●〔36〕遠山美都男・関幸彦・山本博文『人事の日本史』毎日新聞社 2005(2008.05.25読了)
○内容紹介
古代の聖徳太子から幕末の外交官・川路聖謨まで。
人間臭いエピソード満載で、日本人にとっての「出世」と「肩書」の意味を探る。
『エコノミスト』の好評連載、待望の単行本化。
古代編(「外相」聖徳太子の抜擢;「人事権」の成立―冠位十二階と憲法十七条 ほか)
中世編(「敗者」平将門の栄光;平清盛の「バランス」出世術 ほか)
戦国編(朝倉孝景の「合理的人事」;上杉謙信と「肩書の力」 ほか)
近世編(徳川家康が「征夷大将軍」になるまで;「徳川将軍人事」の真相 ほか)
巻末座談会 日本史にみる「出世の壁」