いらっしゃいませアゲイン。
続きです。
けいすけが「B面行きます!」と言って、
もう!?と若干ショボンとした。
ある意味、このためにはるばる福岡から来たからなぁ。
そうだなぁ、たった8曲のアルバムだったよ。
「プラスチックにしてくれ」
テッペンから始まるこの曲。
当時からキーが厳しいくらいの激しさで、
頭に突き刺さるようだったな。
大変やなぁ!がんばれ!46才!
盛り上げるしかない!
一斉にひぃ、ふぅ、みぃ、よぉ!と拳があがる。
いや、さすがヤンフラ会員であります。
思えば、
ドアウェイのBRAHMAN対バンから10日で、
ドホームLIVE見ているわけですな。
すごいふり幅。
竹安の上がっていく執拗な3連符、
肩を丸めてガリガリと弦を切り刻んでいく。
奥歯噛みしめるくらいカッコいいぞ!
この曲がとても好きだった。
生きづらくて、人と関わるのが面倒で、
感覚をなくしたいと思っていた。
自分が有機物であるのが耐えられなくて、
無機物になりたかった。
この形しかなくて石油できた無機物になりたい気分に共感していた。
かといって、
本当に自分を殺してしまうとか、人と関わらないとか、
そういうことはできないのだ。
最後にけいすけが、脈と血潮を叫ぶとき、
生物である自分にハッとした。
これだけ利己的なのに、
プラスチックになりたいとか、プラスチックになってやるではなくて、
プラスチックに「してくれ」という他力本願な甘えというか、
そういうダメさも、
自分と重なっていた。
まあ、「スローなブギにしてくれ」あたりから来てるのだと思うけど。
「フェイクでいこう」
うわぁぁぁ大丈夫か!もう一発アゲるのだった。
けいすけ、
スタンドマイクを持ってクルクル回る。
が、がんばれーーーー!!46歳!
他のライブでもかかったけど、
今回のセトリは20代の体力前提だから!
鬼気迫るのに応えるように、
フロアから「フェイク!」と声がかかる。
肩で息をしながらハープを吹くのを助けるように、
Gのベースが被さり、竹安が重ねる。
マイクスタンドにすがりながらの渾身の腰振り。
単に騙しあってるというのではなく、
専門的には離人感というのだけど、
この世に存在しているようで存在していないような、
自分は本当はここに居る自分ではなくて、
周りの人も本当は本当ではなくて、
全部ウソなのかもしれない。
存在している実感がない。
そういう感覚があった。
けいすけから、
適当にだましあって、欲望に身を任せろ、
「フェイク」なのだからと開き直られて、
ああ、じゃあ、私もそれでいいや!と思った。
そう思って聴いていた。
今の自分はリアル過ぎるな。
実感がありすぎて苦しい。
でも、それを受け止められるようになったかもしれない。
けいすけも、
酸欠を苦しいと感じているだろう。
しかし、
書けば書くほど、私とけいすけはダメ人間だったな。(←けいすけ巻き添え)
この2曲後のけいすけの憔悴っぷりは激しく、
G、フェイクでグルグル回るけいすけを心配していた。
「見てる方が目が回る」
け「目が回った。昔は回らなかったんだけどね」
「ライトを消して走れ」
やっと落ち着いて聴けるわ。
これは大分では必ずかかるんだけど、
「2年に一度しかやらない」とか言われていたな。
昔馴染みの大分ではかけたくなるのだろうなぁ。
直前のGのブログで、
「余計なものを見過ぎぬように」について書いてあったので、
意識していたのかもしれないけど、
心に刺さった。
まあ、
フラカンをあんまり褒めないんだけどですね!
やっぱりこの頃から、
天才だわ、けいすけは。
細っていく世界を正しい目で見て、
表現していると思った。
そしてあっという間に「さよならバイバイ」
ああ、
なんて悲しいんだ!さよならバイバイ!
