1月28日、博多百年蔵で行われたKEN YOKOYAMAのAcoustic Show行ってきました。
最初に断っておくけど、
やはりセットリストが……すみません。
健さんがわざわざ「これは初めのアルバムから○○」と紹介しながら弾いてくれているのに…
そのときは「ああこの曲」とか浸っているのに…
…なんで忘れてしまうんだろうか。
疲労困憊で駆けつけた上に、
日本酒コップ酒2杯飲んだからだろうか?
いや、素面でも怪しかったかもしれん。
というわけで、
その他の所をお楽しみ下さい。
うん、曲はやっぱ、自分で聴くのがいいよ。うんうん。
あと、MCの中には、
健さんを理解しているオーディエンスにだから言ったことで、
一部の人が聞いたら誤解があったり、びっくりしたり不快に思ったりする可能性のある内容もあり、
色々な方がご覧になるここでは、
そういうのはあえて書きません。
別に健さんの考え方がどうというのではなく、
健さんが直接伝えるならいいけど、
私が健さんの考えをただしく皆さんにお伝えできるかどうかわからないし、
それはすべきでないと思うから。
でも、
書かなかったところが一番健さんで、
パンクだな!と思った。
真剣な空気が流れすぎて、
それを払拭するためにわざと健さんがおどけているように見えたときもあった。
いつものように、
MCは雰囲気をお伝えしているだけで、
一言一句合っているとか、
そういうことはありませんので。
そういうところ引き算でお楽しみ下さい。
○博多百年蔵というところ
石蔵酒造の蔵を利用したライブハウス。
ライブできたのは初めて。来週蔵開きらしい。
ドリンク券が日本酒の瓶の蓋。
ドリンクの中にちゃんとしぼりたての日本酒もあって、
これを選択。
新酒のにおいがしておいしかった。
おかわり(500円)のときはスパークリング日本酒にした。
サッパリしていておいしかった。
ライブ会場はいくつかあるらしいけど、
多分一番大きな会場。150人くらいかな。
地べたに座ったけど、
床暖房が入っていて暖かい。
○ライブ前
蔵前、都市高速下沿いに整理番号順に並ぶ。
今回は整理番号が個人個人についていて、
連番などないので、
友達と来た人は、
遅い番号の友達と並んでいたりしていた。大人だ。
一人ライブ族が多いので、
「どんななんでしょうね?」など、
自然と周りの人と話してしまう雰囲気。
並んでいるのは若干男子多めだけど、
みなさんはいつのも荒くれを抑え、
アコースティックモードを作っている。
会場に入ると「なるべく前に詰めて座って下さい」と言われるので、
みんなおとなしく座っている。
私はまん中の梁のところの左端に座っていて、
ここに凹子が合流した。
ステージは教室の教壇の少し高いくらいのに、
マイク、アコギがひとつ。
椅子と横に机。
スタッフの音合わせが終わって、
右後ろから健さん登場。
○ライブ
「博多百年蔵いいところ」「九州でのAcoustic Show初めて」などギターいじりながら、
セットリスト、スコアいじりながら話す。
むりやりな博多弁で。
健さんに限らず、
アーティスト、みんな一生懸命博多弁で話そうとするな。
全然ちがうんだけど、
近づいてきてくれる感が嬉しくて、
みんなウフフとなってしまう。
そして、
いいとも的に「そうですね」を強要される。
「だいたいこんな感じでしようと決めているけど、
はっきりきめてない」「どうしよう?」とのことで、
セットリストのどれにするか悩んでいる様子。
フロアから「1番(目)」「2番」と声が飛ぶ。
そこで、Tiny Soul。
力強いギターとのびやかな声に魅了される。
え、さっそく曲が怪しくなりまして、
I Go Alone、Torn、I Love、Sleepwalk、Remember Meはしたんではないかと思うんですが、
他にも「きっとこれした」と思うのたくさんあるんですが、
確証がなく、あったものを書かないくらいはいいとして、
なかったものを書くのはまずいので、
……勘弁して下さい。
アルバムの曲、1/4~1/3はしてしまったんではないでしょうか?
新曲のSLEEP(いろいろあって疲れて帰って、子どもの寝顔を見たら抱きしめたくなると言う思い)、I’m not nice guy(?多分、こんなタイトル)
カバーが、ザ・ブルーハーツ「Too Much Pain」、矢沢永吉「アイ・ラブ・ユー OK」グダグダバージョン、井上陽水「少年時代」かなりグダグダバージョン、OVER THE RAINBOW、憂歌団「別れの歌」、SION「がんばれ、がんばれ」。
最後はLonging。
Nothing But Sausageからの曲が多かったように思う。
やはり名盤だからな。(私だけ?)
健さんの音楽の話だいたいここまでだから!
