●〔71〕春江一也『ベルリンの秋(下)』集英社文庫 2001(2008.08.15読了)〈2006161〉
○内容紹介
面白く読むことができました。前作の『プラハの春』は短い期間の出来事を描いた作品でしたが、本作は20年以上の期間を描いた大河ロマンでした。歴史のお勉強にもなりました。ややご都合主義的な面も。品性下劣な言い方をすれば親子ど○ぶ○の物語です。
○内容紹介
国際的なマヌカンを夢見るシルビアは、亮介との関係からスパイ容疑をかけられ、出国査証を拒否される。やむなく不法に「壁」を越えようとして失敗、将来への希望を絶たれて思い悩む。一方、DDR国家元首ホーネッカーはイデオロギーの引き締めに乗り出すが、歴史の潮流の中でDDR破滅の筋書も確実に動きだしていた。亮介とシルビアの愛のゆくえは?そして「壁」を突き崩す壮大な陰謀とは。
面白く読むことができました。前作の『プラハの春』は短い期間の出来事を描いた作品でしたが、本作は20年以上の期間を描いた大河ロマンでした。歴史のお勉強にもなりました。ややご都合主義的な面も。品性下劣な言い方をすれば親子ど○ぶ○の物語です。