hotspring ROYAL STRAIGHT FLASH TOUR２ ～1週間でhotspring4回見た日記 前篇
もう時間もたったし、暇もないからやめようかなと思っていたのだけど、
途中で止めてしまうのも気持ち悪いので後篇。
ササッと大分のこと。
行く気なかったんですよーーーーーーーーー！
夕方まで会議が入ってて到着するのは、どう考えてもソニック飛び乗って7時過ぎ、
大分のソニック最終は9時43分。
スポットまで歩かないといけないし…たぶんスポット滞在2時間くらいですよ。
絶対、きんちゃんから「キ〇ガイ」言われるし。
でも、ゴエくんが「綺麗にハマった！見られます！」って言うから信じた。
2マンだから、ここ1週間のなかではロングセットになるはず。
ここまで来たら九州シリーズ皆勤賞ですよ。
予定通り着いた。
まだ首振りしてた。
超地元小倉バンドなのに、なぜにこんなに他所でみているのか？
本当に手練れの楽しいライブですよ、首振りさんは。
転換で、
最後なんで、次の予定もないんで、思いっきりみたろ！と狩野くん前に入った。
ババアが前に居て華がなくてごめんね！
ここ一週間の狩野くんはとてもいい！（短いな！）
いや、全体がいいのだ。
セイジ・サポートもいいんだろうけど、
イノクチの良い気負いとか、ゴエくんの跳ねとか、狩野くんの華やかさとか、
倍増したような気がする。
足りないものを埋める加減がわからなくて、穴埋めが山盛りになってしまった。
特に、お膝元の大分だし、気合十分のはず。
前回のSPOTはフラカンだったな。
あれ、暑かったなぁ。
今日も十分暑いけど。
SPOTは300円足したらメガビールにできるんですよ。
グビグビ。
登場SEのUnchained Melodyで、
ゾロゾロ4人が現れる。
イノクチ、ゴエ地元だからか、
フワッと笑って、
ここ1週間では一番穏やかにみえた。
ドカンとゴエくんが一発で、
モードから始まった。
いいねえ！いきなりババアでてきたし！
本当はこれは褒められてるんだよ。
パンクとババアが似てるって褒められている。
真逆のものは本当は同じなのだ。
「ドブ川に反射モード」が好きだ。
ドブ川は本当はキラキラ綺麗なのだ。
ほんで狩野くんのギターソロがガツンとしてて、
やっぱいい。
やっといいよ！
黒でいろは最近アンコでアカペラインで、
それはそれでよかったんだけど、
ドカドカッと入るのやっぱいい！
そして、
イノクチの歌う女性のセリフはホント色っぽいなと思った。
「上手に歳をとれば 違う未来もあったかしら」がいつもズガンとくる。
後悔というよりは、違う選択肢への憧憬のような。
色づいたポラロイド写真みたいに、
セピア色の未来がみえる。
もしこれが、
「違う未来があったかしら」だったら、
後悔が勝ってしまうのだけど、
イノクチの歌う女性は強くてしなやかだ。
1文字の助詞が気持ちよい。
そう、イノクチは天才なのです。
彼は、どういうわけかこういうところ天才なのです。
ほんでどういうわけか、
アルバムより断然声が出てて、
すごく色気がある。
発達してるね。
で、以前から言ってる狩野オブリが炸裂してました。（オブリって炸裂するんかわからんけど）
決してその手を離さないで～♪のときのブリッジミュートが効いた抑えた音なんかは、
ちょっと手練れな感じであります。
若いってすごい。
すぐ発達する。
I HATE MUSIC FUCK FOREVERというアルバム前半の曲を畳みこんできた。
ベースインで、ベースソロありありの曲だから、セイジくんも大変だと思うのだけど、
なかなか馴染み始めてまして、いいですね！
パンクババアは踊りまくりました。
イノクチも楽し気に踊っていました。
て、踊ってたらリズムの奴隷やし！
ありがとーー！セイジくん！ベース弾いて弾いて！！
FUFUFU-♪
踊るしかないでございます！
後半のゴエの跳ねまくる4つ打ちにクラップが止まらんです。
…アゲてきましたね。
もうババアのアドレナリンもマックスであります。
で、
セトリは、当時のメモをみながら、
でもいろいろ思い返しながら…自信なく。
（なんで撮らせてもらわんかったんか？それは、焦っていたから）
モード、黒でいろ、I HATE MUSIC FUCK FOREVER、リズムの奴隷、
車輪の中、Touch me I'm sick、DO YOU WANNA DANCE、
BABY BABY、ゼロになる、
シュガーK、WHITE LIGHT/WHITE HEAT、BABY KILL LOVE、青春の正体、夜の魚
EN)Johnny,ゴールド
ほんで、車輪の中は、何度聞いてもいいですな！
細かい狩野くんのソロもいい。
SG似合うね！君！
…とか思ってたら、Touch me I'm sickきたけん！
嬉しかった！
やっぱりセトリには限界があるんだろうと思ってたから、
聴けないと思っていた。
ゴエくんの優しいコーラスが嬉しい。
イノクチがフロア後方を睨みつけて、
グイッと襟を引っ張って、懐に「なにか」を差し入れた。（たぶん、マルキョウでのことやな）
とても艶っぽかった。
