BIG PEAT 'THE SAITAMA EDITION' 700ml,51.5%

「ビッグピート・埼玉エディション」 

開栓日:2018年3月6日 ワンショット:￥1400

2月に行われた秩父ウイスキー祭り向けの限定
ボトルです。
ビッグピートはダグラス・レイン社が手掛ける
アイラブレンデッドモルトで、ポートエレン・
アードベッグ・カリラ・ボウモアの4種が使用
されています。
現在は入手困難な(価格的に)ポートエレンが入
っていることが人気の要因の一つと言えるでし
ょう。

個人的にラベルのおっさんの顔が暑苦しくて、
今までは仕入れたことが無かったのですが、今
回は信濃屋さんのオリジナルということで初め
て導入してみました。

香りの印象ではアードベッグが主体なのかなと
感じました。飲んでみると若いボウモアの海藻
っぽさやカリラの塩気なども感じ、それぞれが
上手く混ざり合い、甘じょっぱさと煙たさが表
現されていると思います。
通常よりも高めの度数が、ボディにより幅を持
たせていて完成度の高いボトルだと思いました。

BRUICHLADDICH10YEARS(2000's) 700ml,40%

「ブリックラディ10年(2000年代初頭流通)」

開栓日:2018年3月6日 ワンショット:1400円

ブリックラディが2001年に再生を果たす前
の旧ボトルです。当時はシンプルすぎてつ
まらないデザインだと思っていましたが、
現在の斬新なボトルを前にすると、どこと
なく渋い味わいのあるボトルに見えるから
不思議です。これが思い出補正なのか！？

現行品と比べると、トロっとした麦汁の甘
みとシリアルな味わいが強いのが特徴です。
麦感の強いモルトが好きな人にオススメ！

Glenfarclas12YEARS(2000's) 700ml,43%

「グレンファークラス12年(2000年代流通)」

開栓日:2018年3月2日 ワンショット価格:1600円

こちらは以前にも開けたことがありますが、
その時よりも色調がやや濃く見えます。
2003年の銘酒辞典で新ラベルとして掲載され
ていました。
現行品と比べるとシェリー感がよりどっしり
と重たく感じられます。
ダークチョコやトフィーの香りとややドライ
なアタック。カカオやカラメルの甘みとタン
ニン。ゴムや硫黄まではいかない、バランス
に優れたファークラスだと思います。