ΓΝΩΘΙ ΣΑΥΤΟΝ-購書&購盤日記-

本やCDを買う日々の記録です。ツイッター:http://twitter.com/sr_azev

《購書》 2005.05.20 ブックオフ福山蔵王店

2005-05-31 05:34:48 | 購書
ブックオフ福山蔵王店

●2005116,大学受験のための小説講義,石原千秋,,筑摩書房,ちくま新書,2002,¥250
 将来に備えて。

●2005117,世間のウソ,日垣隆,,新潮社,新潮新書,2005,¥250
 日垣隆なので。

●2005118,長英逃亡(上),吉村昭,,新潮社,新潮文庫,1989,¥105
●2005119,長英逃亡(下),吉村昭,,新潮社,新潮文庫,1989,¥105
 職業上の興味と関心から。

●2005120,天皇ヒロヒト(上),レナード・モズレー,高田市太郎,角川書店,角川文庫,1983,¥105
●2005121,天皇ヒロヒト(下),レナード・モズレー,高田市太郎,角川書店,角川文庫,1983,¥105
 知的興味関心から。

《読書》柳家小満ん『わが師、桂文楽』平凡社

2005-05-30 20:21:08 | 読書

●〔33〕柳家小満ん『わが師、桂文楽』平凡社 1996
(2005.05.13読了)
 桂文楽の細々とした私生活が描かれており、興味深く読むことができました。特に食事については微に入り細をうがって記述してありました。あと、文楽は毎朝、浣腸をしていたそうです。
 柳家小満んの落語は聞いたことがありませんが(あるいは聞いたことはあるが憶えていませんが)、一度は聞いてみたいものです。

(小満んが文楽のハンカチを湯殿で洗った後に)
ところが、そのすぐあとに湯殿へ入った師匠に呼ばれ、
「お前だね、今日のハンカチは……」
「お前さんの料簡が出てますよ」
と云われたのだが、それは張り方の上手下手ではなく、
「このくらいなら、まあいいだろう」
と思った自分の心を見抜かれたように感じて、すっかり震えあがってしまったのである。
 それから内弟子生活では、つねにこの時の言葉が耳から離れず、何事にも情けないこと一通りではなかった。
「お前さんの料簡が出てますよ」
今でも、突然聞こえてくる師匠の言葉である。(pp.48-49)

 後年、師匠から小言の極意を伺ったことがある。
「小言ってものはね、いちいち云ってたんではダメ。小言の種をためというてから、一番小さなことで、短く、大きく叱るんです。するとね、この人にはこんなとこまで見抜かれていたのかと思ってね……。これもみんな五代目の師匠の教えですよ」
 (中略)
 ここで「五代目の師匠」というのは、師匠・文楽が“人生の師”と仰いでいた柳亭左楽師匠で(後略)(p.49)


《購盤》 2005.05.08 ダイソージャスコ福山一文字店

2005-05-30 15:30:04 | 購盤
ダイソージャスコ福山一文字店

◎日本の芸能シリーズ◆落語名人⑥/桂歌丸
 「いが栗」・「質屋蔵」  (ダイソー) ¥105
◎日本の芸能シリーズ◆落語名人⑦/三笑亭可楽
 「妾馬」・「富久」    (ダイソー) ¥105
◎日本の芸能シリーズ◆落語名人23/三遊亭小圓馬
 「つりの酒」・「花見酒」 (ダイソー) ¥105

 あちこちで何度も発売されている怪しげな音源のようです。自分が持っていないものだけ買いました。さすがダイソー、「小圓馬」が「小園馬」になっていました(笑)。

《読書》2005.04.16 篠田節子『讃歌』(朝日新聞連載)

2005-05-30 09:59:35 | 読書
●〔番外〕篠田節子『讃歌』(朝日新聞連載小説 2004.09.16~2005.04.16)
 あらすじは、天才少女ヴァイオリニストと呼ばれた少女が、留学先での文化摩擦による挫折で自殺を企てる。その後、数十年の闘病生活の末、楽器をヴィオラに持ち替えて再起する。その音楽に感動したディレクターにより、ドキュメンタリー番組が制作され、彼女は一躍時の人となるが……。
 さすがに篠田節子、巧みな筋さばきで毎日楽しみに読んでいました。特に後半はミステリ仕立ての謎解きで、ドキドキしながら読みました。

 新聞小説は割と律儀に読んでいます。現在は吉村昭「彰義隊」、辻原登「花はさくら木」(以上朝日新聞)、見延典子「頼山陽」(これは楽しみ!)と藤本ひとみ「隣りの若草さん」(以上中国新聞)です。
 以前読んだもので記憶に残っているのは逢坂剛『斜影はるかな国』(文春文庫)宮尾登美子『きのね』(新潮文庫)です。

《観劇》2005.05.08「モモと時間どろぼう」

2005-05-30 09:07:30 | ライブ
福山・神辺おやこ劇場5月鑑賞例会「モモと時間どろぼう」

■会場:広島県民文化センターふくやま

■劇団仲間


 『モモ』は20年ほど前に読みました。テーマはあまりにも明快過ぎますが、そんなにイヤミな感じでもありません。劇はミュージカル風で、面白く見ることができました。子どもに見せてよかったと思いました。

