目がゴロゴロするし、最近ものが見えにくくなったから眼科に行った。
元々眼性が良くなく、子どもの頃から医者といえば眼科通いばかりだったから、久しぶりといっても一般的にいえばそれほど間隔空いていないかもしれない。
いつも行く眼科は、少し間が空くと必ず眼の検査を一通りする。
これは医療点数稼ぎか?と思わないでもないが、有無を言わせぬ流れで診察前に必ずセットとして検査が付いてくるので拒みようがない。
久しぶりだから、そうでなくてもセットされがちな検査、今日はマストだと思う。
案の定、受付済ませると程なく中待合室に呼ばれ、検査から始まった。
遠くに見える木をしっかり見るよう言われ、次に眼にヒュッと風をかける、あれです。
そして次は、視力検査。
Cのマークの穴を上下左右言う。
これがどうにも苦手で、右と左を言い間違えたり、「みだり」になったり、一瞬考えながら言ったりしてしまう。
「はい、これは。これは。」と明るくなった枠の答えを瞬時に、正確に答えないといけないと思わせる検眼に挑むにあたり、心の中でこっちは「右」、こっちは「左」と事前に唱えて確認しておく。
おじいさんが検眼の際、「右」、「左」と言わず、指で方向を指しているのを見たことがある。
あー、やっぱり高齢者にとっては瞬時に言うのはしんどいよね。あーいうやりか方もありか、とは思うけどその指の出し方が、「ふんっ!」って声が乗っていそうな、なんかこう傍若無人で機嫌悪そうに見えて、検査のお姉さんびびっていそうで、なんかあんな風にやりたくはないな、と思わせた。
さて本番。
「これは?」
「右」
「これは?」
「左」
まだ上の方だからはっきりくっきり見えるし、滑舌良く言葉に詰まることもなく即答していると、
もう「これは?」の声かけなく次々と明るい小部屋が移動していく。
それに、ほい来たと間髪を入れずに即答していると、どんどんスピードが上がっている、感じがする。
しばしの脳トレであった。
次の視力検査椅子に座ったのは中学生風の少年。
診察待ちの間その様子を後ろで見ていると。
なんとこの子は、例のおじいさんみたいに指で答えていた。しかも声出さないで指で上下左右やっているから感じ悪さまで一緒。
それに対して検査のお姉さんは、答えが合っているかいちいち目視しないといけないから、スピード乗って目視しながらじゃ検査する方の脳トレだ!
少年の背中から検査見ていると、彼は80点くらいだったな。検査終了後に、少年はちょっと首をかしげていたから、感じ悪いおじいさんみたいではなく、「がんばれ、少年!」に変わったよ。
次はおばあさんだった。
きっとこの人も指だなと思うと
違う。ゆっくりと小さい声で「右」、「左」と遠慮がちに言っていた。
さっきどんどんスピードあげた検査のお姉さん、「こーれーはー」と申し訳なさそうに聞いている。
おばあさん的には指で答える方法は選択肢にはなかったのですね。
こんな風に中待合室で長いこと待たされ、診察は「ものもらいですね」
で前回と同じ薬処方され終了。
元々眼性が良くなく、子どもの頃から医者といえば眼科通いばかりだったから、久しぶりといっても一般的にいえばそれほど間隔空いていないかもしれない。
いつも行く眼科は、少し間が空くと必ず眼の検査を一通りする。
これは医療点数稼ぎか?と思わないでもないが、有無を言わせぬ流れで診察前に必ずセットとして検査が付いてくるので拒みようがない。
久しぶりだから、そうでなくてもセットされがちな検査、今日はマストだと思う。
案の定、受付済ませると程なく中待合室に呼ばれ、検査から始まった。
遠くに見える木をしっかり見るよう言われ、次に眼にヒュッと風をかける、あれです。
そして次は、視力検査。
Cのマークの穴を上下左右言う。
これがどうにも苦手で、右と左を言い間違えたり、「みだり」になったり、一瞬考えながら言ったりしてしまう。
「はい、これは。これは。」と明るくなった枠の答えを瞬時に、正確に答えないといけないと思わせる検眼に挑むにあたり、心の中でこっちは「右」、こっちは「左」と事前に唱えて確認しておく。
おじいさんが検眼の際、「右」、「左」と言わず、指で方向を指しているのを見たことがある。
あー、やっぱり高齢者にとっては瞬時に言うのはしんどいよね。あーいうやりか方もありか、とは思うけどその指の出し方が、「ふんっ!」って声が乗っていそうな、なんかこう傍若無人で機嫌悪そうに見えて、検査のお姉さんびびっていそうで、なんかあんな風にやりたくはないな、と思わせた。
さて本番。
「これは?」
「右」
「これは?」
「左」
まだ上の方だからはっきりくっきり見えるし、滑舌良く言葉に詰まることもなく即答していると、
もう「これは?」の声かけなく次々と明るい小部屋が移動していく。
それに、ほい来たと間髪を入れずに即答していると、どんどんスピードが上がっている、感じがする。
しばしの脳トレであった。
次の視力検査椅子に座ったのは中学生風の少年。
診察待ちの間その様子を後ろで見ていると。
なんとこの子は、例のおじいさんみたいに指で答えていた。しかも声出さないで指で上下左右やっているから感じ悪さまで一緒。
それに対して検査のお姉さんは、答えが合っているかいちいち目視しないといけないから、スピード乗って目視しながらじゃ検査する方の脳トレだ!
少年の背中から検査見ていると、彼は80点くらいだったな。検査終了後に、少年はちょっと首をかしげていたから、感じ悪いおじいさんみたいではなく、「がんばれ、少年!」に変わったよ。
次はおばあさんだった。
きっとこの人も指だなと思うと
違う。ゆっくりと小さい声で「右」、「左」と遠慮がちに言っていた。
さっきどんどんスピードあげた検査のお姉さん、「こーれーはー」と申し訳なさそうに聞いている。
おばあさん的には指で答える方法は選択肢にはなかったのですね。
こんな風に中待合室で長いこと待たされ、診察は「ものもらいですね」
で前回と同じ薬処方され終了。