ΓΝΩΘΙ ΣΑΥΤΟΝ-購書&購盤日記-

本やCDを買う日々の記録です。ツイッター:http://twitter.com/sr_azev

《購盤》 2005.06.24ダイソー福山川口店

2005-06-30 06:25:19 | 購盤
ダイソー福山川口店

◎日本の芸能シリーズ◆落語名人⑭/桂小南
 「いかけや」・「運廻し」
  (ダイソー) ¥105
◎日本の芸能シリーズ◆落語名人⑳/桂米丸
 「宝石病」・「手料理」・「狭き門」・「試着室」
 (ダイソー) ¥105
 落穂拾い。

《読書》冨田均『続 聞書き・寄席末広亭 席主・北村銀太郎述』平凡社ライブラリー

2005-06-29 05:48:10 | 読書

●〔45〕冨田均『続 聞書き・寄席末広亭 席主・北村銀太郎述』平凡社ライブラリー 2001
(2005.06.24読了)

『聞書き・寄席末広亭』が末広亭席主・北村銀太郎氏の語る昭和の芸談及び芸人談だったのに対し、この後編は北村氏の一代記といった体裁がとられており、職人世界、花柳界、そして寄席世界と、今となっては風景からも職業からも遠ざかりつつある三世界を、文字通り明・大・昭と三代にわたって生き抜いた氏の回顧談が中心となっている。(p.231)

 ということで、こちらもそれなりに面白く読めましたが、私としては正編の方が興味深く読むことができました。
 All play and no work makes Jack a dull boy. とはいいますが、この北村銀太郎という人は放蕩の限りを尽くしていますね。うらやましいというか、正直、許せんなーという気分です。

《購盤》 2005.06.17 楽天オークション

2005-06-23 05:44:18 | 購盤
楽天オークション


◎DVD「タイガー&ドラゴン 三枚起請の回」(ポニーキャニオン)
(¥2,300+送料¥110)
 4月開始の連続ドラマ「タイガー&ドラゴン」を毎週楽しみに見ています。この「三枚起請の回」は、それに先だって2005年1月9日に放映されたものです。というか、この「三枚起請の回」が好評だったので、4月から連ドラがはじまったのでしょう。
 楽天オークションで終了5分前に一撃を加え、落札しました。結構お買い得ではなかったかと思います(初回特典のストラップはついてませんが)。


※「タイガー&ドラゴン」


《読書》井山幸大『ダメよ ダメダメ ダメ教員!-山陰より愛をこめて-』ブログブックス

2005-06-22 05:49:08 | 読書
●〔44〕井山幸大『ダメよ ダメダメ ダメ教員!-山陰より愛をこめて-』ブログブックス(ライブドアパブリッシング) 2005 (2005.06.14読了)
 ブログを書籍化したものです。最近流行っているようですね。あっさりと読めました。真面目さと不真面目さが微妙にミックスされているところがいいです。
 タイトルからわかるように著者は高校の教員です。ブログを見るとすでに生徒バレ、学校バレ、親バレしているそうです。見合いや包茎のことなど、かなり赤裸々に書いていて、大丈夫かな~と、他人事ながら心配してしまいます。壮烈な自爆芸ですね。

※ダメよダメダメ ダメ教員!

《購書》 2005.06.13 宮脇書店福山多治米店

2005-06-21 05:42:15 | 購書
宮脇書店福山多治米店

●2005150,ダメよ ダメダメ ダメ教員!-山陰より愛をこめて-,井山幸大,,ライブドアパブリッシング,ブログブックス,2005,¥1,260
 面白そうだったので。

●2005151,グロテスクな教養,高田里恵子,,筑摩書房,ちくま新書,2005,¥777
 知的興味関心から。

◎魔夜峰央『パタリロ源氏物語!』(2) 花とゆめCOMICS 2005 (¥410)
 今後、どういう方向へ進んでいくのでしょうか。

《読書》内藤國雄『私の愛した勝負師たち』毎日コミュニケーションズ

2005-06-19 05:58:12 | 読書
●〔43〕内藤國雄『私の愛した勝負師たち』毎日コミュニケーションズ 1996 (2005.06.12読了)
 内藤國雄九段は棋才溢るる人ですが、文才も溢るる人だと思います。この本では著者が愛した勝負師たちの素顔が描かれていますが、「我が師藤内金吾」と「天才芹沢博文」の二編が特に胸に迫りました。
勝負師という言葉の好きな仲間がいて、その人が「勝負師たるものは」などと言っているのを耳にした大山さんがそっと小声でつぶやいた。
「勝負師というのは勝ったり負けたりする人のことで、負けてばかりいる人はブシ(負師)というべきだよね」
痛烈な皮肉である。(p.205)

《読書》網野善彦『古文書返却の旅-戦後史学史の一齣-』中公新書

2005-06-18 06:30:09 | 読書

●〔42〕網野善彦『古文書返却の旅-戦後史学史の一齣-』中公新書 1999
(2005.06.12読了)
日本には現在もなお、無尽蔵と言える古文書が未発見・未調査のまま眠っている。戦後の混乱期に、漁村文書を収集・整理し、資料館設立を夢見る壮大な計画があった。全国から大量の文書が借用されたものの、しかし、事業は打ち切りとなってしまう。後始末を託された著者は、40年の歳月をかけ、調査・返却を果たすが、その過程で、自らの民衆観・歴史観に大きな変更を迫られる。戦後歴史学を牽引した泰斗による史学史の貴重な一齣。(カバー見返し)

 網野善彦(1928-2004)の学歴・職歴を見ると、東京大学文学部国史学科卒→東京都立北園高等学校教諭(11年)→名古屋大学文学部助教授→神奈川大学短期大学部教授→神奈川大学経済学部特任教授、となっています。網野ほどの著名な学者の経歴としてはやや異色と思われますが、「そのころ観念的な左翼で、「革命」を「夢想」する運動に没入していた私は」(p.5)(この種の記述は本書にしばしば出てきます)といったことが、何か関係しているのでしょうか。