《読書》笑点探偵団『笑点の謎-あの怪物番組の秘密が、いま明かされる-』河出書房新社

2005-05-30 08:50:21 | 読書

●〔32〕笑点探偵団『笑点の謎-あの怪物番組の秘密が、いま明かされる-』河出書房新社 2001
(2005.05.06読了)
 わりとマニアックな本で、かなり細かいことまで突っ込んで調べてありました。しかし、悪意(毒)は無い本でした。私自身の記憶で言えば、立川談志の時代は知りません。三波伸介や小円遊と歌丸のライバル関係は覚えています。立川談志『笑点』有紀書房(1966)という本は読んだことがあります。

《読書》森博嗣『詩的私的ジャック-Jack the Poetical Private-』講談社文庫

2005-05-30 08:26:44 | 読書

●〔31〕森博嗣『詩的私的ジャック-Jack the Poetical Private-』講談社文庫 1999
(2005.05.05読了)
 S&M series(犀川創平&西之園萌絵シリーズ)第4作です。このシリーズはストーリーやトリックよりもシチュエーションやキャラクター(犀川創平)を楽しみに読んでいます。この作品は前3作に比べるとイマイチでした。状況の特殊性があまり感じられなかったからでしょうか。
 閑話休題。森博嗣といえば作家であるとともに国立N大学工学部助教授でもあることで有名ですが、どうもこの3月でN大学を辞職したみたいですね。N大学のホームページから森博嗣の名前が消えていますし、森博嗣自身のホームページにも「2005年4月~9月の半年間、すべてのアウトプットを休止する予定です。」と書いてあります。詳細は不明ですが、何がおこったのでしょうか。作家であるとともに研究者であることが森博嗣のアイデンティティーだと思っていたのですが。まあ、これだけ本が売れていれば食べるのに困ることはないでしょうが。

※森博嗣の浮遊工作室

《購書》 2005.05.04 万伸書店

2005-05-27 05:57:33 | 購書
万伸書店
万歩書店系の店。棚があまり動かないので年に一度くらいしか行きませんが、結構良いものがあります。

●2005106,ヒトラーの戦士たち-6人の将帥-,グイド・クノップ,高木玲,原書房,,2002,¥1200
 ナチス物なので。

●2005107,なぜわれわれは怪獣に官能を感じるのか,唐沢俊一【編著】,,河出書房新社,,2003,¥700
 唐沢俊一なので。

●2005108,帝国海軍将官総覧,太平洋戦争研究会,,KKベストセラーズ,ワニの本,2002,¥500
 軍事物なので。

●2005109,赤いダイヤ(上)-鬼に金棒編-,梶山季之,,角川書店,角川書店,1975,¥250
●2005110,赤いダイヤ(下)-猫に大判編-,梶山季之,,角川書店,角川書店,1975,¥270
 最近評判なそうなので。

●2005111,ワイマールの落日-ヒトラーが登場するまで1918‐1934-,加瀬俊一,,光人社,光人社NF文庫,1998,¥450
 ナチス物なので。

●2005112,アダルト系,永江朗,,筑摩書房,ちくま文庫,2001,¥390
 永江朗なので。

●2005113,ぐろぐろ,松沢呉一,,筑摩書房,ちくま文庫,2003,¥390
 松沢呉一なので。

●2005114, ま・く・ら,柳家小三治,,講談社,講談社文庫,1998,¥350
 落語物なので。

●2005115,視えずの魚,明石散人,,講談社,講談社文庫,2001,¥350
 明石散人はどのようなものかと思って。

《読書》小田嶋隆『人はなぜ学歴にこだわるのか。』知恵の森文庫(光文社)

2005-05-25 06:06:01 | 読書

●〔番外〕小田嶋隆『人はなぜ学歴にこだわるのか。』知恵の森文庫(光文社) 2005
(2005.05.03再読了)
 小田嶋隆は好きな作家(?)で、彼の著作のほとんどを読んでいます。この本の元本(メディアワークス・2000年刊)も既に購入して読んでいますが、解説を内田樹が書き、本文にも加筆修正があるということで、この文庫本も買って読みました。

 内田樹は解説の冒頭で次のように書いています。

 この人は天才かも知れないと思ったのは、小田嶋隆(敬称略。すみません、小田嶋先生)の二冊目の単行本『安全太郎の夜』(河出書房新社刊1991年)の中の文章を読んだときのことである。それは「ビール」というタイトルの短いコラムで、こんなふうに終わっていた。

 ビールの問題は「きりがない」ことだ。ビールは確かにウイスキーや日本酒に比べればアルコール度数の低い酒だが、逆にいえば、この酒は浴びるほど飲むことによってはじめて酒たり得る酒だ。頭が痛くならないと飲んだ気がしないのだ。ビールに適量はない。飲み足りないか、飲み過ぎるかのどちらかなのだ。(中略)
 まとまりのない話ですまない。そう。お察しの通り私はビールを飲みながらこれを書いている。本当にすまない。(「ビール」『安全太郎の夜』56-57頁)
(pp.240-241)

 小田嶋隆は、みんなが何となく気づいていながらうまく表わせないことを、独特の切れ味で的確に表現することができる天才だと思います。


※おだじまん


《購書》 2005.05.04 ブックオフ福山野上店

2005-05-23 05:55:12 | 購書
ブックオフ福山野上店

●2005104,評論家になろう!,評論家評論委員会【編】,,婦人生活社,婦人生活VARIETY BOOK,2003,¥700
 評論家になれるとは思いませんが……。

●2005105,ぼくの人生落語だよ,林家木久蔵,,ポプラ社,私の生き方文庫,2004,¥105
 落語本なので。安かったし。

◎喜国雅彦『日本一の男の魂』(3)ヤングサンデーコミックス ¥105
 喜国雅彦なので。