バネの風

千葉県野田市の「学習教室BANETバネ」の授業内容や、川上犬、ギャラリー輝の事、おもしろい日常を綴ります。

生活感あるサービス

2010-07-05 13:33:50 | ライフスタイル
 某有名観光地へでかけた。
 町並み、人あしらい、どれをとっても日本風情の徹底ぶり。観光地ってこうじゃなきゃね。この町の人はどこで近代的生活送っているのかと心配になるほど、私生活まで情緒浸透させているような生活感のない町。だからちょっとしたお店の,ちょっとした小物だって、それなりの価格で十分商売できちゃうのです。雰囲気という付加価値つけられると、たちまち消費者の金銭感覚はハイテンションになってしまうのです。
 などといろいろ斜めに見ているけど,その場にどっぷりいる時はつい自分もハイテンションになってしまった!
 ドラマのロケ地探し回り、ヒロイン気分味わって、同じ道を何度もいったりきたりしたのだから。おっと、これじゃTDLに浮かれてしまう一市民と同じかー、と気づいたのは峠、トンネルをいくつも越え、長野県塩田平に戻ったときなのでした。
 平井寺トンネルを越え,懐かしの塩田平が左手に広がった途端、山並み、民家、田園風景、それら全てのバランスに、こここそが日本の原風景であると改めて思い直したのです。観光地として徹底できていない中途半端さ。普通の人の普段着の生活と、観光名所が混在している違和感のなさ。

 実家に戻り,早速別所温泉の日帰り入浴施設、あいそめの湯へ直行。
 日曜の午後なのに、なんだかガランとしていてあまり人の入りが良くないみたい。村の飲食店守るために,中に食堂置かないなど中途半端なことするから,人気ないのかな? 貴重品ロッカー使おうと思うけど小銭がない。両替機がないから受付で両替を頼むと、「この100円使って。」と貴重品ロッカー用の100円玉渡された。え?「100円あとで戻るからだいじょうぶ。」って、こちらにとっては確かに大丈夫かもしれないけど、普通の感覚では100円玉渡すって、大丈夫じゃないでしょ。
 
 露天風呂では,いくつもの温泉地渡り歩いていそうな若い女性グループが、「ここは全然塩素の匂いしないからいいよね」ってしみじみ語っていた。
 設備もサービズも相変わらず洗練されない観光地だけど、こうやって軟らかい温泉につかり,実に身も心もゆったりほぐされたのでした。

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