『定例会』と呼んでいる数十年来の友人達との月一回のお楽しみ会
今月は秋恒例の紅葉狩りです。
秋の京都に行きたいのですが、どこも人、ひと、ヒトで混雑しています。
風情を楽しみたいのですが、なかなかそうもいかず…
風情に縁が無い者ばかりの集まりですが、気分だけはそれなりに
今年は行きたい場所があったので、きっと大混雑であろう嵐山に決定
嵐山 渡月橋
電車も渡月橋も人でいっぱいでしたが、
例年より紅葉が綺麗ではないようですね。
嵐山 松ヶ枝
渡月橋のすぐ側、お蕎麦で有名なよしむらの奥にあります。
何十人待ちの列ができていましたが、予約をしていたのですぐ席へ
松ヶ枝の個室とお庭
喧騒を除けば、とてもいい雰囲気のお店です。
そば豆腐と抹茶豆腐の湯豆腐や豆乳スープなどの『雅』 2000円
次にカフェなどでスィーツを頂くので、軽めのランチを頼みました。
沢山の人が待ってらしたので、早めに出ましたが、
時期を外して行けば、お庭を眺めながら個室でゆっくりできるのではないでしょうか。
松ヶ枝から少し川沿いを上の方へ歩きます。
獅子吼の庭と田村能里子画伯筆の襖絵を見たくて宝厳院へ行きました。
せせらぎに浮かぶ散紅葉の美しいこと
まるでビロードのような苔
獅子岩
素晴らしいお庭を拝見した後は、本堂の田村能里子画伯筆の襖絵のある本堂へ
本堂内は写真撮影禁止ですので、パンフレットから拝借
印象的なタムラレッドの襖絵です。
朝、昼、晩と赤が微妙に違ってきます。
こちらでは、ほんとにゆっくりと鑑賞させて頂きました。
新しい本堂の隣には大正期の書院があります。
またこちらからの眺めが素晴らしい
お庭の喧騒とは別世界の空間です。
静寂の中、時間を忘れて秋の景色を楽しみました。
大正期のオリジナルガラスからのお庭を臨むと安らぎます。
宝厳院は、獅子吼の庭を見て帰るのではなく、
本堂、そして書院へ入り、そこからお庭を眺めるのが最高です
田村能里子画伯を教えて下さった大阪支部Sさんに感謝
素晴らしい秋の一日となりました。
それではまた~
そばと抹茶の香りがして、ちょっと変わって美味しかったですよ。
…訂正。食欲の四季
あ、もちろん、お庭もキレイです。