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ΓΝΩΘΙ ΣΑΥΤΟΝ-購書&購盤日記-

本やCDを買う日々の記録です。ツイッター:http://twitter.com/sr_azev

《お知らせ》武久源造 チェンバロ&オルガンリサイタル

2012-09-30 08:53:30 | Weblog

●チェンバロリサイタル

■日時:2012年11月18日(日) 17:00開演

■会場:日本キリスト教団福山延広教会(TEL.084-923-0094 福山市本町1-6)

■曲目:J.S.バッハ:インヴェンションとシンフォニア他


●オルガンリサイタル

■日時:2013年1月13日(日) 17:00開演

■会場:カトリック福山教会(TEL.084-923-0614 福山市昭和町7-26)

■曲目:J.S.バッハ:プレリュードとフーガ ハ長調BWV547
    J.S.バッハ:コラール・プレリュード 「いざ悦べ、汝クリスチャンらよ」BWV734
    ゲオルク・ベーム:コラール・プレリュード「天にまします我らの父よ」
    ブクステフーデ:プレリュードとフーガ ハ長調BuxWV136 他

*両公演とも、1ステージ60分程度です。

■鑑賞料:2公演券3,000円 1公演券1,800円
 高校生以下1公演につき500円

■主催・お問い合わせ:コンセールジャズ大衆舎
http://optsuzaki.blogspot.jp/search/label/%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%82%BA%E5%A4%A7%E8%A1%86%E8%88%8E
e-mail:chopin-in-salsa@kba.biglobe.ne.jp
切符のお求めは、延広教会、カトリック福山教会、スガナミ楽器、 jazz inn dooto にて

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《お知らせ》若松夏美avec大塚直哉et平尾雅子~伊仏2大巨匠の対話~コレッリとクープラン

2011-06-08 05:43:48 | Weblog

古楽シリーズvol.11
若松夏美avec大塚直哉et平尾雅子
バロック・ヴァイオリン、チェンバロ、ヴィオラ・ダ・ガンバによる、フランスとイタリアのバロック室内楽 
~ 伊仏2大巨匠の対話 ~ コレッリとクープラン


■日時:2011年7月24日(日) 17:00開演

■会場:日本キリスト教団福山延広教会(tel.084-923-0094 福山市本町1-6)

■曲目:
F. クープラン 王宮のコンセール 第3番 イ長調
A. コレッリ ヴァイオリンソナタ 第10番 ヘ長調
F. クープラン ヴィオール組曲 第1番 ホ短調
A.コレッリ ヴァイオリンソナタ 第6番 イ長調
F.クープラン プレリュード第1~3番(『クラヴサン奏法』より)
           神秘の障壁 パッサカーユ
A.コレッリ ラ・フォリア ニ短調

■演奏:
 ヴァイオリン:若松夏美
 チェンバロ:大塚直哉
 ヴィオラ・ダ・ガンバ:平尾雅子

■入場料:一般3,000円 ペア5,500円 高校生以下1,000円(各公演10名限定)

■主催:日本キリスト教団福山延広教会・コンセールジャズ大衆舎
 問合せ:TEL.090-5374-4485(延広教会 仲谷)/e-mail:chopin-in-salsa@kba.biglobe.ne.jp

コンセールジャズ大衆舎応援ブログ「休石やすみいし ジャズ大衆舎」

◎広島公演
■日時:2011年7月26日(火)18:45開演
■会場:広島市東区民文化センタースタジオ1(広島市東区東蟹屋町10-31)
■入場料:前売3,500円 当日4,000円
■主催:広島ガンバ・コンソート Tel.082-923-8332
※出演者の個人レッスンも予定されています。問合Tel.082-923-8332

*画像は平尾雅子
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《お知らせ》若松夏美avec大塚直哉et平尾雅子 古楽シリーズvol.11

