Mooの雑記帳

日々の感想などを書いていきます。

6月18日(土) 手のひらの星

2022-06-18 21:13:41 | 日記

10日前には、富山は両日とも雨の予報でしたが、今日の予報では晴れ。天気予報もクルクル変わっています。ともかく、外仕事がメインだけに、晴れてくれるようなのでよかった。
しかし、真夏の気温になりそうで、水分補給には気をつけないといけませんね。

ここ3日ほど、先日の会議の文字起こしにずっと煩わされていて、相当に疲れた。何しろ今回は4時間の会議。3時間でも文字起こしとなると、相当に集中しても3,4日かかるのに、今回は4時間で、しかも間にいろんなことで時間を取られてなかなか集中できない。

会議では、今回は1週間から10日かかるかもしれないと言ってあるので気は楽。まだ残っているので、残りは富山から帰ってからになります。とにかく、こんな仕事は早く終わってしまいたい。

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午後9時に作業を止めて、外に出てみたら満天の星空。あれも星だろうかと思ってよく見たら、ホタルでした。一匹フワフワと気持ちよさそうに飛んでいた。もうそんな季節になるのですね。近くの集落で、大切に育てているホタルが、沢沿いにここまでやってくるのです。
これから10日間くらいは、わが家の周りでも沢山のホタルが見られます。
今日は、ちょっと悪戯心を出して、捕まえて手のひらでしばらく明滅を眺めていましたが、そのうちどこかに行ってしまった。


6月18日(土) CT検査は異状なし

2022-06-18 15:32:39 | 日記

朝9時前にあづみ病院の内科にでかけ、先日撮ったCTの結果を聞きました。
「とくに悪いところはありませんね」。以上。
その間、CT画像を見せての結果発表を含めてわずか、2,3分の診察時間。ホッとする間もないという感じでした。診察料も70円。

正直に言うと、何か気がかりになるような陰影があって、もう一度詳しく調べて見ましょうね、とでも言われるのではないかと「期待」していたのです。そうすれば、「あなた大丈夫?」とか、「お父さん、何かやれることはないかい?」などと言ってもらえるような妄想も頭をかすめなかったわけではない。
しかし、何のことはない、全然悪いところなしというので、これからは、どんどん仕事を押しつけられそうで、そっちの方が怖い。

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さて、明日早朝から明後日にかけて、またまた相続関係の仕事で妻と富山行きです。
病院から早く帰ることができたので、妹や娘、友人に持って行く野菜を収穫するために、妻と畑へ。
タマネギ、キュウリ、オクラ、ニンニク、エンドウ、ラッキョウ、ズッキーニ、レタスなどをたっぷり収穫して、それぞれに小分けし、車に積み込みました。

今回の富山行きの目的は3つです。

1つは、庭の草の退治。草刈り機で刈った後、粒状の除草剤を撒いて、周りに迷惑にならないようにすること。

2つは、エアコン2台を外して一台を持ち帰ること。封印されているガスを室外機に閉じ込めないと外せないので、家の処分をする際にはどうしてもやらなければならない作業ですから、新しい一つを持ち帰るついでにもう一台も処分しておこうと考えたのです。
この作業は、私の中学時代の親友(電気工事屋さん)が手伝ってくれるのでありがたい。

3つは、土地の売却の契約。不動産屋を通して何とか売却の目処が立ったというので、詳細を確認した上で、売買契約をしてこようと考えています。

これが終われば、相続関係の仕事の9割は終了となります。約半年ほど、かかりきりで手続きをしてきましたが、ようやく最終盤。残りの仕事は、売却が終わった後、年度末に不動産取得税の申告の手続き、その後、土地売却代金を遺産分割協議書に基づいて相続人で分割することとです。もうこんなことはやりたくないなあ。


6月16日(木) シニア大学の講義 何とか終了

2022-06-16 22:05:46 | 日記

午前9時頃、シニア大学の会場になっている大町の合同庁舎に到着。会場に着くと、すでに何人かの学生が集合しており、何か準備を行っていました。
9時半過ぎに連絡事項の伝達が始まり、10時5分前に講義の開始。

何度も頭の中で講義のシミュレーションをしてはいたものの、相手は何しろ算数・数学から遙かに遠ざかってしまったシニア世代。私より高齢の方が何人もいらっしゃる。勿論向学心に燃えて、「大学生」として通学して2年目を迎える皆さん。その熱意に押されながらも、算数・数学をテーマに勉強するのはさぞ苦痛の人もいるだろうなと思いつつ、講義を開始しました。