絶対的別れの宣告は、
人と人との別れみたいな単純なものでなく、
けいすけが、
世界を突き放すような絶望的なものに感じられていた。
昔から死の臭いがしていた。
年を取ることは死に近づくことだ。
20代の私は人の死に遭いすぎていて、
こうやって人は終わっていくのだという、
絶望と諦観があった。
いつも死が背中に張り付いていて、
それは今も変わらない。
だけど、
生き方は少し変わったかもしれない。
ライフステージの中で、
自分がどう生きるかだけでなく、
どう次世代に託すのかという、
生命としてだけの死ではないものを考えるようになったからかもしれない。
この時、
「マイ・スウィート・ソウル」が無性に聴きたかった。
あれから20年経った。
私たちは大人になった。
肉体的には衰え、死が近づいていくのを感じつづけた。
だからこそ、生きる意味をずっと考えてきた。
人生はうまくいかなかった。
ずっとダメだった、悔しかった、カッコ悪かった…けど、
そんなに悪いことだけではなかった。
自分だけが頑張るんじゃない、小さな自分では、
空間の中でも、時間の中でも、
なにも成し得はしないのだ。
自分の夢を託すとか、
そういうチンケなことではなくて、
次の世代がちゃんと生きていく世界であってほしいと切に願うようになった。
自己主張は要らない。
なるべく迷惑かけないように去りたい。
私はプラスチックじゃなくてよかったよ!
そんな腐らないゴミにならないで、
骨のにおいだけ残して、
本当の無機物になりたい。
それが、
フラカンと私の、
今のところの結論なのかもしれない。
これから、
本当に死に怯えて、
発狂するかもしれない。
今夜、
突然死するかもしれない。
人に結論があるのではなくて、
死までの過程しかなく、
肉体はフェイクで自分のものじゃないと思える。
フラカンはまだこれからも、
着いたり離れたりしながら、
一緒に人生を歩いてくれる…と、
勝手に思っている。
今までありがとう。
これからもよろしく。
これが、
LIVEの様子。
殆ど私の回想です。
後半トークショーは、
本当にヤンフラ会員のためのものだから、
簡単にさせていただきます。
LIVE中のMCとか混じってると思います。
ステージ暗転して、
真ん中に小さなテーブル、
左右に2つずつ椅子が置かれる。
4人登場。
けいすけは長袖のボーダーTシャツに武道館Tを着ている。
竹安はそのまま、
Gはシャツに着替えていた。
コニシは?忘れました。
下手から、
コニシ、G、テーブル、けいすけ、竹安。
けいすけは、みんな武道館Tシャツ着ていると思っていたのに…と裏切られたような言い方。
G「武道館Tシャツ着ないと決めてるんだよね。なんかそう思うんだよね」
(わかる気がする。そういうお祭り騒ぎではないところを、社長は見ているのかもしれない)
MCの時だったかもしれないけど、
昔、香港ツアーの企画があって、
けいすけは「それは違う」と思ったのでしなかった。
現地にファンがいるわけではないので、
日本からファンを連れて行くと、
お客さんの負担にもなるしと。
(偉い!偉いぞけいすけ!そうだそうだ!)
基本はコニシ仕切りで、
チケットと一緒に送られていたアンケートを読み上げていく。
フザケてしまったので、
読まれたらどうしようとヒヤヒヤしていた。
出さなければよかった。
一番伝えたかったのは、
どういう演出がいいか?というところで、
「いつものフラカンが見たい」ということだった。
演出もゲストもなにもいらない、
いつものフラカンが武道館でやってるのだったら見たい。
殆どの人がそう書いていたようでホッとした。
さすがヤンフラ、わかってるな!
メンバーもそうありたいとのことだった。
演出についてはまだ何も決まってないようであったが、
スクリーンとか出てくるたびに、
「スクリーンがあるかどうかわからないけど」という言葉が漏れて、
ああいうセット、高いんだろうなぁ!
