すれっからし手帖

「気づき」とともに私を生きる。

恐るべし、PMS。

2016-02-18 14:48:20 | My メソッド
みなさんは、PMSに悩まされていますか?

PMSとは、月経前症候群。排卵日以降から、生理が始まる前までに出現する、心と体の不調の総称。

女性ホルモンの変動によって引き起こされると言われ、PMSと言ったら、女性なら誰でもピンとくるくらい、今ではかなり市民権を得ています。

私、実は、このPMSがよくわからなかったんです。吹き出物ができたり、下っ腹が重くなったり、生理前特有の体の症状はありましたが、心の変化は強く自覚できなかった。

排卵前や生理が始まっても不調な時は不調だし、特に異変もなく生理に突入なんてこともありましたしね。曖昧でした。

でも、これも、自分を観察するのが習慣になっている影響なのか、最近は、このPMS、つまり自分の身体の中での女性ホルモンの影響をハッキリと感じます。

気分の質が、ガラッと変わるのがわかります。無理やり、気分を悪くさせられたような感じとでもいいましょうか。思考の影響を受けていないのに、なんでだろう、気分悪いな、とカレンダーを見て、納得します。

恐るべし、PMSです。


イライラ イライラ イライラ

今、その真っ只中にいる私、いやぁ、この字を見ているだけでイライラしちゃいますが、この時期は気分のベースがイライラなんです。

呼吸の観察で、落ち着く場合もありますが、なかなか上手くいかない時もあります。


でも、人間、悲しいかな、気分がイライラするとその原因をわざわざ探しにいきます。PMSという自覚がないと、もう必死に探します。自覚あっても、やっぱり探しますけどね 笑。

息子が帰宅後、全然片付けをしない。
夫が、金欠、金欠、うるさい。

あいつの、ここが、こうだから、イライラするんだ!

(いや、違う違う。それ、彼らにとっては、いつものこと。)

こうなると、私は大概、確信犯的に夫に八つ当たりしますが、夫はほぼ無抵抗で、何を言っても「ごめんなさい」で応じます。

すると、ある時、その「ごめんなさい」に笑えてきます。私のしつこい攻撃に、夫はわざとなのか、本心なのか、「重ね重ねごめんなさい」とかメールを送ってきます。腹の底から笑いが込み上げてきて、それで、何かが抜けます。

これは、誰のせいでもない、

女性ホルモンのせいだーー!


って、腑に落ちます。

まあ、夫には毎月毎月酷かもしれませんが、仕方ない。一緒に嵐が過ぎるのを待ってもらうしかない。男のアンタ、女性ホルモンの恐ろしさを知らないアンタ、これくらいら付き合いなさいよねーって感じです。


ここでやってはダメなのは、自分に対する原因探し。

私が、ちゃんと躾けてないから息子がダメなんだ。
私が、お金にシビアだから、夫が卑屈なんだ。
私、PMSのせいにして、イライラを正当化して、なんて最低なんだ。

これやると、最悪。これをやることが最低。PMSを、どんどん、こじらせます。

PMSのせいにしていいんです。それは、私の本質とは全く関係ないんですから。

PMSも、思考や感情と一緒なんですよね。来たら、諦めて、流すしかないんです。

(あれー、なんかちょっと、言い訳っぽいかしら。まっ、いいや 笑)



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