テーマは二つあって、一つは「一筆書きの理論」。どんな図形が一筆書きでき、どんな場合にはできないのかを論理的に詰めていくというお話でした。
ほとんどの方は、最もポイントとなる奇数点と偶数点の区別、数え方を割とすんなりと理解されていましたが、やはり全く意味がつかめず呆然とされている方も。
そこは、長年の経験から、態度で見つけ出して、ていねいに意味を説明し個別に対応。といっても、やはり限界があります。
何とか1時間の時間内に終わることができました。

10分程の休憩のあと、第2テーマは「分数のひみつ」。1/3というのはどんな数なのかを皮切りにいろいろ質問しつつ、話を進め、量としての分数、割合分数があること、かけ算の意味をつかめば、割り算の意味もわかってくるという話を40分ほどしました。
ここは、なじみも深いので割と理解できたのではないかと思います。

講義の内容は全部ICレコーダー(本当はビデオがよかったけど)に残し、誰かが聞きたいときには使えるようにし、最後に私が用意したアンケートに答えてもらいました。いろんな意見が書かれていて参考になりました。
以前受講したことのある妻に聞いても、こんなアンケートをとったということはなかったというので、きっと事務局でも参考になったのではないかなと思われました。

その結果は次のようなものでした。

1.話はよく聞き取れたか。
 聞き取れた(29)、まあまあ(3)、よく聞き取れなかった(1)
2.内容は理解できたか。
 理解できた(19)、まあまあ(11)、あまり理解できなかった(3)
3.内容に関心が持てたか。
 持てた(21)、まあまあ(9)、あまり関心が持てなかった(2)、その他(1)
4.このような話をもっと聞きたいか
 聞きたい(13)、内容による(17)、聞きたくない(2)、その他(1)

記述では、ごくわずかに、「数学と聞くだけでウェ~となる」「この年齢で嫌な数学をやるとは思ってもみなかった」という方もいましたが、大方はかなり好意的で、「日頃頭の中の動かしていないところを動かせ刺激になった」とか、「一筆書きは目からウロコ。やさしく話してもらえてよかった」、「興味がもててよかった。また聞きたい」という意見がありました。私も、まさか、この年になって、こんな場で算数・数学の話をするなんて思ってもみませんでしたからね。

私の自己採点は70点くらい。
内容、時間配分はほぼ上手くいったと思うのですが、シニア大学としてこの種の問題に取り組む意味、算数・数学への恐怖心を除く努力、平易に楽しく説明する力などが、もっともっと求められると痛感させられた次第です。
まあ、最初で最後かなと思うので、「これでいいのだ」。


6月14日(火) 行革委員会は町にとって必要なのか

2022-06-14 21:06:45 | 池田町行財政改革委員会2021

明日は午後から第22回行革委員会(対面)の予定。冒頭に町長が出席し、委員会が求めていたロードマップにつながる一覧表について説明することになっています。
また、第3次答申として提出した美術館に関する町の対応についても質すことも決まっており、会議の後半では、公共施設のあり方についての最終的な意見交換を行う予定です。

ロードマップに関して町側に求めていた一覧表はすでに委員には事前配布され、町としての対応が書き込まれています。明日はこれに基づいて説明することになるのでしょうが、ほとんどはこれまで町が説明してきた方向を書き込んでいるだけで新味はありません。

一体この行革委員会とは、町にとってどのような位置づけなのか。どのように対応しようとしているのかを改めて問い直す時期に来ているのではないか。
委員会が答申したことを、町としてすべて実施する必要もなければ、答申では示さなかった事柄でもさらに踏み込んで実施することがあってもよいことは明らかです。
しかし、それには前提条件がある。行政は行革委員会の答申をまず受け止め、庁内で深く検討を加え、その上でどのように対応するのかを議会、行革委員会、町民に示すことが必要だということです。町としてどのような考え方に立つのか、何をどのように実施するのか、まず基本的な考え方をしっかりと示すべきですし、個別具体的な方向もそれに基づいて出すべきです。

例えば、最も大きな課題は、町の歳出に占める経常的な経費をどう抑えるのか、その上で投資的経費とのバランスをどう回復するのかです。第1次答申では平成4年度から向こう5年間を「財政危機緊急対応期間」と定めて特別な努力を要請しているわけですから、その期間における町としての目標と改題をまず明確にしなければならない。

さらに、その中身として、令和8年度までに、人件費、公債費、補助費などを抑制し、経常収支比率を80%にする、新規起債を行わず公債費の抑制によって実質公債費比率を大幅に下げるなどの対策が必要です。それがなければ、根本的な計画とはいえないでしょう。勿論、将来の町づくりを見据えて、子育てや教育充実の政策も併せて立案し着実に実行して行かなければならない。