竹安はドライを飲んでいて、コニシもビールを飲んでいた。
Gはノンアルビール飲料。
けいすけが「のどごし飲んでる人いないじゃない!」
…で、ここで竹安問題発言。割愛。
演出はコニシが爆発するという方向に。
コニシが積極的。
Gとけいすけが、コニシの頭皮を僻む。
け「ボクやリーダーの頭皮はもう帰ってこない」
ワイヤーで飛ぶ演出について。
KANABOONも飛んだらしい。
け「カナブンじゃなくて?虫じゃなくて?」
飛ぶならGだろうという話から、
け「ボクが安いでしょう?」
G「グラムなの?」
け「グラムでしょう?ボクだったら45.6キロだから」
結局、Gが飛ぶと見せかけて、
竹安が飛ぶという演出にしよう、
竹安に気づかれないようにワイヤーをつけよう、
どうやったら竹安に気づかれないようにワイヤーをつけられるか?という話。
スクリーンに写真を映す演出について。
お金を気にするG。
コニシが通路に陳列することを提案。
け「じゃあ、女子トイレにはボク、男子トイレにコニシの写真を並べよう。
ボクは女性ファンが多いし、コニシは男性ファンが多いから」
Gの歴代オーバーオールを並べてはどうか?とコニシ提案。(俳優コニシのMCが炸裂していたぜ!)
昔あった、ムック(ガチャピンムックのムック)色のとか。
G「死んだメモリアルみたい」と嫌がる。
4人の立て看板と武道館と一緒に写真撮れるようにする演出は、
4人ともいいかも!
フロアからプロレス入場とか、フロアに第二ステージなどの演出について。
G「武道館は厳しいから、客席からステージに上がったらいけないかも」と心配する。
だったら、もう客席でLIVEしてしまうか?という話に。
「武道館でやったけど、ステージに上がらなかった伝説のバンド」になるかもしれない。
コニシのべードラ(バスドラ)からけいすけが飛び出す演出について。
ロティカのあっちゃんがやったらしい。
け「2時間くらい、あそこに入ってるの?」と辛そう。
け「場所を用意してくれたらやるけど」
殆ど演出については「いつもの」と書いてあったらしい。
色んな演出案がでても、
結局、Gの『お金が』オーラがすごかったので、
多分、「いつもの」になると思います。
みんなそれでいいんじゃないか?
武道館でかけてほしい曲のアンケートについて。
竹安が「鮫」を発見して、
みんな「どんな曲だっけ?」「何に入ってたっけ?」と興味津々。
フロアから、「花裏」と声がかかる。
いったん盛り上がって、
色んな曲を発表していたら、
けいすけが「あ!ここにも鮫の人がいる!」と大発見し、盛り上がっていた時に、
竹「あ、それ、さっき僕が読んだの」
け「!!!」
竹安、読んだアンケートをけいすけのアンケート山に入れていた。
2人も鮫がいるわけないよね!と話す4人。
アンケートはヤンフラ全員にしようと思っているとG。
G「ヤンフラのみんなは、深夜高速とか東京タワーとか書かないと思うんだよね!」と期待している。
当たった人にはプレゼントはどうか?という話に。
コニシ「そんなことしたらよくないよね、メジャーな曲書いちゃう」とスルドイつっこみ。
確かに!と「少ない人にあげよう」ということに。
4人がサインしたものにあげようということになった。
竹安が「ブービー賞にしたら?」と提案したけど、
「鮫とか書く人2人しかいなかったらどうするんだ!」と却下される。
多分、けいすけは1つのものに4人でサインするつもりで、
コニシはそれぞれがサインして4つのプレゼントを出すつもりで、
全然かみ合わなくてGが「ちょっとまって!?どういうこと!?」と混乱していて、
竹安が「マエカワ大変だね」と笑っていた。
収集つかないので、
Gが「痛快ブックに書く」とのことです。
武道館までの目標について。
竹安は痩せるとのこと。
