Mooの雑記帳

日々の感想などを書いていきます。

10月10日(月) 柔道の思い出

2022-10-10 20:46:07 | 日記

柔道の世界選手権女子63キロ級で優勝した堀川恵さんは、松本市の出身。決勝の決め技は得意の内股だというニュースがあったので、ネットで試合を見ておりました。
なるほど、胸のすくようなとは言えないけれど、相手を完全に背中から落として一本勝ちしています。決勝でこうした技が繰り出せる実力は世界一に相応しいでしょうね。

こんなことを書き出したのも、柔道とその技の一つ「内股」では忘れがたい思い出があるからです。
高校3年生になってから柔道部に入部した私に稽古をつけてくれたのは、同学年の猛者たち。その中にはいろんな技の持ち主がいて高3ともなれば全員黒帯。
練習は、定型の受け身とか体操、打ち込み、かかり稽古、それに相手を変えて組み合う乱取りがあります。そのうちの1人と乱取りをしたときのこと。彼は内股が得意技だとは聞いていたけれど、実際の技は見たことがなかった。ところが組んでまもなく、私がアッといういう間に投げられてしまった。本当に一瞬の出来事です。太ももに相手の足がかかり身体がフワッと浮いたかと思ったら、背中から畳にたたき付けられて、しばらく息が止まった。何が起こったのか全く分かりませんでしたからね。柔道の「技」のすごさを身体で教えるものとなりました。
それ以来、相手の技をどう避けるか、またどう返すのかも練習し、背負い投げを得意技とすべくさらに猛特訓を重ねたことでした。
おかげで、数ヶ月の特訓で昇段試験に臨んで、めでたく初段の黒帯をいただくことができました。そうした日々がなつかしい。

大学でも、体育で結構柔道をやっておりましたが、今度は小柄な年配の指導者がいて、何度か稽古をしてもらったことがあります。この方は、技ではなく人間の身体の不思議を身をもって教えてくれた人でした。
組み合って、技を掛けようと努力するものの、足が地に釘付けになっているように、身体がびくとも動かない。どんなに技のきっかけをつくろうと右に左に動いても、びくともしない。別に相手が硬直しているという訳ではないのです。小さいおじさんが自然体で立っているにも関わらず、そうなのですから、これまたスゴイ人がいるものだと、驚くやら敬服するやら。
それ以来柔道とは縁がなくなりましたけれど、結構有意義な体験を積むことができた若き日の思い出です。

***

さて、話は、全く変わります。
昨日午後から今日にかけて雨が降り続いていましたが、昨日の午前中は幸い晴れていたので、妻と畑に。一昨日に続いてイチゴの植え付けを全て終えることができました。
妻は、サツマイモの収穫に専念。

イチゴ苗のの植え付けをしているときに、珍しい生き物に遭遇しました。その昔、見たことのあるコウガイビル(ウズムシ目コウガイビル科コウガイビル属)です。子どもの頃、石の下などに結構たくさんいた。公害ヒルか?それとも郊外ヒル?と思っていたら、昔の髪結いの「笄」なのだそう。畑を始めてから10数年になりますが、これを見かけるのは初めて。ひっそりと生き延びていたのですかね。

プラナリアなら、まだ可愛いのですが、10センチほどのコイツは、ナメクジとヒルをかけ算したようなヤツでいささか気色が悪い。付き合う気はないので、しばらく眺めたあと、畑の隅っこに放り投げておきました。プラナリアの仲間なので、分割しても再生能力は高く、何匹にもなってしまっては困りますから。

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