音楽求めて読んでこられた方、
すみません。
他をあたってください。
あとはカバーの話くらいしか出てきません。
予想通り、ギター漫談だった。
曲間曲間に喋る喋る。
「今日、博多から来た人!」とか客いじりながら。
これもいつも困る質問なんだけど、
「博多」って福岡市内のごく一部の地域を指すので、
「博多の人」って言われてもほとんどいないのではないかな?
「福岡の人」って言われたら手を挙げるし、
健さんもきっとそれくらいの意味で言ってるのわかってるんだけど、
「博多っ子じゃないもんな」となってみんな挙げない。
健「え!どこから来たの?」と聞くと、
みんな鹿児島、湯布院、伊万里といろんなところから来ていた。
すごい。
仕事帰りにふらっと来た私たちなんか気合いが足りない。
健さんは「湯布院、通ったことある。ああ、温泉あるところ」「伊万里…は伊万里焼、そのままか!」といちいち答えている。
今回は九州の郵便局の消印がないと応募できなかった。
山口くらいの人は来たかっただろうな。
「今日どんな日だった?」とか前方の反応のいいお兄さんとかに問いかける。
お兄さん「コーヒーを飲み過ぎてお腹が痛くなった」という、
この世で一番重要な情報を披露。
健さんはコーヒーでお腹が痛くならないという、
これまたファンにとっては恐ろしく貴重な秘密を大暴露。
このゆるさ。
健さん、「お腹が痛いと言えば…」と、
う○こもらした話を、興奮しながら、わざわざギター置いちゃって、
身振り手振りつきで、「トランクスの間からピュンって!」と、
それはもう詳細に語る。
若干唖然とするフロア。
でも健さんの「この話おもしろい」モードが全開になり、
結構しつこく、ヒーヒー笑いながら「わかる?わかるでしょ!?」と言いながら説明していた。
そして、「ああそうか、女性のパンツはピタッとしているから~」とか、
本当にパンツからう○こがもれることについて、
とても真面目に考えていた。
「セ○~スしてる?ちゃんとしてる?」「最後はムードつくるから、今日、セ○~スできるかもしれないよ!」と、
セ○~ス連発。
下のとき生き生きしている。
健さんのチューニングや曲選び、
みんな固唾を飲んで見守っている。
健さん居心地悪いらしく、
「今日はこんな感じで進むから、
その辺の人と話でもしててもらったほうが…
もしかしたら、それで今日、セ○~スできるかも」などフフフと笑いながら言っている。
子どもの話。
将来、音楽をやってほしいとは思わない。
子どもは子ども。
この辺でちょっとオフレコ話。
健さんは子どもは「やっぱり医者か、弁護士か、不動産屋」それは「知識がほしいから」と言いながら、
「宝くじ売り場の人でもいい。株もいい。つまり金もってこい!」と言ってた。
女子達がトイレにこそこそ行き始めた頃(50分くらい)に、
「休憩しよう!」「『おしりが割れる』と文句を言われる」と、
トイレ休憩あり。
女子には嬉しい。
帰ってきたら、待ってる人たちのためにSleepwalk弾いてたんじゃなかったか?
おお、記憶がよみがえった。
とにかく地べたに座りっぱなしなので、
「1分立とう。いい考え。お母さんから『おまえはいいことを思いつく』と誉められたものだ」と立たせたり、
気を遣ってくれていたと思う。
みんな立つと、まさに「教壇」「生徒起立」という状態になり、
健さんが「校長の横山です」とスタンドマイクで校長先生のあいさつをする。
そして、「生活委員の」と言って、
さっきから反応のいいお兄さんを連れてきて、
マイクの前に立たせる。
お兄さん「ト○○と申します。では一分だけお話しさせていただきます。私事ですが、昨年10月に結婚しました」
健さん、フロア拍手。
「そして、今年は健さんと同じ親になります。みなさんに言いたいのは、『貯金は大事だ』ということです!」
健さん、フロア拍手喝采。
ト○○さんがとても好青年で、
会場が和やかになる。
そのト○○さんの横に仲良く座っていた女性は奥様ではなく、
健さん、いじる。
その女性、ライブ前に近くに並んでいた人で、
とても感じのいい方だったので、
大丈夫だと思います!!