2011-04-23 06:33:42 | Weblog

若松夏美avec大塚直哉et平尾雅子
バロック・ヴァイオリン、チェンバロ、ヴィオラ・ダ・ガンバによる、フランスとイタリアのバロック室内楽 古楽シリーズvol.11


■日時:2011年7月24日(日) 17:00開演

■会場:日本キリスト教団福山延広教会(tel.084-923-0094 福山市本町1-6)

■曲目:クープランとコレッリの室内楽曲

■入場料:一般3,000円 ペア5,500円 高校生以下1,000円(各公演10名限定)

■主催:日本キリスト教団福山延広教会・コンセールジャズ大衆舎
 問合せ:TEL.090-5374-4485(延広教会 仲谷)/e-mail:chopin-in-salsa@kba.biglobe.ne.jp

*演奏曲目は、決定次第、当舎応援ブログ「休石やすみいし ジャズ大衆舎」にアップします。
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《お知らせ》青木洋也avec武久源造~カウターテナーとチェンバロで贈る、バロック歌曲の花束~

2011-04-05 05:00:43 | Weblog

青木洋也avec武久源造~カウターテナーとチェンバロで贈る、バロック歌曲の花束~ 古楽シリーズvol.10
バロックの深みへ… 古楽界の一線で活躍する鬼才・俊英による、いま聴ける最高のバロック音楽


■日時:2011年5月15日(日) 17:00開演

■会場:日本キリスト教団福山延広教会(tel.084-923-0094 福山市本町1-6)

■入場料:一般3,000円 ペア5,500円 高校生以下1,000円

■主催:コンセール・ジャズ大衆舎
 問合せ:TEL.090-5374-4485/e-mail:chopin-in-salsa@kba.biglobe.ne.jp

*演奏曲目は、決定次第、当舎応援ブログ「休石やすみいし ジャズ大衆舎」にアップします。

■青木洋也
 東京藝術大学大学院修士課程古楽科修了。エリザベト音楽大学大学院宗教音楽学専攻修了。在学中より定期的に渡欧して研鑽を積む。声楽を鈴木仁、宇田川貞夫、M.v.エグモント、野々下由香里、P.コーイ、G.テュルク、R.ブレイズの各氏に師事。古楽アンサンブルや演奏会ソリストとして活躍する一方、アイルランド・ダブリンやドイツ・ライプツィヒ等でアルトソロをつとめるなど活躍の場を広げている。2007年12月にアイルランド・ダブリンにおいて日本・アイルランド外交関係樹立50周年事業の『メサイア』演奏会(P.オドウィン指揮)のアルトソロを歌い大好評を得る。バッハ・コレギウム・ジャパンのメンバーとして国内外の公演・録音に参加。2009年ラ・フォルジュルネ・オ・ジャポン音楽祭におけるBCJの公演J.S.バッハ『ヨハネ受難曲』『カンタータ』においてソロを務める。
 近年は「隙のない音楽づくりと、そのナンバーにふさわしい情景描写の的確さ、声楽・器楽の見事なまとめ方は、彼の適応性とこれまでの経験の基盤がモノを言っている」と音楽紙上で評されるなど、合唱指揮者としての評価も高い。
 「バッハ・コレギウム・ジャパン」「ヴォーカル・アンサンブル カペラ」「フィルハーモニーカンマーアンサンブル」「アンサンブル小瑠璃」「Bless B Quintet」メンバー。日本リードオルガン協会会員。

