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《読書》モクタリ・ダヴィッド『世界の困った人ジョーク集』青土社

2008-09-15 05:50:38 | 読書
●〔81〕モクタリ・ダヴィッド『世界の困った人ジョーク集』青土社 2007(2008.08.27読了)

○内容紹介
天下国家の大きな話から、職場や家庭のささやかな行き違いまで、人間関係のギクシャクも、笑いに包んでしまえば全ては円満解決。ジョークこそ、困った人との付き合いの究極の応急手当。どこかの大統領からあなたの隣の憎めない人にまで、ジョークという爆笑ビタミン剤をたっぷり献上したい。世界に平和を、あなたには笑顔を!

 思い立って、市民図書館でジョーク集を何冊か借りました。その中で一番面白かったです。

★日本人の生徒
アメリカの小学校四年生のクラスに、真面目な日本人の新入生鈴木君が入ってきました。歴史の時間だったので、担任の女の先生が子どもたちに歴史上の人物について質問をしました。
先生「私に自由を、さもなければ死を、は誰の言葉ですか?」
アメリカ人の生徒たちが黙っている間に、鈴木君が手を上げて、
「一七七五年、パトリック・ヘンリーです」と言いました。
先生は彼を褒めてからまた聞きました。
「人民の、人民による、人民のための政府、は誰の言葉ですか?」
クラスが静まりかけていると、また鈴木君が手を上げ、
「一八六三年、アブラハム・リンカーン」と言いました。
先生は鈴木君に拍手をして、アメリカ人の生徒たちに
「恥ずかしくないですか? 日本人の鈴木君を見習いなさい」と言いました。
するとクラスの後ろから一人の不良生徒が小さな声で「この日本人野郎!」と言いました。
先生はそれを耳にして「誰の言葉ですか」と怒った顔で聞きました。
すると鈴木君がまた手を上げて、
「一九八二年、クライスラー自動車の元会長リー・アイアコッカ」と言いました。
それを聞いた別の不良生徒がますます怒って、「これを砥めろ」と言いました。
先生もいよいよ頭に来て、「今の言葉は誰の言葉ですか!」と叫びました。
すると鈴木君はクールな顔で立ち上がりながら言いました。
「これはアメリカの前大統領ビル・クリントンが、一九九七年にホワイトハウスでモニカ嬢に言った言葉です」(pp.52~53)

ユダヤ人はこの諺をよく知っている。
「お金は必ずしも幸せを運んで来ないが、貧困は確実に不幸を運んで来る」
(p.81)