表示が旧駅名のままとなっていました。









また、駅前にある公衆電話機の中を見ると「新交通船の科学館駅前」の表記を見つけることが出来ました。



こんな感じで撮影をして、次の東京ビッグサイト駅の取材も有るのでそろそろ駅に戻り列車に乗ろうと思ったら、駅の改札口と道を結ぶ連絡通路の所に銘板が設置されているのに気づきました。これは旧駅名が表記されている可能性有り!!と思い、恐る恐るカメラをズームしてみると………えっ、、、!?!?
まさかの『青海西駅連絡通路』の文字がそこには有りました()同駅を含む東京臨海新交通臨海線の新橋〜有明間の開業が1995年11月1日で、銘板には1995年4月と記載されているのでこの「青海西駅」という実在しない駅名は恐らく開業前に使用されていた仮称だと思われます。まさかの旧駅名探しで20年以上前に使用されていた仮称の駅名を見つけてしまいました()
まぁ、これも良い収穫です。後編では東京ビッグサイト駅や豊洲駅で様々な表示や表記を記録していきます。

To Be Continued………

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