ΓΝΩΘΙ ΣΑΥΤΟΝ-購書&購盤日記-

本やCDを買う日々の記録です。ツイッター:http://twitter.com/sr_azev

《読書》唐沢俊一『カラサワ堂変書目録』

2004-08-31 06:09:51 | 読書

〔55〕唐沢俊一『カラサワ堂変書目録』学陽書房 2000
 (2004.08.30読了)
 パソコン通信時代のNiftyにFCOMEDYS「裏モノ会議室」というのがあり、唐沢俊一が主宰していました。バトルが激しくなって一時期会議室が閉鎖されたこともありました。そこから「一行知識」が生まれ、現在は唐沢俊一は「トリビアの泉」のスーパーバイザーということらしいです。


※唐沢俊一「一行知識」ホームページ


《購書》 2004.08.30(その1)

2004-08-30 17:58:45 | 購書
啓文社ポートプラザ店


●上田紀行『がんばれ仏教!-お寺ルネサンスの時代-』日本放送出版協会 2004(¥1,218)

 去る7月13日に祖母が死去しました。通夜、葬儀、法要などを通じて何度も何度もお経を聞く機会がありました。うちの宗旨は日蓮宗なので法華経です。お経は、何も考えずに聞くと訳のわからぬ呪文に過ぎませんが、少し勉強し、意味を考えながら聞くとなかなか興味深いものがあります。この本も、そういった流れの中で買いました。新聞各紙の書評でとりあげられ、評判になっているようです。

<少しかじった本>
 ・田村芳朗『法華経-真理・生命・実践-』中公新書 1969
 ・定方晟『大乗経典を読む』現代新書 1992
 ・藤井正雄【総監修】『うちのお寺は日蓮宗』双葉社 1997

《読書》森嶋通夫『学校・学歴・人生-私の教育提言-』

2004-08-30 17:06:53 | 読書

〔54〕森嶋通夫『学校・学歴・人生-私の教育提言-』岩波ジュニア新書 1985
 (2004.08.30読了)
「奇妙な本ができました。第I、第IV章は簡単な自叙伝で、第II、第III章は私の教育論です。」(p.iii)
「本書は、意図としては、そうとうradicalな書物です。」(p.iv)
 教育改革への提言はradicalというよりeccentricな感じすらします。それはそれで面白いですけど。
 自叙伝部分はかなり面白く読めました。京大、阪大内のドロドロした模様が描かれています。森嶋通夫にはそのことをもっと赤裸々に書いた自伝もあるそうです。→『智にはたらけば角が立つ-ある人生の記録-』

《person》森嶋通夫

2004-08-29 05:42:51 | person

森嶋通夫さん 80歳 死去=大阪大名誉教授、ノーベル経済学賞候補 2004/07/15(毎日新聞)


 今から20年近く前、大学院時代に経済学の教授に聞いたことがありました。

私「先生、日本人でノーベル経済学賞をとるとすれば誰でしょうか?」
教授「まあ、森嶋さんやろな」

 その先生は1960年に大阪大学経済学研究科の修了しておられますので、直接面識があったことと思います。ちなみに二番手は宇沢弘文東大名誉教授とのことでした。
 森嶋通夫の本は高校時代に『イギリスと日本』、『続・イギリスと日本』(岩波新書)を読んでいました。中身は忘れてしまいましたが、面白く読んだことは憶えています。
 その後、NHK人間大学で「思想としての近代経済学」を見ました(1993)。ソファに座ってリラックスした感じでしゃべってました。

 2チャンネルでもスレッドが立ってました。素人の私から見るとかなり専門的な論議があるように思えました。
森嶋通夫 死去

《購盤》 2004.08.21

2004-08-25 05:50:03 | 購盤
ブックオフ

●J.S.バッハ:クリスマス・オラトリオ
 鈴木雅明/バッハ・コレギウム・ジャパン (¥950)
 さすがにブックオフ、2枚組でこの値段です。

●Twilight party
 ジョン・ランチベリー/PO 他 (¥250)
 管弦楽小品集です。ワルトトイフェルの「女学生」がはいっていたので買いました。安かったし。

●オー・ソレ・ミオ~イタリア民謡集
 T:アルベルト・クピート 他 (¥250)

《購書》 2004.08.21

2004-08-23 10:31:14 | 購書
ブックオフ

●森博嗣『詩的私的ジャック』講談社文庫 1999(¥400)
 森博嗣については、その存在はかねてより知っていましたが、はじめて本を読んだのは『臨機応答・変問自在-森助教授 VS 理系大学生-』(集英社新書)でした(2003.09.06読了)。たちまち、惹き込まれ、『臨機応答』(2)を読み、その後、S&M seriesの『すべてがFになる』、『冷たい密室と博士たち』、『笑わない数学者』と読んできました。この本はシリーズ第4作です。

※森博嗣の浮遊工作室


●野中広務『私は闘う』文春文庫 1999(¥105)
 最近、魚住昭『野中広務 差別と権力』が評判になっています。いつか買って読もうと思っています。この本はその関連本として買いました。安かったし。

●西牟婁秋生=編『破綻 巨大資本構造の闇の向こう側』鹿砦社 1998(¥105)
 帯の「弁護士・中坊公平が出版を妨害した本」という惹句で買いました。安かったし。内容は「大物弁護士・中坊公平、オンワード樫山、住友銀行、大蔵省、証券取引等監視委員会、中央監査法人など、わが国を代表する多くの企業・機関・人を巻き込んだ経済事件の顛末。出版差し止め仮処分を受けた話題の本。」ということです。

●森脇憲三『音楽家の言葉はわからない-読んで強くなろう-』全音楽譜出版社 1981(¥105)
 なんとなく面白そうだったから。安かったし。