Mooの雑記帳

日々の感想などを書いていきます。

10月6日(木) 議会らしい池田町議会に

2022-10-06 21:04:23 | 日記

寒くて雨がポチポチ降っていたけれど、さほど気にはならない程度だったので、久しぶりにバラ園へ。このところ、行革委員会が水曜日か木曜日に開かれているので、なかなか出かけられず、ついご無沙汰になってしまっていたのです。

集まるメンバーも数人程度なので、除草もはかどらない。私は例によって刈払機で一気に園内をまわって、それなりに綺麗にすることができました。まばらではあるけれど、秋のバラが咲いてメンバーは帰りがけに花束をお土産に。
狭い園内の管理だけれど、こんなことを12,3年延々とやってきたのですね。ふと感慨深く園内を見回したことでした。

午後は、雨がちょっと強くなってきたので、一休みしながら待機。雨が止むのを待って妻と畑にでかけました。妻はニンニクの植え付け。私は、これまで何とか仕上げたイチゴの畝4本に、マルチをかけて穴開け。肥料が馴染むのを待って、2,3日後には苗を植え付けます。多分、250株くらいは植えられるんじゃないかなあ。昨年よりは少ないけれど、何とか無事定着してくれることを願いましょう。

ニンニクも植えた種は300個くらいありますから、来年は出荷しようかしらね。植えればそれなりにちゃんと出来るのですから、何故国産ニンニクがこれほど高いのか、どうも私には納得出来ません。来年は、希望される方にいくらでもお分けできるようにしますからね(ただし「さび病」の対策のためにニンニクだけは無農薬とはいかない・・・)。

***

昨日は、交流センターで開かれた、池田町議会が呼びかけた議員定数を考える集会に出席。出席者は少なかったものの、参加者はこもごも自分の考えをしっかり伝えたので、一定の意義はあったのではないでしょうか。

焦点は、現在12名の議員定数をどうするのかという点。来年の議員選挙に向けて議会としては、12名を11名に減員するという提案をしているのです。理由は3つ。
1つは、議員のなり手がなくなりつつあり、定員割れこそないものの、ここ2回選挙がない状態になっていること。このまま放置すれば、定員割れの可能性もあるのです。
2つは、財政問題。行革委員会は先日の答申で、財政ひっ迫の現状から、定数を見直すべきだという報告を出していました。ただし、報酬に関しては一定の引き上げが必要であることも指摘しており、全体としてのバランスをとるために、削減しても1名もしくは2名という幅を持たせた意見を出していました。
3つは、人口減少問題。あと10年もすれば人口が8000人近くになることが予想されており、将来の規模に見合った定数にするというもの。

とはいえ、議会は行政を担う首長と並んで、地方自治を支える土台ですから、安易な定数削減は地方自治にとって自殺行為です。民意をくんで行政に反映させるためには、それだけの議員が必要なのであり、Ⅰ万人くらいの自治体なら全国的に見ても12名から14名は普通です。

しかし、残念ながら、我が町の現状は「議員が何をやっているのか分からない」「今のような議員なら数名程度にしても構わない」などという、自らの町民としての責任を棚に上げたような意見も多数見受けられるのですから深刻です。

私は、今の池田町の議員の皆さんとは、随分いろんな話もするし、いっしょに勉強もするし、もちろん苦情も言うし、サポーターの一員であることを自認しているほどですから、池田町議会の様子はかなり深く理解しているつもりです。

議員個々には、それぞれ様々な弱点はあるかもしれないが、少なくともここ2年間ほどは、今までとは見違えるように議会らしくなってきているのです。これをさらにどのようによい方向に発展させるのか。一方でのなり手不足や無関心という傾向をいかに克服するかが現在の最大の問題です。

誰でもすぐに議員に立候補できるわけではないことは自明のことですが、それだけの意欲と時間があれば、立候補は可能。このような要望をこうして実現したいという志があれば、仲間たちと語らってその具体化を図ればよいのです。

私が願うのは、誰が議員になるのかは勿論大事だけれど、それ以上に、池田町の住民が広い意味で町づくりに関心を寄せ、自分たちの力で何とか現状を変え、よい町にしていこうという意識を持つこと。行政であれ、議会であれ、「オレがオレが」という意識ほど邪魔なものはない。住民が対等に隔てなく話ができ、議論ができ、批判し合える、そんな空気を作りたい。

年齢と体力が、だんだんそうしたことを難しくしつつありますが、可能な限り努力していきたいものですね。

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