実はこのライブ、
往復はがきに作文的なものを書いて送って応募という方式だった。
当選はがきは年賀状となって元旦に届いた。
「年賀状嬉しかった」とフロアから声がかかると、
「オレのアイデア」と誇らしげに言いつつも、
本当は返信はがきに直筆で何か書くという案もあったけど、
拒否したとのこと。
フロア、BOOING。
そのときに出したはがきがテーブルに置いてあって、
それを読まれるおはがきコーナーがあった。
健さんも「気分は欽ちゃん」とウキウキ。
はがきを一人で読んで「クックックックッ…」と笑っている。
なんか楽しそうだけど、
全然こっちにはわからないぞ。
健さんチョイスで呼ばれたア○ミさん、ユ○さんは名乗りを上げない。
健「え~!?来てない!?来てないとかあるの!!??」「あななたち誰!?」
内容も「髪型がへん」とか書いてあったので、
健さんははがきを床に叩きつけて「ちくしょ!」とか言ってた。
その後、名乗りを上げた人は健さんに対するギャップ萌えについて書いてあって、
ゴキゲンになっていた。
ちょっとオフレコ話を語って、
バンドをしているという男性ファンと会話。
健「どんなのやってるの?」
男性「ええと…」
健「ジャンルは?」
男性「ロックです」
健「だいたい~音楽にジャンルって~!」フロア爆笑。
男性ファンが好きという話。「ゲイだったらものすごくツアーが楽しいだろう」と何度も言ってる。
カバーは時々織り交ぜてきた。
まずはブルーハーツの「Too Much Pain」。
マーシーの名曲。
これを言うと、健さんのファンもマーシーのファンも嫌かもしれないけど、
歌い方がぞっとするくらいマーシーだった。(オリジナルはヒロトVo.)
やはりギター弾きにはマーシーが見えちゃうんかな。
健さんは、「チェインギャングもあるけど、僕はあまりはまらなかった。
Too Much Painは風景とかいっぱいでてきていい」
「ブルーハーツの中でも、後期の作品で、B面の曲だけど、
この曲はあまりによすぎてレコーディングできなかったんじゃないか。
そういうことってあるんだよ」と語ってた。
チェインギャングが比較に出てくるあたりがさすがだなぁ。
そして、健さんは「オレはできたらすぐ録る。どんどんどんどん、ワハハハ」と言ってた。
「これからこういうのをやろうかと」と言ってたのが、
これからもToo Much Painをするという意味なのか?邦楽カバーをするという意味なのか?わからないけど、
とてもいいものをみた。
フロアから「アイ・ラブ・ユー OK」と声がかかると、
あのイントロが鳴って、口をとがらせ永ちゃん顔で「アイラビュー、オケー♪」と歌ってくれたけど、
一番から歌詞が怪しかった。
みんなおとなしく聞いていたから、
歌詞怪しいのに気づいてなかった様子だけど、
だんだんグダグダになってきて、笑って終わり。
年齢層的に、永ちゃんは私が一番聴き込んでただろう。
健さんの「福岡出身(のミュージシャン)は?」という問いかけで「陽水」。
「なぁ~つがす~ぎ~♪」と少年時代を歌い始めたけど、
初めからグダグダ。
ブルースはすばらしいということで、
憂歌団の「別れの歌」。憂歌団ですからね、当然です。
研ナオコなんかももっと評価されていいと言ってた。
そして、
「がんばれ」という言葉の使い方をちゃんと考えて欲しいという話。
ライブ前に「がんばってください」と言われると「?」となる。
本当にがんばれと言うときの歌ということで、
SIONの「がんばれ、がんばれ」。
よく「がんばれ」って言ったらいけないとか言う人いるけど、
そうじゃなくて健さんの言うみたいに、
使い方の問題なんだよね。
こんな感じで、
アンコールもなく淡々とライブ終了。
ライブの模様は来週のV3で放映されるらしいです。
私はまだ会場も出ないうちに、
モナカさんにToo Much Painのことをメール。
健さん+ブルーハーツ この興奮がわかるのはモナカさんしかいない。
○感想
MCなんかまだまだ1/3も書いてないんだけど、
もうかなり長くなったのでこんなところで。
音楽の話が少なくてすみません。
バンドもいいけど、
今回は生健さんを見に行ったって感じでよかったです。
必死で生きてて、気も遣ってて、大人で、子どもでみたいなところが、
同年代としてグッときた。
本当に大人な振る舞いができるほど、
まだまだ大人になれないんだけど、
とんがってもない、
自分のこと好きで来てくれてる人がいて嬉しい、
そんなお年頃です。
(だからここに毎日見に来て下さってるみなさんが私も好き)
楽しそうで楽しそうで、
時々オーディエンスをおいて、
一人でツボにはまって「クックックッ……」と笑い続けていて、
ほほえましかった。
健さんが好きな音楽が私も好きでよかった。
また九州でAcoustic Showしてください。
今度、5月に会いましょう。
その前に新譜でお会いします。
新バンドになってどんなのが録れてるのか楽しみ。
イラスト、
HP参考に描いてみたけど、
いまいちだなぁ。
すみません。
なんか彼の顔はつかみどころがないんだ。
追記:
やっぱりハイスタを一曲やったわ。
MAKING THE LOADの曲。
やるわけないと思っていたので、
これは「健さん…やったよね」と記憶をねじまげた。
凹子が「やりましたよね」と言ったけど、
世界中にオフレコ発言だと締めてしまった。
本当に凹子ごめん。
こういうことあるから、
あんま私の記事をあてにしない方がいいですよ。
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