・・・・・・あわぞうの覗き穴・・・・・・

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怪語補検:らち

2019年02月08日 | つぶやきの壺焼

漢字1文字の"らち"は、つち偏 の「」では囲いや仕切りを表し、これが て偏 になるとつまむ、あるいはひねるという字になります。

比べてみて面白いのは、組み合わされる偏によって、つくりの部分の意味が逆転するということです。
つち偏 の らち では、囲いの内と外を分ける引っ張り合いの外向きの力、て偏 の らち では、つまむのはなので内向きの力になります。
 

漢字2文字の"らち"は、無理やり連れ去ることで、被害家族の人はやり切れません。
国外に連れ去られ、それを認めた相手国が、偽の遺骨までよこしたとなれば、これはもう、拉致事件ではなく不法監禁拘束で、その事実を見守っているだけでは、共同正犯幇助ではないでしょうか。
70年前から、それ自体が違法とわかっている、自己矛盾の見本のような憲法をだいじにするふりをして、効力のない交渉ごとを繰り返しているのでは、埒があくはずはありません。

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