確かに、最近はふっくらしたというレベルではなくなってきたかも。
けいすけ、「ラ○ザップしたら?」「竹安ならできる、2カ月で」と勧める。
見事痩せたら、白いタンクトップにしたらどうか?と提案。
そしたら、
肩にメガネのタトゥーを入れる。
全員タトゥーにしようかという話。
G「ボクはタトゥー入れるときは、頭に入れるって決めてるんだよね」
何度もラ○ザップ話は蒸し返され、
竹「ギターを弾くのに適した体型かな」と心配していた。
1時間喋りつづけていたので書ききれるわけもなく、
この辺で。
最後はA○Bのように4人と握手のお見送り。
せっかくなので私も握手してもらった。
けいすけと握手なんて初めてかもしれない。
けいすけの眼をじっと見たら、
しっかり見返して「ありがとうございます」と言われた。
小さい、人のいい、
でも、すごく意志のある目だった。
そのあと、本当はnemuriさんとご飯食べて帰ろうとか言ってたのだけど、
多分、お互いに一杯になってしまってあっさり別れた。
お腹が空いているはずなのに、食欲がなかった。
昼間飲んだからかな?脱水したのかな?と思ったけど違ったようだ。
すごいLIVEを見てしまったあと、
私はよく心身の調子を崩す。
LIVEだけではなくて、
20年が襲ってきたのだと気付き、
ホテルのベッドに転がって、
20年を反芻していた。
そんな2015年5月21日でした。
画像は4人の中で一番犬に似ていると思われる(?)俳優コニシをらくがきで。
<追記>
トークショーの最後にホップ・ステップ・ヤングをやったのが抜けてました。
G「(ファンクラブ)ヤングフラワーズのもとになったのが、この曲だから」とのことで、
竹安アコギ、コニシがタンバリンで、
ヤングヤング!シャンシャンシャン!とステージとフロア大合唱で終わっていったのでした。
ビール飲んでたから、もう曲やらないだろうと思っていたから、
嬉しかったよー。
MC書いて終わって気持ちでおりました。
続きです。
けいすけが「B面行きます!」と言って、
もう!?と若干ショボンとした。
ある意味、このためにはるばる福岡から来たからなぁ。
そうだなぁ、たった8曲のアルバムだったよ。
「プラスチックにしてくれ」
テッペンから始まるこの曲。
当時からキーが厳しいくらいの激しさで、
頭に突き刺さるようだったな。
大変やなぁ!がんばれ!46才!
盛り上げるしかない!
一斉にひぃ、ふぅ、みぃ、よぉ!と拳があがる。
いや、さすがヤンフラ会員であります。
思えば、
ドアウェイのBRAHMAN対バンから10日で、
ドホームLIVE見ているわけですな。
すごいふり幅。
竹安の上がっていく執拗な3連符、
肩を丸めてガリガリと弦を切り刻んでいく。
奥歯噛みしめるくらいカッコいいぞ!
この曲がとても好きだった。
生きづらくて、人と関わるのが面倒で、
感覚をなくしたいと思っていた。
自分が有機物であるのが耐えられなくて、
無機物になりたかった。
この形しかなくて石油できた無機物になりたい気分に共感していた。
かといって、
本当に自分を殺してしまうとか、人と関わらないとか、
そういうことはできないのだ。
最後にけいすけが、脈と血潮を叫ぶとき、
生物である自分にハッとした。
これだけ利己的なのに、
プラスチックになりたいとか、プラスチックになってやるではなくて、
プラスチックに「してくれ」という他力本願な甘えというか、
そういうダメさも、
自分と重なっていた。
まあ、「スローなブギにしてくれ」あたりから来てるのだと思うけど。
「フェイクでいこう」
うわぁぁぁ大丈夫か!もう一発アゲるのだった。
けいすけ、
スタンドマイクを持ってクルクル回る。
が、がんばれーーーー!!46歳!
他のライブでもかかったけど、
今回のセトリは20代の体力前提だから!
