ダイソー福山川口店
◎日本の芸能シリーズ◆落語名人⑭/桂小南
「いかけや」・「運廻し」 (ダイソー) ¥105
◎日本の芸能シリーズ◆落語名人⑳/桂米丸
「宝石病」・「手料理」・「狭き門」・「試着室」 (ダイソー) ¥105
落穂拾い。
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落穂拾い。
『聞書き・寄席末広亭』が末広亭席主・北村銀太郎氏の語る昭和の芸談及び芸人談だったのに対し、この後編は北村氏の一代記といった体裁がとられており、職人世界、花柳界、そして寄席世界と、今となっては風景からも職業からも遠ざかりつつある三世界を、文字通り明・大・昭と三代にわたって生き抜いた氏の回顧談が中心となっている。(p.231)
勝負師という言葉の好きな仲間がいて、その人が「勝負師たるものは」などと言っているのを耳にした大山さんがそっと小声でつぶやいた。
「勝負師というのは勝ったり負けたりする人のことで、負けてばかりいる人はブシ(負師)というべきだよね」
痛烈な皮肉である。(p.205)
日本には現在もなお、無尽蔵と言える古文書が未発見・未調査のまま眠っている。戦後の混乱期に、漁村文書を収集・整理し、資料館設立を夢見る壮大な計画があった。全国から大量の文書が借用されたものの、しかし、事業は打ち切りとなってしまう。後始末を託された著者は、40年の歳月をかけ、調査・返却を果たすが、その過程で、自らの民衆観・歴史観に大きな変更を迫られる。戦後歴史学を牽引した泰斗による史学史の貴重な一齣。(カバー見返し)