バネの風

千葉県野田市の「学習教室BANETバネ」の授業内容や、川上犬、ギャラリー輝の事、おもしろい日常を綴ります。

あいかわらず空間図形は悩ましい

2011-01-19 11:03:09 | バネ
 水曜日で不燃ゴミの日なのでバックヤードの片付けをした。発泡スチロールが溜まっているから指定ゴミ袋に入れる。かさばる。こんなスカスカ状態で袋1枚使用するのはもったいないし、発泡スチロールのリサイクルってないのかな?と思う。細かく砕いて捨てようかと思うが、袋も,発泡スチロールそのものももったいないから捨てるのをやめた。
 算数、数学ともに今は図形シーズン。展開図、ねじれの位置、空間の対角線、断面図、さらには断面積。どれをとっても女子は苦手。さいころの展開図すら書けない子もいた。かくいう自分も苦手。特に断面図。空間が読めない。だからバネを始めた頃は四苦八苦だった。授業で説明するには箱を切ったりした。でも箱は中が空洞だからわかりにくり。スパンと切れる何か。豆腐とかチーズを活用したこともあるけど,最近は生け花で使うオアシスを重宝している。さてこの発泡スチロール、空間図形学習に使える。とにかく何かに活用してから捨てることにしよう。
 女子脳は点と点を線で結べない。ナビがあるからどこでも自由に行かれるようになったけど,ナビがあっても困ることがある。ショッピングセンターの駐車場等に停めると,一般道に出るまでナビが反応しない。こんなときは駐車場出てからどっちに進むのか全くわからないときがある。とりあえず出ると、あー逆だったとなる。しかしこんなに方向音痴でも、いざとなるとナビに頼らず何とかなるときもあるから不思議。たいていそんなときはピンチの時。焦っているときは,ナビを無視して直感で突き進むと、たいていあっている。論理を排して感覚に頼るという感じ。だから空間図形問題のときは、しのごのいわず、とりあえずエイって線を入れてしまう。「なんでここは垂直なんですか?」って理屈から入ってよくわからないときは,そう見えるからだけでもよいのではないだろうか。いいのかな?
 先日のラスト問題。中学入試の面積問題なのに中学生も誰も解けない。見た目で正解した人にどうしてこうなるのかと聞いたら「たぶんここは三分の一だから。」と答えたので、この正解は却下。やっぱり見た目じゃダメですね。