委員会のメンバーを依嘱しておきながら、その審議と答申に対して十分目配りできないような行政ならば、行革委員会などもはや不要ではないのか。

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明後日は、朝からシニア大学での講義。続いて第22回委員会議事録の文字起こし。18日午前中が病院(結果発表)で、19,20日と富山行き。多分22,23日当たりに委員会の総務部会が入り、29日には第23回委員会と、月末に向けて予定が混み合って大変です。

今日の午前中は短時間畑に出ていましたが、午後は身体がだるくてずっと横になっており、夕方になって一風呂浴びたらようやく身体が軽くなって一安心。

今日は早く寝なきゃ。

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MNEMOさんに送ったイチゴジャムが好評のようでよかった。ジャムは、新鮮なうちが何と言っても美味しい。1年前のジャムも残っているので、先に食べようとすると、何だか気持ちが乗らない。

ジャムづくりは、その日のイチゴの出来とグラニュー糖やレモンの分量、それに鍋に入れるイチゴの量によって、出来不出来が決定されるので、瓶毎に味が違うことになる。粒のまま残すのか、潰してしまうのかにもよるし、なかなか作り方が安定しません。

イチゴの次に挑戦しているのが、わが家の庭に勝手に生えてきた桑の実(普通の桑ではなく、大粒の実が鈴なりになる)のジャムづくり。この桑の実は、朝になるとムクドリやスズメが集まってきて、地面に落ちているものも含めてジャンジャン啄んでいって、私は下の方に残った実を集めているという状態。鳥たちには、さぞ美味しい朝食になっているのでしょう。

去年、妻がジャムづくりに挑戦したものの、イマイチだったので、今度は私がイチゴの要領を応用して作りました。イチゴのようにまろやかにはならなかったものの、まあまあかな。妻や子ども達にも好評なら、来年は鳥たちには遠慮してもらって、もう少し沢山つくることにしましょう。

7月にはブルーベリー、ラズベリーのジャムと、私はジャムづくりの職人になってしまいそう。友人もまたハックルベリーや桃ジャムの職人で、たくさん提供してくれるので、わが家は年中ジャムだらけです。


6月13日(月) 造影剤つきCTスキャン

2022-06-13 22:32:57 | 日記

10日ほど前から、突然右の腹部の一部にチクチクとした痛みを伴う違和感があり、4日前にかかりつけ医に見てもらい、しばらく様子を見ようということになりました。
私も大したことはないだろうと思っていたのですが、痛みが引かず、じっとしていても違和感が強まったために、早朝、総合病院に紹介状を書いてもらい、すぐに診察に出かけました。主たる目的はCTスキャンで症状の詳細を把握することです。

CTの事前検査で、尿検査・血液検査を行ったのですが、医者は、蛋白の量がどうとかで、ひょっとしたら悪性の腫瘍があるかもしれないなどと恐ろしいことをあっさりと言ってくれる。待ち時間がそれぞれ相当あって、出かけたのは9時頃、終わったのは12時をまわっていました。

CTでは造影剤を注入。その昔、造影剤つき検査をやったような記憶があるようなないような。しかし、今回は造影剤の注入時には、予告されていたように一時的な熱感がスゴかった。それでも、何かおかしな影響があるということはなく無事終了してよかった。
結果が分かるのは5日後の18日。何ともないことを願いましょう。

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待ち時間に持って行ったのが、内田樹編の「撤退論」。大変刺激的で、いろいろ考えさせてくれる論考が多かった。
読みながら考えていたことは、私がいま委員会で議論している町づくりの問題でも、真剣に「撤退」を考え、設計すべき時期にあるということでした。

おそらくどの自治体でも、「撤退戦略」を中心課題として議論し設計するなどというのは、戦後70数年を通して初めてのことです。しかし、それより問題なのは、ほとんどの行政マンの頭は「成長戦略」にとらわれて、撤退モード自体受け入れることができないのではないのかということ。

このまま放置すれば、おそらく今から10年後あたりには問題が噴出して収拾のつかない事態になるのではないか心配になる。なぜなら、前にも書いたように人口減少に加速度がつき、併せて超高齢化の人口構成になり、農林業、商工業の担い手が見つからない。人がいなくなった里山は里山ではなくなり、直に野生と向かい合うことになる。
町のインフラの老朽化が表面化するのは10年後から。これにかける予算もなく、住民サービスはみるみる劣化する。
今は、じわじわと事態が動いているけれど、あるときがくると限界点を突き破り、あらゆる問題が吹き出してくる。その時ではすでに遅い。
にもかかわらず、このことに気がつき集団で議論を重ね研究を深めようとする動きがあるのかどうか。そんな話はついぞ聞かない。

問題の性格上、若い世代がその感性と直感力を生かし、多くの人々と結びつき、問題の本質に迫ってくれたらうれしいのですが・・・。