私は2歳児くらいには既にテレビっ子だったらしい。
テレビの前にいるとおとなしかったので、
母は迷わずテレビにお守りをさせていた。
そのとき食い入るように見ていたのが「巨人の星」だった。
今朝、洗濯しつつ見ていたのがBS2でやってた、
劇場版巨人の星「行け行け飛雄馬」。
途中から、断続的に視聴。
たぶん、気にする人は皆無だと思うけどネタばれです。
たぶん、テレビ版を無理矢理シネマスコープにしているので、
下1/3が切ってある。
10年以上前カメラについていた「パノラマ機能」と同じ原理。
だから、顔がアップになる(頻度高し)と鼻から下が切れる。
全体的に変なカット。
甲子園で調子に乗った、飛雄馬と伴は巨人の入団テストを受けるのだった。
本当に調子にこいちゃっている二人は、
プロを心底馬鹿にしているのだった。
あと、オリンピック目指している、日本陸上界の秘密兵器 速水譲次 がテスト生。
速水は「自分が目指しているのは所詮オリンピック、プロ野球とはレベルが違うわけか」的な、謙遜なのか何なのか分からない発言もあり。
ぜったいオリンピックの方がすごいだろう?
この人は陸上選手なのに、なぜかファースト頭上を膝を抱えてクルクル飛び越えたりできる。体操選手だよね。
ファースト飛び越え、一塁セーフなのだ。
川上監督も「頭上を飛び越えてはいけないというルールはない!」と唸るのだった。
堀内が投げたボールを、飛雄馬が打って、突然スーパーカーから降りてきた花形が打ち返すというなんだか分からないシーンもあり。
ボール見ると打ってしまうシーンは巨人の星ではよくあるけどね。
花形は飛雄馬を応援に来てるんだけど、
飛雄馬「はっきり言って迷惑」的な発言。
花形は口八丁手八丁で堀内をかき乱すのであった。
飛雄馬は父のぼろぼろスニーカーを履いていたので、
魔送球を思い出して投げてしまうのだった。
それを見て、「昔魔送球を投げた子どもがいた」と思い出す川上監督。
「それは僕のことだ!」と言う飛雄馬。
…このシーンでびっくりしたのは、
川上監督は心の中でつぶやいたと思っていたのに、
飛雄馬が答えちゃったこと。
そう、下がカットされているので、「口」が見えないため、
本当のセリフか、心でつぶやいたのかわからないのだ。
全体的に、「本当のセリフ」より「心のセリフ」の多い巨人の星。
映画版を見るときは注意が必要なのだ。
最後は巨人に入れたよかったよかった。