Mooの雑記帳

日々の感想などを書いていきます。

改憲候補、軍拡論者はいらない!

2022-07-05 21:28:42 | 日記

初めからなかったかのようなカラ梅雨、6月というのに連続した猛暑日、それほど大きくない大雨風にもかかわらず、全国的な大雨。・・・過ぎ去れば、そんなこともあったねで済むかもしれない気候の変化だから、それほど大きな問題としては記録されないかもしれません。
質的な変化が起こり、次に信じがたいような変動がもし起こり、これらがその前兆として見逃されていたという評価がされたとしても、そのときはもはや評価としての価値さえありません。

あらゆる角度から、いま起こっていることがらの原因と、今後の予測を立てて対策を講じることは、科学の使命ともいえる重要事案でしょう。果たして、国を挙げてそのことに取り組んでいるのか。それよりも、そもそも、そのための予算は圧倒的に不足し、研究者の海外流出が相次いでいる国では、科学の使命すら、企業の利潤獲得と利権漁りに従属されている国では、どれほど研究者の熱意があったとしても、長期的対策は困難を極める。

参議院選挙終盤。つい最近の出来事をひろっても、トンデモ発言が次々。しかも、ただ口が滑ったというだけの話ではないところに注意。

山際大志郎 経済再生担当大臣
7月3日 青森県八戸市での街頭演説

「野党の人から来る話はわれわれ政府は何一つ聞かない。本当に生活を良くしたいと思うなら、自民党、与党の政治家を議員にしなくてはいけない」
野党から追及されたが、撤回も謝罪もせず「誤解を招くことがないように、慎重に慎重を期して参りたい」「官房長官のご注意の通りに、丁寧に発信をして参りたい。
誤解をした方が悪いわけであり、これからは丁寧に「野党の話は何一つ聞かない」という訳です。

井上義行 自民党比例代表候補 元首相秘書官 神奈川出身
7月2日 街頭演説

「今まで2000年培った家族の形が、だんだんと外国からの勢力によって変えられようとしているんです。核家族だ、個人主義だ、そしてどんどんどんどん。僕はあえて言います。どんどん可哀想だと言って、じゃあ、家族ができないで、家庭ができないで、子ども達は本当に日本に引き継いでいけるんですか?しっかりと家族を生み出し、そして子どもたちが多く日本に、しっかりと産み育てる環境を私たちが今作っていかなきゃいけないと思いませんか、皆さん」

まあ、日本会議など極右のみなさんの受け売りだろうけれど、自分が何を喋っているのかさえ、分からなくなっているんじゃなかろうかという程度。統一教会の学生信者向けのフォーラム(6/24)に参加していたことも判明しており、さもありなんという発言です。こんなことは鏡に向かって1人で喋ってほしいもの。

桜田義孝 元五輪相
7月5日 千葉県・JR柏駅前街頭演説

「男の人は結婚したがっているんですけど、女の人は、無理して結婚しなくていいという人が、最近増えちゃっているんですよね。嘆かわしいことですけどもね。女性も、もっともっと、男の人に寛大になっていただけたらありがたいなと思っている」

少子化の責任は、男に寛大ではない女性の問題なんですか。言葉遣いは「受けねらい」のように多少は気をつけているのでしょうが、寛大になるとはどういうことか。底が透けて見えちゃっていますね。
これにピッタリの批判はこれ。「少子化の原因を作ってきた自民党がその責任を女性に負わせる。こんな政権では少子化は進むばかり。いい加減にしろ」(日本共産党たつみコータロー候補)

麻生太郎 自民党副総裁
7月4日 千葉県市川市街頭演説

「子どもの時にいじめられた子はどんな子だった。弱い子がいじめられる。強いやつはいじめられない」「国も同じ。強そうな国には仕掛けてこない。弱そうな国がやられる」

まだこの人いたんだ。
これに対する強烈な批判は、日本共産党 山添拓候補
「いじめの背景にある社会環境についての意識はなく、国際社会が国連憲章をはじめ平和のルールを築いてきたことの認識もない」

生稲晃子 自民党候補

東京新聞の候補者アンケートをご覧下さい。とくに生稲晃子と朝日健太郎候補。
模範解答を書いてもらって、そのまま載せているんでしょうね。
政策を直接質問したら、どう答えるのか、やってみたいなあ。

立花孝志 NHK党 党首
7月3日 NHK番組
「質の悪い子どもを増やしては駄目だ。将来納税してくれる優秀な子どもをたくさん増やしていくことが国力の低下を防ぐ」

NHK放送にスクランブルをと、これも受け狙いのキャッチを押し出しているが、実は、超右翼、軍拡論者。ナチス張りの優生思想の持ち主だとわかりましたね。
報道した記者は「優生思想につながる発言として批判を招く可能性がある」と書いていましたが、なぜもっとバシッと批判できないんでしょうか。これが今のメディアの体たらく。

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改憲勢力、軍拡支持候補を軒並み落としまくろう!!
さもなければ、日本の現状は、気候変動だけではなく、経済でもガタガタになり、日本沈没の日は参院選挙後、いよいよ近くなってしまいます。