鬼気迫るのに応えるように、
フロアから「フェイク!」と声がかかる。
肩で息をしながらハープを吹くのを助けるように、
Gのベースが被さり、竹安が重ねる。
マイクスタンドにすがりながらの渾身の腰振り。
単に騙しあってるというのではなく、
専門的には離人感というのだけど、
この世に存在しているようで存在していないような、
自分は本当はここに居る自分ではなくて、
周りの人も本当は本当ではなくて、
全部ウソなのかもしれない。
存在している実感がない。
そういう感覚があった。
けいすけから、
適当にだましあって、欲望に身を任せろ、
「フェイク」なのだからと開き直られて、
ああ、じゃあ、私もそれでいいや!と思った。
そう思って聴いていた。
今の自分はリアル過ぎるな。
実感がありすぎて苦しい。
でも、それを受け止められるようになったかもしれない。
けいすけも、
酸欠を苦しいと感じているだろう。
しかし、
書けば書くほど、私とけいすけはダメ人間だったな。(←けいすけ巻き添え)
この2曲後のけいすけの憔悴っぷりは激しく、
G、フェイクでグルグル回るけいすけを心配していた。
「見てる方が目が回る」
け「目が回った。昔は回らなかったんだけどね」
「ライトを消して走れ」
やっと落ち着いて聴けるわ。
これは大分では必ずかかるんだけど、
「2年に一度しかやらない」とか言われていたな。
昔馴染みの大分ではかけたくなるのだろうなぁ。
直前のGのブログで、
「余計なものを見過ぎぬように」について書いてあったので、
意識していたのかもしれないけど、
心に刺さった。
まあ、
フラカンをあんまり褒めないんだけどですね!
やっぱりこの頃から、
天才だわ、けいすけは。
細っていく世界を正しい目で見て、
表現していると思った。
そしてあっという間に「さよならバイバイ」
ああ、
なんて悲しいんだ!さよならバイバイ!
絶対的別れの宣告は、
人と人との別れみたいな単純なものでなく、
けいすけが、
世界を突き放すような絶望的なものに感じられていた。
昔から死の臭いがしていた。
年を取ることは死に近づくことだ。
20代の私は人の死に遭いすぎていて、
こうやって人は終わっていくのだという、
絶望と諦観があった。
いつも死が背中に張り付いていて、
それは今も変わらない。
だけど、
生き方は少し変わったかもしれない。
ライフステージの中で、
自分がどう生きるかだけでなく、
どう次世代に託すのかという、
生命としてだけの死ではないものを考えるようになったからかもしれない。
この時、
「マイ・スウィート・ソウル」が無性に聴きたかった。
あれから20年経った。
私たちは大人になった。
肉体的には衰え、死が近づいていくのを感じつづけた。
だからこそ、生きる意味をずっと考えてきた。
人生はうまくいかなかった。
ずっとダメだった、悔しかった、カッコ悪かった…けど、
そんなに悪いことだけではなかった。
自分だけが頑張るんじゃない、小さな自分では、
空間の中でも、時間の中でも、
なにも成し得はしないのだ。
自分の夢を託すとか、
そういうチンケなことではなくて、
次の世代がちゃんと生きていく世界であってほしいと切に願うようになった。
自己主張は要らない。
なるべく迷惑かけないように去りたい。
私はプラスチックじゃなくてよかったよ!