■武久源造
 東京芸術大学大学院音楽研究科終了。チェンバロ、ピアノ、オルガンを中心に各種鍵盤楽器を駆使して中世から現代まで幅広いジャンルにわたり、様々なレパートリーを持つ。特にブクステフーデ、バッハなどのドイツ鍵盤作品では、その独特で的確な解釈に内外から支持が寄せられている。また、器楽曲・歌曲・合唱などの作曲、編曲作品を発表し好評を得る。
 1985年秋、東京ハインリヒ・シュッツ合唱団と共に東西ドイツ13都市で公演し、ブクステフーデのオルガンソロに見せたユニークな解釈に各紙の賞賛を集める。1991年「国際チェンバロ制作家コンテスト」(アメリカ・アトランタ)および、1997年と2001年に古楽コンクール(山梨)に審査員として招かれる。
 ソロ演奏を中心に毎年数多くのリサイタルおよびコンサートに出演。独自の解釈と躍動感あふれる演奏、多くのアイディアが盛り込まれたコンサートは毎回好評を得て、多方面での話題となっている。また、指揮・編曲活動にも力を注ぎ、2000年に器楽・声楽アンサンブル「コンヴェルスム・ムジクム」を結成し、活動の幅を広げる。
 2002年から、韓国からの招請により「コンヴェルスム・ムジクム韓国公演」、ソロリサイタル、韓国の音楽家とのアンサンブル、大学での特別講義や講座などを行い、日韓両国の音楽文化の交流に大きな役割を果たす。1991年より、プロデュースも含め20作以上のCDをALM RECORDSよりリリース。中でも「鍵盤音楽の領域」(Vol.1~6)、「ゴールトベルク変奏曲」、「バッハ・ミーツ・ジルバーマン・ピアノ」他の作品が「レコード芸術」誌の特選盤となる快挙を成し遂げている。
 2002年に河合隼雄氏との対談を含むエッセイ集「新しい人は新しい音楽をする」(アルク出版企画)を出版。各方面から注目を集め、好評を得る。
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《お知らせ》武久源造チェンバロ・リサイタル

2011-04-03 06:00:03 | Weblog
武久源造チェンバロ・リサイタル

■日時:2011年4月20日(水)19:00(演奏は30分程度です。)

■会場:日本キリスト教団福山延広教会(tel.084-923-0094 福山市本町1-6)

■入場料:1,000円

■主催:コンセール・ジャズ大衆舎
 問合せ:TEL.090-5374-4485/e-mail:chopin-in-salsa@kba.biglobe.ne.jp

*演奏曲目は、決定次第、当舎応援ブログ「休石やすみいし ジャズ大衆舎」にアップします。
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《雑記》リエンとリオン

2011-01-18 05:55:00 | Weblog
なんか、ツイッターのまとめ以外では久々の投稿です(^_^;)。
いささか旧聞に属しますが、面白かったので。
リエンとリオンの違いを教えてください

襲名するのがリエンで襲撃するのがリオン
見得を切るのがリエンでメンチを切るのがリオン
劇場の人がリエンで激情の人がリオン
安宅の関を演じるのがリエンでまさかの席にいたのがリオン
新婚ホヤホヤがリエンで深夜にボコボコがリオン
麻央を泣かすのがリエンで顔を殴るのがリオン
十八番がリエンで110番がリオン
記者会見するのがリエンで記者が意見できないのがリオン
暴力否定するのがリエンで暴力ひでえのがリオン
伝統あるのがリエンで出頭するのがリオン
演目が得意なのがリエンで沈黙が得意なのがリオン
芸術なのがリエンで供述ないのがリオン
トラブルが多かったのがリエンでドリブルがうまかったのがリオン
酒と縁があるのがリエンでサツと縁があるのがリオン
結婚したばかりがリエンで血痕ばかりなのがリオン

『週刊文春』2010年12月23日号より

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《展覧会》2010.11.20 世界の書籍展

2010-11-29 05:44:41 | Weblog
世界の書籍展

■会場:福山ロッツ 地下2階ホール

■会期:2010.11.19~11.23

 新聞の記事で見かけて、娘(中2)と二人で行ってきました。行ってみると創価学会の主催でした。でも、中身は主催者とは特に関係なく(池○大○先生の部分は除く)、なかなか充実していました。1時間以上かけてじっくり見ました。娘は見足りないということで、11/23に再訪しました。
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《お知らせ》高橋悠治・波多野睦美~ことばを贈る

