田植えが始まった田んぼがチラホラ。これから1週間は田植えで忙しい時期に入ります。
桜、梅、桃、スイセン、菜の花などが終わり、赤、白、紫などの花たちに主役交代。いつものゴールデンウイーク同様に、まわりは完全に新緑に覆われ尽くし、青空の下で何ともいえないほど気持ちのよい1日です。
下は、わが家の庭の花たちの一部です。
田植えが始まった田んぼがチラホラ。これから1週間は田植えで忙しい時期に入ります。
桜、梅、桃、スイセン、菜の花などが終わり、赤、白、紫などの花たちに主役交代。いつものゴールデンウイーク同様に、まわりは完全に新緑に覆われ尽くし、青空の下で何ともいえないほど気持ちのよい1日です。
下は、わが家の庭の花たちの一部です。
しばらくご無沙汰してしまいました。
このところ膝の痛みに悩まされて、かなりピンチ。
今から10日ほど前から症状が悪化し、最初の頃はすぐに収まるのではないかと思って、刈払機や耕運機などで農作業をやっていたのですが、家のまえの斜面(用水の法面)の除草をやったのが悪かったのか一気に症状が進んでしまいました。
軟骨がすり減る普通の膝関節の痛みではなく、どうも上下の腱が関わっているらしいのですが、原因がよく分からない。
今から半年ほど前に、正座が出来なくなり膝を曲げると痛みが強かったときがあり、整形で見てもらったことがありました。そのときは、レントゲンを撮り何度か痛み止めの注射をしてもらったが効果なし。結局自分の経験から腰から来ているのではないかと思ってそう告げると、医者もその見立てに賛同して、しばらく様子を見ることにしたのです。
そのときとは全く症状が違い、歩行困難になるほどなので、これはちょっと深刻。いまやらなければならない夏野菜の作付けにも影響があり、大変困っています。連休明けに、もう一度整形に行って相談し精密に検査してもらおうと思っています。
というわけで、膝をだましだまし農作業をやり、帰るとぐったりして何をする元気もなく、つい数日が過ぎてしまったという次第。今日明日は静養し、膝を休ませてから後半の作業に移ることに。
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昨日は憲法記念日につき、東京では3万人規模の集会が開かれ、全国各地で集会・デモ行進や記念行事が行われたとの報道がありました。
先の東京15区の補選でも明らかなように、改憲を主張する候補者が後をたたない。自己顕示欲が強く、多弁で、その割には歴史認識はお話にならないほど浅い。ただ、「庶民受け」するような危機意識を煽ることには長けており、軍備無くして平和は守れないという論理では自民党も顔負けです。
なぜ、これほどに右派的な論説が人々に忍びより、場合によってはもてはやされ、裾野を広げているのか。
一例をあげましょう。
この3日、東京で開かれた憲法改正を求める立場の「第26回公開憲法フォーラム」で、沖縄与那国の糸数健一町長が、勇ましい改憲論を披瀝しました。沖縄タイムスは次のように彼の主張を紹介。
糸数町長は「現憲法は誰が読んでもおかしな日本語で書かれている」と指摘。「マッカーサーをはじめとする連合国軍総司令部(GHQ)にかすめ取られた一部のばかな日本人も加担し、日本人を徹底的に粉砕するために作られたのではないか」と述べるなど、いわゆる「押し付け憲法論」を展開した。
戦争や災害時に、政府の権限を一時強化する緊急事態条項を改正憲法に盛り込むことや「現憲法9条2項の交戦権を『認めない』を『認める』に改める必要がある」と強調した。
まさしく、自民党の改憲論を地で行くような発言であり、現行憲法の形成過程への無知をはしなくも露呈し、かつ本当に現行憲法を読んだことがあるのだろうかと訝しくさえ思われる発言です。
台湾有事の可能性にも触れて、「台湾という日本の生命線を死守できるかという瀬戸際にある」とも述べています。
昨年5月には維新の和田議員が「われわれにとって台湾は生命線だ」と主張し「台湾を失ったら日本はどうなるか」と質問したことがありました。自民党高市早苗氏も似たような主張をしているし、
大学関係者でも、同様の主張を展開している人々は相当多数に上ることは、ネットを検索すれば容易に分かります。
単純である意味分かりやすい話法、デカい声、言い古されウソだと分かっていても繰り返し主張することで「真実味」を得ようとする執拗さ、学者先生のもっともらしい言説・・・人々は意外とこうした流れには弱いのです。
あの戦争から遠ざかれば遠ざかるほど、現実の戦争と脅威は身近なものですから、軍事で対抗せざるを得ないと考えてしまう。その結果がどうなるのかを知る人々はすでにほとんど鬼籍に入っているのですから、学ぶことを忘れてしまえば、間違いなく歴史はまた繰り返す。