そんな腐らないゴミにならないで、
骨のにおいだけ残して、
本当の無機物になりたい。
それが、
フラカンと私の、
今のところの結論なのかもしれない。
これから、
本当に死に怯えて、
発狂するかもしれない。
今夜、
突然死するかもしれない。
人に結論があるのではなくて、
死までの過程しかなく、
肉体はフェイクで自分のものじゃないと思える。
フラカンはまだこれからも、
着いたり離れたりしながら、
一緒に人生を歩いてくれる…と、
勝手に思っている。
今までありがとう。
これからもよろしく。
これが、
LIVEの様子。
殆ど私の回想です。
後半トークショーは、
本当にヤンフラ会員のためのものだから、
簡単にさせていただきます。
LIVE中のMCとか混じってると思います。
ステージ暗転して、
真ん中に小さなテーブル、
左右に2つずつ椅子が置かれる。
4人登場。
けいすけは長袖のボーダーTシャツに武道館Tを着ている。
竹安はそのまま、
Gはシャツに着替えていた。
コニシは?忘れました。
下手から、
コニシ、G、テーブル、けいすけ、竹安。
けいすけは、みんな武道館Tシャツ着ていると思っていたのに…と裏切られたような言い方。
G「武道館Tシャツ着ないと決めてるんだよね。なんかそう思うんだよね」
(わかる気がする。そういうお祭り騒ぎではないところを、社長は見ているのかもしれない)
MCの時だったかもしれないけど、
昔、香港ツアーの企画があって、
けいすけは「それは違う」と思ったのでしなかった。
現地にファンがいるわけではないので、
日本からファンを連れて行くと、
お客さんの負担にもなるしと。
(偉い!偉いぞけいすけ!そうだそうだ!)
基本はコニシ仕切りで、
チケットと一緒に送られていたアンケートを読み上げていく。
フザケてしまったので、
読まれたらどうしようとヒヤヒヤしていた。
出さなければよかった。
一番伝えたかったのは、
どういう演出がいいか?というところで、
「いつものフラカンが見たい」ということだった。
演出もゲストもなにもいらない、
いつものフラカンが武道館でやってるのだったら見たい。
殆どの人がそう書いていたようでホッとした。
さすがヤンフラ、わかってるな!
メンバーもそうありたいとのことだった。
演出についてはまだ何も決まってないようであったが、
スクリーンとか出てくるたびに、
「スクリーンがあるかどうかわからないけど」という言葉が漏れて、
ああいうセット、高いんだろうなぁ!
竹安はドライを飲んでいて、コニシもビールを飲んでいた。
Gはノンアルビール飲料。
けいすけが「のどごし飲んでる人いないじゃない!」
…で、ここで竹安問題発言。割愛。
演出はコニシが爆発するという方向に。
コニシが積極的。
Gとけいすけが、コニシの頭皮を僻む。
け「ボクやリーダーの頭皮はもう帰ってこない」
ワイヤーで飛ぶ演出について。
KANABOONも飛んだらしい。
け「カナブンじゃなくて?虫じゃなくて?」
飛ぶならGだろうという話から、
け「ボクが安いでしょう?」
G「グラムなの?」
け「グラムでしょう?ボクだったら45.6キロだから」
結局、Gが飛ぶと見せかけて、
竹安が飛ぶという演出にしよう、
竹安に気づかれないようにワイヤーをつけよう、
どうやったら竹安に気づかれないようにワイヤーをつけられるか?という話。
スクリーンに写真を映す演出について。
お金を気にするG。
コニシが通路に陳列することを提案。
け「じゃあ、女子トイレにはボク、男子トイレにコニシの写真を並べよう。
ボクは女性ファンが多いし、コニシは男性ファンが多いから」
Gの歴代オーバーオールを並べてはどうか?とコニシ提案。(俳優コニシのMCが炸裂していたぜ!)
昔あった、ムック(ガチャピンムックのムック)色のとか。
G「死んだメモリアルみたい」と嫌がる。
4人の立て看板と武道館と一緒に写真撮れるようにする演出は、
4人ともいいかも!
フロアからプロレス入場とか、フロアに第二ステージなどの演出について。
G「武道館は厳しいから、客席からステージに上がったらいけないかも」と心配する。
だったら、もう客席でLIVEしてしまうか?という話に。
「武道館でやったけど、ステージに上がらなかった伝説のバンド」になるかもしれない。
コニシのべードラ(バスドラ)からけいすけが飛び出す演出について。
ロティカのあっちゃんがやったらしい。
け「2時間くらい、あそこに入ってるの?」と辛そう。
け「場所を用意してくれたらやるけど」
殆ど演出については「いつもの」と書いてあったらしい。
色んな演出案がでても、
結局、Gの『お金が』オーラがすごかったので、
多分、「いつもの」になると思います。
みんなそれでいいんじゃないか?