2010-11-09 06:01:11 | Weblog
高橋悠治・波多野睦美~ことばを贈る

■日時:2011年2月28日(月) 19:00~

■会場:ふくやま芸術文化ホール( リーデンローズ)小ホール
    〒720-0802 広島県福山市松浜町二丁目1番10号 Tel 084-928-1800

■曲目:
*前半ピアノソロ
・バルトーク・ベーラ チーク地方の3つの民謡 3分
・チャポー・ジュラ 砂漠の行進 (1992) 40分
 ハンガリー出身カナダ在住の作曲家チャポーの湾岸戦争に抗議する「砂漠の行進」はヨーロッパ音楽文化へのレクイエムでもある。終りなく続く行進につれて、西洋芸術音楽(ブラームス、シューベルト、ベートーヴェン、バルトーク、ヤナーチェック、サティ)の歪んだ引用や ベートーヴェンの「歓喜への頌歌」(現在のEU讃歌)とアメリカ国歌が飛び散り、最終的静寂に向かう。
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*後半は波多野睦美(Ms)と共演
・モートン・フェルドマン オンリー (1947)
 リルケの「オルフォイスへのソネット」による無伴奏の短い歌
・ジョン・ケージ 18の春のすてきな寡婦 (1942)
 ジョイスの「フィネガンの通夜」による声と閉じたピアノによる
・クルターグ・ジェルジ 何と言うか (1990)
 サミュエル・ベケットが病床で書いた最後のテクストのハンガリー語訳により交通事故で失語症になったシャンソン歌手のリハビリのためのピアノの音に添った朗唱 (この公演のために日本語訳を準備中)
・高橋悠治 長谷川四郎の猫の歌 (2010)
 長谷川四郎の5つの詩「猫の歌」「おかし男の歌」「白鳥の歌」「あさのまがりかどの歌」「花火の歌」

■演奏:高橋悠治:ピアノ  波多野睦美:歌

■入場料:一般3,000円、ペア(夫婦、恋人、親子、きょうだい)5,000円、高校生以下1,000円
    (すべて前売り・当日とも、ただし高校生以下は、電話予約または当日のみ)

■主催:コンセール・ジャズ大衆舎
 問合せ・予約:TEL&FAX(084)967‐1284 J.O&Company(奥野) 090-5374-4485(延広教会・仲谷)
 切符販売所:リーデンローズ、スガナミ楽器、延広教会、市内のお洒落なカフェ、ギャラリーにて

○高橋悠治
柴田南雄、小倉朗、ヤニス・クセナキスにまなぶ。1960年代はクセナキス、ケージなどの現代音楽のピアニストとして活動。1970年 代 は日本の前衛音楽誌『トランソニック』の編集。1978-85年アジアの抵抗歌を独自のアレンジで演奏する「水牛楽団」。1976年から現在まで画家・富 山妙子とスラ イドと音楽による物語作品の製作。1990-2007年高田和子のために伝統楽器と声のための作品を作る。いまはピアノでクラシックとフリーミュージック を演奏し、作曲し、執筆している。最近のCDにはブゾーニ、モンポウ、バルトーク、石田秀実、戸島美喜夫のピアノ作品集。著書に「高橋悠治/コレクション 1970年代」「音の静寂静寂の音」(平凡社)、「きっかけの音楽」(みすず書房)。
※Yuji Takahashi 高橋悠治

