フラカン47都道府県ツアー「夢のおかわり2016」@周南LIVE rise 2016/5/15 レポみたいな(中篇)
すみません。
さすがに時間が経ってきて記憶があいまいで、
もう書かなくていいかなとも思ったけど、
それもなんなので、
サクッと書いて終わります。
思い出したこと。
竹安メンバー紹介の時、
オーバーオールの人がいる話がありましたわ。
お客「前さんみたいに肌を出せない!肌キレイ」
G「けっこうシミだらけだからね」
け「本当だからね」
アンコール。
コールしている間がやたら寒い。
以前は蒸しあがった記憶があるのだけど。
メンバー再登場。
グレートが着替えていた。
シミだらけだからではなく、
ステージは暑いのだと思います。
今からGood Morning This New Worldをする話。
そのリコーダーの部分をみんなが「パーパパパパー!」とコーラスしてほしいという説明。
け「これ、毎回言うからさ、
ミスターにツイッターで言ってほしいって頼んでるんだけどしてくれないよね!
コニッター担当なんだからさ!」
小「…忘れてた」「今日は、自分の写真載せちゃった」
G(けだったかな?)「見てくれた人!」
パラパラと挙手。(私もみてなかったよ)
G「もうちょっと見てよー!」「小西はTwitterに向いてないね。俺等誰も向いてないけどね」
そしてGood Morning This New World。
パーパパパパー!って言えばいいんよねと思っていたのだけど、
けいすけがキラキラした目で空を見上げて「花は枯れる」と歌うと、
一瞬でまた阿蘇や九重に連れていかれて、
鼻の奥がツンとした。
明るい未来を信じようとしても、
想像できない。
今あるイメージは過去の美しい高原なのだと思った。
しかし、
小西のドラムに合わせて非情にもマーチングは進んでいく。
あの高原に今年咲くはずだった花はどうなったのだろう。
けいすけに先導されて、
ブレーメンの音楽隊みたいにパーパパパパー!と歌いながら行進していく私たちは、
どこに向かっているんだろう。
それは具体性に欠けて、抽象的に感じられた。
でも、朝は夜より必ず明るくて、
地球が回っていたらやってくるから、
どんなものが来ても、
おはよう!と新しい世界を見るしかないんだな。
震災の前からこの曲が好きで、
そのときは全然違う捉え方していた。
広島でこの曲を聴いたときは、
どんな未来もドンと来い!と高原を行進しているような気分だった。
でも、
佐賀でこの曲を聴いてからは、
私の大好きな高原が割れてしまったことが悲しくて、
なんだかわからない抽象的な未来に不安を感じて、
涙が出るようになった。
そんなときに、
竹安の細かい細かい16ビートのピッキングが被った。
ああ、
竹安はいつもこんなとき希望を弾く。
大変なことになってしまった地面を見て嘆いていたんだけど、
16ビートで上がっていくギターに合わせて視線を上げたら、
相変わらずの空があった。
そうだ、
いつも現実がキツくなってくると空を見ていた。
けいすけ隊長が「でっかい声張り上げて行こうか!」と声をかけるので、
またパーパパパパー!と叫んだ。
抽象的な未来は良くも悪くもなるのだ。
その流れでロックンロールだった。
以前はエンドロール合わせてこの曲がかかると、
えらく沈んでしまって、
正直苦手だった。
だけど、
Good Morningのあとにこれを聴くと、
どんなことがあってもロックンロールが帰ってくると信じられる。
実際、
あのとき私が思ったより早く立て直せたのは、
小倉のライブがあったから。
それから、
終わらないツアーだから。
素晴らしい!素晴らしい流れですよ!!
けいすけ、
以前よりジタバタしないで歌うようになったけど。
客席の柵との間に降りてきてウロウロしながら歌ったり、
調子にのっていてよい。
アンコールとしてのまとまりがあるというか。
落ち着く。
もう、あとなにやるか分かってるんだけど、
落ち着かないときは揺さぶられるより、
こういう落語的「わかってる」のもよい。
ライブだから、
本当におんなじになったりしないし。
いったんハケ。
再登場。
竹安と小西がコレクターズの武道館へのTシャツを着ている。
小西が後ろを向いて背中のロゴを見せる。
G「コレクターズのね!」「やってよかったと思うから、頑張ってほしいし」「もともと増子さんからもらったバトンだし」
G「そういえば、増子さんからさっきメールがあったのよ」
け「なんで?」
G「なんでもなく。ほら、『フラカン』って、『ウラカン』ともいうけどさ、
マヤ文明の神様がいるじゃない?」
(フラカン界隈で有名なので、みんなウンウン)
「増子さんがそれに気づいたみたいで、
『知ってる!?』って。
『フラカンってマヤ文明の神様にいるんだってよ』って」
け「発見だったんだろうね」
け「さっき(終わらないツアーのとき)思ったんだけどさ、
客席寒くない?」
(お客、『寒い寒い』 確かに冷えすぎ。
ライブは熱いんだけど、
人って情動反応しないと気持ちを認知できないから、
どんなに熱いライブでも、身体が冷えてたら盛り上がらない気持ちになることはあると思う)
け「クーラー切ってくれる?」(と、スタッフに向けて)
お客さん「優しい!」
け(照れ(*'ω'*))
G「鈴木、そこ(フロア)に降りたら、後ろから見えないだろう?」
け「そう?」
G「後ろから見たら完全に消えてたと思うよ」
(後ろのお客さん『ウンウン』
確かに、
私も小さいのであるが、
目の前に来られるとやはり「小さいなぁ」と思ったし、
後からは見えんやろう)
そして深夜高速。
よかった。
あの寒々としたフロアでこれをジッと聴いてたら、
本当に冷え冷えしていたかもしれない。
1年半ぶりの山口のお客さんは、
「これが聴きたかった!」という人も多かったようで、
「わあ!」と歓声が上がった。
最近見ない、白いTシャツ姿のの竹安。
ソロで久しぶりにTシャツの首が引っ張られてて、
なんでしょう。
懐かしい気持ちになりました。
深夜高速の場面を思い描くと、
トンネルクイズが出てきて、
集中できなかった。
そして、
「まーふゆの盆踊りーーー!!」
ああ、
さっきまであんなに寒がってたのに、
暑い!
