Mooの雑記帳

日々の感想などを書いていきます。

12月13日(月) ハルちゃんの火葬

2021-12-13 17:40:23 | 日記

朝9時半頃家を出て、大町市にある北アルプス広域葬祭場に向かいました。大町から美麻に向かう山の中にある葬祭場は、かなり古い火葬場でしたが、こうして安い料金でペットの火葬も受け付けてくれるのは有り難いことです。

動物病院に行くと、患者(動物)は引きも切らず、ペットの存在はますます大きくなっているのではないかと思われます。
昔も今も、ペットの存在は、ややもするとギクシャクする家族の間を取り持つ役割を果たします。人間に忠実なイヌに対して、つかず離れずマイペースのネコはイヌとの好対照ですが、飼ってみればどちらも可愛い。今は、ハルちゃんに対して感謝しかありません。

さて、10時半の予約で施設に向かい、ちょっと早く着いたので受付を済まそうと思ったら、先客がまだ終わっていないので来るまで待って欲しいと言われ、10分ほど待機。
10時半少し前に、人間の受付とは別の入り口(動物受け入れ)に案内され、そこで最後の対面とお別れを済ませました。

もともとサイズが小さいので、火葬そのものにはほとんど時間はかからず、わずか20分ほどで「骨あげ」。
ハルちゃんは、すでに真っ白な骨になっておりました。担当者は、「きれいな骨ですね。真っ白です」と言う。中には、病気などで骨の変色した個体もあるのだとか。「幼少期から結構美食家でしたし、内臓の病気などはありませんでしたから」と私。

確かに、田舎でのびのびと暮らし、野山を駆けまわっていた訳だし、「ネコのエサ(カリカリ+缶詰)ときどき醤油つきブリ+マグロ、たまにネズミ」という食生活でしたから、もともと細身で小さい頃から体型はほとんど変わらなかったのに、一時は5キロを超えたこともありました。
しかし、発病してから、とくに今年に入って体重が激減し、死ぬ一日前に動物病院で計ったときには1.8キロ。皮膚ガンの場合は、人間のように放射線治療とか抗がん剤とかという治療法がありませんから、為す術もありませんでした。
しかし、それでも2年間、よく耐えて最後まで付き合ってくれました。

もっとも、「遺族」(我々2人のこと)にしてみると、新築の家の壁紙は「爪とぎ」のためにほとんどボロボロ状態、さらにこの1年くらいの出血で、床と言わず寝具と言わず汚れまくり。その都度の掃除はしても、どこかにそれが残ります。しかし、2人とも、そうしたことにはあまり頓着しないタチなので、ラッキーでした(潔癖症なら動物は家には入れていませんね)。というわけで、片付けや清掃の仕事を山のように残していきました。ちょっと落ち着いたら、今度は私たちの「終活」をかねて、ゆっくりとわが家の「再構築」に取りかかることにします。

小さい箱に入れたハルの骨を持ち帰り、机に祭壇をつくって安置しました。

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このところの農作業の疲れなのか身体がだるく、帰ってから頭痛がひどくなり2時間ほど横になっていたら、ちょっと楽になりました。
毎日毎日畑に出て、下を向いて作業していましたからね。まだ少し作業は残ってはいるものの、あとは年末に向けて、ほとんど片付け作業。

町の行財政改革委員会の仕事も、年内はあと1回の会合を残すだけですから、来年の「活躍」に備えてしばらく力を貯めておかなければなりません。来年の前半は、その仕事にかなりの精力が必要となりそうです。これはまたそのときに考えることにしましょう。