○波多野 睦美
宮崎大学卒業後、英国ロンドンのトリニティ音楽大学声楽専攻科修了。シェイクスピア時代のイギリスのリュートソングでデビュー。国内外で多くのコンサート、音楽祭に出演。バッハ、ヘンデルなどの宗教作品のソリストの他、日本、英国の近現代歌曲にも積極的に取組み、鋭敏な言語感覚、魅力的な人物像の表現と心安らげる声で聴く人に深い印象を刻む。間宮芳生作品のアメリカでの世界初演、サイトウキネン武満徹メモリアルコンサート、NHKニューイヤーオペラコンサート等に出演。モンテヴェルディ「ポッペアの戴冠」のオッターヴィア、パーセル「ダイドーとエネアス」のダイドー、モーツァルト「イドメネオ」のイダマンテ役などのオペラ出演でも深い表現力で注目される。「美しい日本の歌」「夜の歌」「優しい森よ」「ひとときの音楽」他、さまざまなレパートリーを収録したCD作品も数多く発表。2009年には高橋悠治との共演で「ゆめのよる」を発表し高い評価を得た。最新作はパーセル歌曲集「ソリチュード」。
※波多野ページ
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《美術館》2010.11.06 ひろしま美術館

2010-11-07 07:38:53 | Weblog
ひろしま美術館
特別展・「本を彩る美の歴史-本をめぐる〈雅の世界〉と〈優美の世界〉-」

1.「本」前史
 国宝「平家納経」 など
2.活字・装丁・挿絵の美
 「42行聖書(グーテンベルク聖書)」(零葉)
 世界3大美書とケルムスコット・プレス など
3.芸術家が作った本
 小磯良平・聖書の挿絵 など


 最大の収穫は「42行聖書(グーテンベルク聖書)」(零葉)を見ることができたことでした。他にもナポレオンの「エジプト詩」やルターの「ドイツ語新約聖書」(初版)など。西洋の稀覯書はすべて広島経済大学所蔵のもの。大したものです。
 残念ながら特別展の図録はなかったので、『小磯良平 聖書のさしえ展』を買いました。
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《お知らせ》コンセール・ジャズ大衆舎 秋のコンサートのご案内

2010-08-12 05:58:32 | Weblog
コンセール・ジャズ大衆舎 秋のコンサートのご案内

 音楽CDの売り上げは減少の一途をたどっているというのに、コンサート・ライヴに集うお客さんは増えていると聞きます。その理由を論証することはできませんが、なんとなくわかるような気がします。
 現代に生きる私たちはみな、忙しく時間のやりくりに追われる日々を送っています。いつでも聴くことができるCDやいつでも観ることができるDVDなどは、そう思うがゆえに後回しになってしまいがちです。いつでも鑑賞出来るという安心から、結局何年も開封せずに棚に積んだままのCDやDVD、けっこうありますよね。ならば、そんな無駄なことはやめにして、買わない方が賢い、と。
 一方で、コンサート・ライヴはそうはいきません。心に留まった演奏会のチラシ、それを眺めながら、聴きに行こうかどうかと思案します。よし行こうと決めたとして、その時間をなんとか都合をつけ足を運びます。演奏は一回だけ、それゆえに、CDやDVDを鑑賞するのとはくらべものにならないほど、集中して耳を傾けます。そして素晴らしい音楽に触れ得た喜び、その場に自分が存在し多くの人とその喜びをわかちあうことのできたときの充足感、それはかけがえのないもので、どこか宗教的な体験にも似た崇高なものに違いありません。音楽を愛する人々は、そういった一回性の感動を求めているのではないでしょうか。

 コンセール・ジャズ大衆舎では、これまでにみなさまにそんな音楽会を提供してきた、という静かな自負を持ちます。しかし、心高ぶることなく、これからも質の高い音楽をみなさまとともにわかちあっていきたいと考えています。
 さて、今年の秋は、二つの演奏会を準備しています。加えて、二つの演奏会をサポートすることにしました。これまでに私たちに信をおいて下さったみなさまの期待に、必ず応えるものに違いありません。

◎梅津和時KIKIBand
 梅津和時(sax) 鬼怒無月(g) 早川岳晴(b) ジョー・トランプ(ds)
 10月20日(水)19:30 ポレポレ 前3,500円 当4,000円
 主催:ポレポレ

