コートの表示を覚えてらっしゃるだろうか?
この謎について、以前アパレルメーカーでデザイナーをしていたP子ちゃん(仮名)に突撃電話取材。
P「ああ、、それは、いい加減に表示しているんだね」
私「それは分かるけど、どうしてそんなことをするの?」
P「うーん、私の場合はね…たとえば、衣類の表示に原材料の割合とかあるじゃない?」
私「あるある!けっこう気にするよ」
P「例えば、それが綿75%だったとすると、どうすると思う?」
私「…あんまりそこまで細かいの見たことないから、やっぱ70%とか80%とかになってしまうんかな?」
P「まあね。でも、そのとき、それに近い表示のサンプルがなかったとしたら!?」
私「…?そんなことがあるの?どうなるんかいな??」
P「そこに、綿90%があったらそれになるね」
私「え~(゜д゜;)!!」
P「私もそれはいけないと思って、上司に聞いたんだけどさ、『あるやつ使っとけ』ってことで」
私「え~( ̄□ ̄|||)」
P「割合は仕方ないとして、私には良心があったから、一応原材料が全部入っている表示のサンプルを一生懸命探したね」
私「良心的(ノ_<。)」
P「もし、ウール100%って書いてあっても、違うかもって思ったほうがいいね」
私「でも!ウール99%と90%はまだ近いけど、99%と100%は全然ちがうやん!!」
P「さあどうだか( ̄∀ ̄)」
私「あと1%はなんなのさ!」
P「とにかく、工場にはそんな割合のこととか分かる人いないから、そのまま大量生産だね。その会社そういう会社だったからすぐ辞めたけどね。でもたくさんあると思うよ(-.-)y-~~」
私「そうなんすか?」
P「輸入物なんかよけいじゃん。日本語読めない人が作ってんだから」
私「…そうか…」
P「表示に頼らず、自分の目で判断することだね」
私「わかった、あのコートは洗濯機でガンガン洗う!」
P「そうだ!」
ごく一部の製品だけだと思うけど、
やはり自分の目を信じなければ。
だって、電話しながら某大手ブランドのセーター見てみたら、
「手洗い禁止、ドライクリーニングのみ」なんだけど、
「アイロンOK」なんですよ。
洗えないのに、どういう状況でアイロンかけるのか!?
P子ちゃんも爆笑でした。
こんな突撃している暇はないのであった。
連休明けまでに〆切2つ。