・・・・・・あわぞうの覗き穴・・・・・・

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装置と名づけられた学校

2013年03月21日 | つぶやきの壺焼

校長、教頭の候補の先生方の研修で、「学校とは」という問いに誰も手を挙げて答える先生がいなかったという話を、ラジオで聞いた。

ひとこと回答の用意がだれにもなかったのか、肴にされない用心の習慣がそうさせたのか、理由を考えてもはじまらないが、せめて講師が、どっちにしようかと眼を行ったり来たりさせるぐらいの挙手の数がなければ、張り合いも何もなかったと思う。
そんなところで職員会議のうさばらしということは、いくらなんでもないとは思うが。

がっかりした講師が考えた学校の最重要機能は、「良い習慣をつける装置」ということだった。
そこに通う何年かの間に、良い習慣と悪い習慣がどうつくかによって、どういう人間に成長していくかが大きく変わるから、これは明察だと思う。
しかし、名言までにはなれなかった。
装置という呼び方がどうだったのか、それが引っかかるのである。

学校をハードウエアの名称に当てはめてしまうのはどうかと思ったからだが、同じアイコンがずらっと並んでしまった、頼りないソフトウエア群をみて、つい装置という呼び名しか思いつかなかったのかもしれない。

おっと、校長、教頭は、アプリケーションソフトではなく、OSでいてもらわなければならないのだった。

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