・・・・・・あわぞうの覗き穴・・・・・・

気が向いたときに、覗いてご覧ください。
何が見えるかは、覗く方々のお眼め次第です。

人類欠陥事典:27

2017年01月12日 | つぶやきの壺焼

≪謝罪≫
人間以外の動物には
たぶん ない行為のひとつ

人間として するべき理由があって
要求されずにする
これが もっとも効果の大きく高い謝罪

要求すれば そのたびに
のちに続く関係の質は低くなり
そして弱くなっていく

要求する側が 我を忘れて繰り返せば
自らの品格も 幾何級数的に下がっていく
その相関に気付かず さらに度重ねたあと
そこには 効果の片鱗も残らない

地球上には とうの昔にけりのついた
歴史の流れにまで いつまでも謝罪を求める
愚昧な 人々もいる

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人類欠陥事典:26

2017年01月10日 | つぶやきの壺焼

≪糾事≫
あざないごと
この言葉 ありそうでも聞いたことはなかったが

糾正、糾合、糾明、糾按、糾糾、糾奏、糾発、糾挙、糾紛、糾問、糾弾、糾察、糾錯、糾謬、糾縄
糾をかしらのギスギス満感の言葉の群には、人間がどれほどあざないごとを好むのかがあらわれている。

マスコミと名付けられるところからは、コミュニケーションには程遠い偏執表現も、毎日ばらまかれる。
その題材の多くはあざないごと。
締め上げるだけが、ものごとを正す方法ではないのに。

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もう見ないシーン:11

2017年01月09日 | つぶやきの壺焼

≪入念≫
確実性が 多重という方法によって
担保されうるかという 問題に
思考を巡らせるための 実験的題材

解答は 多重を形成する個々の力量と
到来する外部条件よって
不定であるとのこと

平たく言えば
ぼんくらに 何人も手をかけさせ
ずるずる巻きを 何度させておいても
大きな嵐には 心配は消えないということらしい

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人類欠陥事典:22

2017年01月02日 | つぶやきの壺焼

≪合理愚化≫

異民族が考えた手法の輸入-模倣から始まり、かき集め愚材をそのまま設計思想に反映した合理化運動は、企業の技術思想の荒廃に大きな効果をもたらしました。

かつてあった、大学教授の小遣い稼ぎのような、まねごとのQCサークル活動もその一つでした。
それは、活動の手法だけをまねた、あまりにもお手軽な運動でした。

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