バネの風

千葉県野田市の「学習教室BANETバネ」の授業内容や、川上犬、ギャラリー輝の事、おもしろい日常を綴ります。

ナバだ!

2021-07-26 11:53:23 | NPO法人アルファバドミントンネットワーク
昨日2回目のワクチン終了。
1回目後の副反応からして2回目はそれなりに来ると警戒し二日間寝込むスケジュールを組み直した。
そして仕事前倒しで猛ダッシュで、9月オープン予定のギャラリー輝の印刷物をワクチン前に怒濤のごとく発注し終えた。

朝起きると,意外と何でもない。
というか前回より腕の痛みが少ない。
あれ?って感じ。
そういえば1回目より注射針刺している時間短かったような気がする。
ワクチン量少なくなった?
そんなわけないと思うけど,打った時の痛みも2回目の方が少ない。慣れかな?

2日間ゴロゴロする予定でKindlに読みたい本ダウンロードして,ロキソニン手元に置き満を持して迎えた翌日なのに、まだ大丈夫。

明日は台風来るって言うし,できるところまでやっておこうとプランターの野菜手入れし、リサイクルゴミ持ち込み、ベランダに置いたエアコン室外機に作られた蜂の巣片付け、今後蜂の巣作られないようにと全ての室外機に網戸張ろうかと思い網戸購入し…。
まだ大丈夫。

じゃ、本格的に教室にこもり,あさってからの夏期講習資料しっかり作ろう。

いえ、その前に。
一昨日のオリンピック開会式の感動が薄れないうちに書いておこう!

土曜の夜、オリンピック開会式を自宅でくつろぎながら、そしてお目当ての選手の晴れ舞台を見届けようとずーっとテレビの前にいた。
見届けたいのは,モルディブのナバ。
彼女は2015年にモルディブバドミントン協会ムーサさん、双子の姉妹ナビと日本にやって来て、NPOアルファのコーディネイトで野田市内個人宅にホームステイし,西武台千葉で制服を着て一緒に学び,トレーニングし、そして国の事業に招聘された。
どういういきさつでこうなったかは長くなるので割愛するが、彼女達と過ごした日々は関係したみんなの心に今でも深く刻まれている。

モルディブ共和国から女子オリンピック選手を出したい!という夢を背負ってやって来た彼女達。
関係者や本人達にとってもその思いが揺らいだり,思い通りにならなかったこともあっただろう。
夢は「強く願い続ければ叶う」というが、もちろん願うだけでノーアクションで叶うわけがない。強い思いと共にぶれずに前進続けて初めて結果が得られる。でもそれだけではないなとムーサや白井さんを見ていてそう思った。
常に,楽しそう。
こうしなければ!という悲壮感はなく、いつもハッピー感満載だった。
だから皆が関わりたいと思ったし協力を惜しまなかった。

誰にとっても私たちのナビ・ナバだった。

選手入場が始まった。
順番は50音順
アの国だけでも20くらい続く。モはずーっと後だ。
途中サ行、タ行は睡魔に襲われる。
メキシコの次あたりと踏んでいたのでスマホを持ってテレビの前で片膝立ちして待つ。

入場ゲートに,見慣れたモルディブの旗が見えた。
ようやく選手が。
そこで見たのは,旗手を務めるナバの姿だった。

「ワー」と声を上げると,床でひっくり返って寝ていたブランが駆け寄ってきて「どうした、どうした」と私の廻りを駆け回り、テレビの前に立ちはだかる。





翌日NPO会員ネットワークで、旗手を務める晴れ舞台を目撃した感動で大いに盛り上がった。リアルに手を取って喜び合うことはできない昨今だけど、こうして感動が共有できたことも感慨深い。

関係した皆さんにとってご褒美頂いた夜だったね。
NPOも10年目に入った節目の年、ちょっと頭をナデナデされた気分。



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