武道館でかけてほしい曲のアンケートについて。
竹安が「鮫」を発見して、
みんな「どんな曲だっけ?」「何に入ってたっけ?」と興味津々。
フロアから、「花裏」と声がかかる。
いったん盛り上がって、
色んな曲を発表していたら、
けいすけが「あ!ここにも鮫の人がいる!」と大発見し、盛り上がっていた時に、
竹「あ、それ、さっき僕が読んだの」
け「!!!」
竹安、読んだアンケートをけいすけのアンケート山に入れていた。
2人も鮫がいるわけないよね!と話す4人。
アンケートはヤンフラ全員にしようと思っているとG。
G「ヤンフラのみんなは、深夜高速とか東京タワーとか書かないと思うんだよね!」と期待している。
当たった人にはプレゼントはどうか?という話に。
コニシ「そんなことしたらよくないよね、メジャーな曲書いちゃう」とスルドイつっこみ。
確かに!と「少ない人にあげよう」ということに。
4人がサインしたものにあげようということになった。
竹安が「ブービー賞にしたら?」と提案したけど、
「鮫とか書く人2人しかいなかったらどうするんだ!」と却下される。
多分、けいすけは1つのものに4人でサインするつもりで、
コニシはそれぞれがサインして4つのプレゼントを出すつもりで、
全然かみ合わなくてGが「ちょっとまって!?どういうこと!?」と混乱していて、
竹安が「マエカワ大変だね」と笑っていた。
収集つかないので、
Gが「痛快ブックに書く」とのことです。
武道館までの目標について。
竹安は痩せるとのこと。
確かに、最近はふっくらしたというレベルではなくなってきたかも。
けいすけ、「ラ○ザップしたら?」「竹安ならできる、2カ月で」と勧める。
見事痩せたら、白いタンクトップにしたらどうか?と提案。
そしたら、
肩にメガネのタトゥーを入れる。
全員タトゥーにしようかという話。
G「ボクはタトゥー入れるときは、頭に入れるって決めてるんだよね」
何度もラ○ザップ話は蒸し返され、
竹「ギターを弾くのに適した体型かな」と心配していた。
1時間喋りつづけていたので書ききれるわけもなく、
この辺で。
最後はA○Bのように4人と握手のお見送り。
せっかくなので私も握手してもらった。
けいすけと握手なんて初めてかもしれない。
けいすけの眼をじっと見たら、
しっかり見返して「ありがとうございます」と言われた。
小さい、人のいい、
でも、すごく意志のある目だった。
そのあと、本当はnemuriさんとご飯食べて帰ろうとか言ってたのだけど、
多分、お互いに一杯になってしまってあっさり別れた。
お腹が空いているはずなのに、食欲がなかった。
昼間飲んだからかな?脱水したのかな?と思ったけど違ったようだ。
すごいLIVEを見てしまったあと、
私はよく心身の調子を崩す。
LIVEだけではなくて、
20年が襲ってきたのだと気付き、
ホテルのベッドに転がって、
20年を反芻していた。
そんな2015年5月21日でした。
画像は4人の中で一番犬に似ていると思われる(?)俳優コニシをらくがきで。
<追記>
トークショーの最後にホップ・ステップ・ヤングをやったのが抜けてました。
G「(ファンクラブ)ヤングフラワーズのもとになったのが、この曲だから」とのことで、
竹安アコギ、コニシがタンバリンで、
ヤングヤング!シャンシャンシャン!とステージとフロア大合唱で終わっていったのでした。
ビール飲んでたから、もう曲やらないだろうと思っていたから、
嬉しかったよー。
MC書いて終わって気持ちでおりました。