・・・・・・あわぞうの覗き穴・・・・・・

気が向いたときに、覗いてご覧ください。
何が見えるかは、覗く方々のお眼め次第です。

予感

2011年12月10日 | つぶやきの壺焼

住宅地の庭に、今年も芽を出さずに終わった樹が立っている。
樹木には、芯の幹の太いところを切っても残った幹の頭のところから芽をたくさん吹き出すものと、枝先のほうを少し残さないと立ち枯れになってしまうものがある。
どちらかの見極めをつけずにむやみに枝を切り取ってしまった結果はたちまち現れる。
樹が枯れてしまうことを望んで枝を切る人はいないから、造園業と名乗ってはいるが知識を持たない人が、役所の仕様書どおりに「○○住宅地樹木選定工事」を委託され忠実に実施した、その結果ではないかと想像する。

よく見るとこの樹は、どこか来年の干支を思わせる形をしている。
しかし、立ち枯れた樹に潤いはない。
あまりよい予感ではないが、もうひと月も経たずにやってくる年にも、潤いは感じられそうそうにない。



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