でも、ヨサホイはこういう雰囲気でメチャクチャにならんなねーー!!
ヨサホイヨサホイ!と竹安が小刻みにsus4入れ始めると、
G「鈴木が消えます!!!」
えー!?
消えるとは、
けいすけがフロアに降りてウロウロすることでありました。
G「消えてます!鈴木が消えてます!」
けいすけ、
柵とステージの間をしばらくウロウロして、
ステージにピョンと帰って、
マジックで消えてた人が帰って来たみたいに胸を張って「ジャジャーーーーン!」
…子どもか!!!
まあ、子どもなんだな。
だから、ここまで続けてこられたわけだし。
クーラーも切って、
最後は暑く熱く、
終わって行きました。
けいすけがゴミ箱にティッシュやらなにやら放り込んで去っていく。
もう一回アンコ来そうくらい盛り上がってたけど、
なかったですわ。
最近お客さんが3アンコ粘らなくなったのは、
4人のオジサンに配慮しているのだろうか。
どこにあったかわからない、
抜け落ちたMC。
けいすけとGがトンネルクイズの流れてしりとり。
け「りんご」
G「ゴリラ」
け「ラッパ」
G「……」
グレートが「ゴリラ」って言ったのが面白かった。
けいすけは、
「ヒルナンデス」見ていると幸せ。
け「テレビが面白くない時代と言われるけど、
そういう時代が好きなんだよ。面白いんだよ」
け「チョブスのコーナーとか!見てる」
(そういう、ちょっとブス(?)のコーナーがあるらしい)
G「…」
け「名古屋も三大ブスと言われているしね!」
G「……それは…」
け「言われているだけだから!
ボクが言ってるんじゃないよ!」
今どきのお化粧について。
け「あのチークは…わかってるでしょ?」
G[……」
け「可愛いと思ってるんだろうけどね!」(小馬鹿にしたような顔)
G「……」
G「そのうち笑っちゃうと思うよ!あんなさぁ!」(小馬鹿にしたような顔)
G「…………」
G「ガングロだって、当時は可愛いと思われてたわけだしね!」
名古屋時代を思い出す。
G「そのころに録音したテープがあってね、
本当にいいのよ!」
「明日グレートインスタに上げるね」
(わーい! そして本当にUPしてくれた)
け「あれって?写真じゃないの?」
G「できるのよ。そんなに長くは出来ないんだけど」
け「そうなの?全然分らないから」
G「あの頃は本当に勢いがあってね!東京に行くぞ!って頃で」
け「爆発寸前だったからね」
G「そうそう」
け「渋谷のスクランブル交差点に爆弾をしかけるくらいのね!」
G「……」
け「そして壊すくらいのね!」
G「爆弾壊すんならいいじゃない」
け「自分で仕掛けて壊すんだけどね」
G「曲がある意味どんどん若返ってるよね
このまま行くと、童謡になるよね」
G「当時、鈴木が童謡歌っててさ!
あれ、けっこういいのよ」
け「(恥ずかしそう)」
G「『ふるさと』ってあるじゃない?
あれ歌ってたんだけど、
『うさぎ追いし』でなくて、
『トカゲ追いし』だったんだよね」
け「だって、名古屋にうさぎいなかったからさ!」
名古屋のモンキーはトカゲも食べたんだもんね。
私、自称トカゲとしては、
けいすけに追いかけられたり食べられたりするとは恐ろしいですよ。
けいすけが、
精一杯歌ってるの見てた。
竹安のソロの間に座ってアトマイザーで喉湿らせて。
「上っ面な人は、ミスターしか思いつかないね!」
って嬉しそうだった。
ああ、
ちょっと離れた本州は普通だなぁ。
普通でよかった。
普通があってよかったなぁ。
とホッとした。
そして、
私はちょっとTシャツが欲しくなっていたのだけど、
……グレートさんが気になる。
さりげなく物販に並んだつもりでしたが、
私が緊張していたのもありまして、
余計な話は全くしませんでした。
でも、
私がグレートにメロメロオバサンであることは、
バレているような気がしました。
画像はけいすけが消えてる時の。
私からは丸見えだった。
そんなに背中丸めなくても、
後からは全然見えないだろうにと思ったものです。