 梅津和時は、故忌野キヨシローを長年に渡ってサポートし続けたことで有名ですが、アンダーグラウンドシーンでは知らぬ者のない大ヴェテランです。KIKIBandを率いての福山でのライヴは2回目ですが、前回の興奮を知る者として、ぜひみなさまに聴いていただいと思い、サポートします。
 梅津のアヴァンギャルドにしてどこかポップでユーモアセンスのあるサックスの素晴らしさはもちろんのこと、このバンドの持ち味は、なんと言っても早川~トランプの唸り粘るハードなファンク・グルーヴです。それに鋭角に切り込む鬼怒のギターも最高です。ぜひだまされたと思って聴きに来て下さい。ジャズ大衆舎は、絶対にだましません。ただし、当舎が普段手がけている古楽とは全然関係がないので、その点は悪しからず。

◎武久源造チェンバロ/フォルテピアノ・リサイタルⅡ
 10月30日(土)15:00
 曲:クーナウ:ヤコブの埋葬(聖書ソナタより)、
 スカルラッティ:ソナタK208/209、
 バッハ:パルティータ第6番BWV830

※関連イヴェント
 10月29日(金)19:00 会費:500円
  武久源造、ジルバ-マン・フォルテピアノ(バッハが演奏した初期のピアノ)を語る
 10月31日(日)10:30 入場無料
  延広教会 主日礼拝 武久源造:奏楽

◎若松夏美バロック・ヴァイオリン・リサイタルⅡ
 11月7日(日)17:00
 曲:バッハ無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータより
 パルティータ第1番、
 ソナタ第2番、
 ソナタ第3番

会場:日本キリスト教団福山延広教会
主催:延広教会+コンセール・ジャズ大衆舎

 武久源造は、8月2日に場所も同じ延広教会で演奏会をひらいたばかりです。延広教会にお目見えしたばかりの、カークマン・チェンバロの多彩な機能をフルに使って、めくるめく音世界を構築して、聴きに来て下さった方々を熱狂させました。その興奮も冷めやらぬ10月の終わりに、武久の申し入れによって、いわばアンコール公演が実現することになりました。今回は、チェンバロに加えて、バッハが晩年に用いたと言われているジルバーマン・フォルテピアノも演奏し、最初期のピアノの鼓動を聴かせます。
 なお、関連イヴェントとして、コンサートの前日に「武久源造、ジルバーマン・フォルテピアノを語る」と題して、武久源造にこの楽器の構造や魅力について、たっぷりと語ってもらうレクチャーを催します。演奏も少しだけするかもしれません。さらに、コンサートの翌日には、延広教会の礼拝で武久源造が奏楽を担当します。武久源造の伴奏でご一緒に讃美歌を歌ってみませんか。いずれもまたとない機会です。

 若松夏美も、福山での演奏は3度目で、すでにお馴染みの演奏家と言えるかも知れません。鈴木雅明バッハ・コレギウム・ジャパン、鈴木秀美オーケストラ・リベラ・クラシカという、我が国が誇る最高の古楽アンサンブルでコンサートマスターをつとめる、真の実力者です。そのソリッドで端正なスタイルは、古楽演奏の一つの規範となるものでしょう。今回のリサイタルは、6曲あるバッハ無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ全曲演奏の後編です。2009年3月の前編から1年半、このリサイタルを待望していたファンの方々も少なくないと思います。今回取り上げる3曲は、地味ながらも高度な技巧を要求される難曲揃いで、演奏する方も聴く方も、ずしりとした手応えを感じさせる、充実した演奏会になること間違いありません。しかもこのコンサートは、東京でも大阪でも催されることのない、福山だけのほんとうに稀少な企画なのです。ぜひ、現代最高のバッハを聴いて下さい。

 両公演は、期日が接近しているということもあって、共通券をつくることにしました。また、両公演を聴くことのできる、あるいはペアで一公演を鑑賞いただける、かなりお得な切符も用意しました。この秋は、ディープなバロック、ディープなバッハの世界を堪能していただきますように。

2010年秋
コンセール・ジャズ大衆舎
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