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自己満足で色々かいてる独りよがりブログです。

セキュリティーシステムの恐怖

2007-04-18 01:40:13 | イラストブログ
我が家のドアホンはア○ホンだ。
セキュリティーシステムもついていて、
和室(寝たきりになったとき用)と風呂(風呂で気持ち悪くなったっとき用)に、
非常用呼出ボタンがある。
このボタンを押すと、
ファン!ファン!ファン!ファン!と、
隣近所に響き渡るそれは恐ろしいSOSサイレンが鳴る。
家を買うとき、
うっかり工務店の人が押しちゃって、
動揺したくらいすごい音だ。
施工した人がビックリするくらいの音なのだ。

しかし、
和室のボタンはタンスの後ろ、
風呂にはモモお気に入りの風呂釜の呼出ボタンがあるので、
我が家には全く不要。
もともとモデルハウスだったので、
全力でできるだけのシステムを発揮したようだ。

数年前、
そのサイレンが何の前触れもなくなり始めたことがある。
ビックリして、
慌てて「音停止」ボタンを押すが利かず、
リセットボタンを押した。
しかし、リセットボタンを離すとまたファン!ファン!と鳴り出すので、
リセットボタンにガムの包み紙を押し込んで、
セロハンテープで留めた。
音は止まったが、
電源が入らなくなり、
インターホンまで使えなくなった。
数日して外してみると、
サイレンは鳴らないが、
インターホンがすっかり壊れていて、
修理に5000円もかかった。
修理の人になんで突然鳴り出したのか?と聞いたら、
それはわかんないけど、
ア○ホン本体すぐ後ろにある冷蔵庫と偶然電気の波長が合ってしまって、
誤作動を起こしているみたいだと、
ア○ホンだてらに、冷蔵庫のアースにアースをつないでもらって、
改善した。
家にいたからよかったけど、
いなかったら警察沙汰になっているところだった。

そして先日の朝、
風呂の残り湯を使うためのホースが当たってしまったのか、
またファン!ファン!とサイレンが鳴り始めた。
やはり「音停止」ボタンは利かず。
仕方なく、またリセットボタンを押すが、
離すと鳴り始める。
これではア○ホンから離れられない。
私は菜箸で力任せにリセットボタンを押し込んだ。
すると、
やっとサイレンが止まった。
私は疲労困憊して洗濯を済ませた。

その日の夕方、
モモに夕食を食べさせていたとき、
家のドアを「コンコンコン」と叩く音がした。
私もモモもビクッとした。
誰か来たのなら、
インターホンを鳴らすはずだし…
二人で息を潜めていると、
また「コンコンコン」と音がした。
凍り付いた。
だれかドアの外にいる!
しばらく息を殺していると、
門扉の音がして車が走り去った。
何だったんだ!?
怖い!
私たちは震えながら夫が帰ってくるのを待った。
その話を聞いた夫は、
「気をつけなければ物騒だ」と心配していた。

そして今日、
スタッフのE崎さんが書類を取りにやってくることになっていた。
しかし時間になっても現れない。
そこに電話が鳴った。
E崎さんだった。
E崎さん「門のところにいますが、ピンポンが鳴りません」
そう、
私がリセットボタンを無理矢理押し込んだので、
ア○ホンの電源が切れている状態になっていて、
インターホンが使えなくなっていたのだ。

そう考えると、
昨日「コンコンコン」と鳴らしたのは、
インターホンが使えずに、
どうしようもなくノックをした人ではなかったか?
怪しい人ではなかったのかもしれない。

それにしても、
インターホンが使えないと、
それにかこつけて怪しい人だって侵入してくるかもしれないのだ。
インターホンが使えないのは、
セキュリティーシステムのせいなのだ。
安全を護るためのシステムで危険にさらされるとは!

とりあえず夫にリセットボタンを戻してもらって、
インターホンが使えるようにになった。
風呂のボタンの接触がよすぎて、
ずっと「押しっぱなし」になっていたのかもしれないという結論になった。
でも、
昔鳴り始めたときの原因も含めて、
イマイチ分からないのだ。
いつまたファン!ファン!とサイレンが鳴り出すのかと思ったら、
不安なのだ。
コメント
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