ゴエくんからのDO YOU WANNA DANCE。
もう、これはnemuriさんに先に言われてしまって悔しいのだが、
なんたるハイロウズ感。オレメカ的な。
CDGの3コードのダメな歌。（褒めてるから！）
多少ロングセットになって、どの曲が増えるんだ？と思っていたので、
とても嬉しかった。
ありがとう！ありがとう！セイジくん！！
CDG回し、最後にちょっとEmが挟まるのがいいんよね。
あそこで、ちょっとおセンチになっちゃう！
わかってるよ！狩野くん！！
この曲のCCCCCCCと「ションベンになった昨日のメモリー」ってとこが好き。
なんて汚いものを綺麗に歌うのだ。
飲み過ぎた夜のメモリーは体から排出されるよね…と納得しますわ。
あ、
モモとこの曲ギター弾いてたのでついついこんなルートな感じで書いてしまった。
で、
やっぱり今年になってからかかるBABY BABYでジンときた。
イノクチ、生きててよかった、生きててよかった、生きててよかった、生きて、て、よかっ、た！（他のバンドになっとるぞ）
そのままゼロになる。
ミドルナンバー続いて、汗が引いてきた。
こういうタームができるのもロングセットだからこそですね。
それからはアゲっぱなしやったですわ！
狩野くんのギターが唸ってシュガーK。
ちゃんとセイジくんがベースソロ弾いてくれた！
ほんと、あんなに楽しそうでありがたい。
感謝しかないよ！セイジくん！
セイジくんの長い髪が、連獅子みたいに舞ってて、
ゴエくんが楽しそうに眺めてたんよね。
それが、とても幸せやった。
ドレミファソラシド！
WHITE LIGHT/WHITE HEATは日本語バージョン。
私はコッチの方が好きですわ。
差別の意味をしらない野郎の言葉狩りには辟易している。
言ったらいい、盲目じゃなくてめ〇らって言ったらいいのですよ。
自身をそう言うその歌は、
決して視覚障害の人を侮蔑していない。
ほんで、このあと不思議現象（私にだけ）。
BABY KILL LOVEの4人の気がすごすぎて、
柵にいた私、1メートルくらい後に吹っ飛んだ。
酔っぱらいの足腰弱ったババアの手が柵からはずれてしまっただけなんだろうけど。
それくらい、4人の息がビシッと合って、
すごい音圧だったのですよ。
天国行きのチケット手に入れた。
最近のイノクチは綺麗にいろっぺぇ声が出ていたのだけど、
この日は後半声出てなくて、
久しぶりにカッスカスの「チケットォ！」が聴けましたよ。
盛り上がってくると、
イノクチがコイコイして、
狩野君がイクイクするのが楽しかった。
ヘッドがちいさかったよ。
ペンタブに慣れなかったから。
ソニックの中で描いたののほうがよかったな。
私が「もう次の九州LIVEの時は、私、死んどるかもしれん」くらいの勢いで拳上げ続けるものだから、
狩野君がコツン！と拳を交えてくれました。
えーこんな洒落たことできるん？
ちょっとババアは感激してしまったんやけど！
なんやろね。
hotspringは、
ここ半年で３つぐらい大人の階段のぼってしまったよ。
イノクチ復活から、新譜から、ベーシスト喪失から。
全部、全部、糧にしてきたね。
オーラス感のある、
青春の正体、夜の魚を聞いてたら、
なんかちょっと涙が出た。
もういつ見られるか分からない喪失感なのかもしれないし、
hotspringの想いが強すぎて、アタッてしまったのかもしれない。
おしなべて、ボーカリストの手は美しいと思っていた。
アンコでJohnnyきた。
嬉しかった。
ゼロとイチは隣の数字のようでいて、
本当は全然違う。
一切ないことから、なにかあることになる感覚は、
革命的体感なのではないかと思う。
イノクチはいつこの感覚を持ったのかと思うと、
スッと血の気が引くのだ。
秀逸なのは「心臓は頷いている」である。
それは鼓動であると同時に、
生きていいのだという、肯定だ。
自分の肋骨の中に、
1秒1秒「生きろ」という塊を抱えている感覚になる。
小学生でも知ってる言葉でこういうこと表現できてしまう、
この子、やっぱり天才ですわ。
ほんでゴールドで終わり。
終わりらしい終わりだった。
私の1週間でhotspring4回見るのも終わった。
東京、京都、福岡、大阪（この辺から雲行き怪しい…）、福岡、熊本、長崎、大分の行脚も終わった。
喪失感と晴れ晴れとした気持ちがないまぜになっていた。
満足していた。
きっとまた彼らは九州に帰ってくる。
もう１つ大人の階段のぼって。
楽しみだなぁ。
終演後、ゴエくん予想通りの時間であったことを褒めたたえた。
三浦くんと久しぶりに会った。モモがもう6年生であることにショックを受けていた。
イノクチは、えらく話し込んでいた。お友達が泣いていたらしいとあとで知った。
大分。
また九州に帰ってきてください。
大分でまた見たい。
いつも行けなかったのは、
あなた方が地元のフラカンと被せてくるからです。
きっと次は馳せ参じるでしょう。
というわけで、
やっとレポート書き終えました。
画像はhotレンジャー、謎のメンバーは誰だ！？誰だ！？誰だ！？
コンドルのジョーではないか？？
また音楽のあるところで。
