・・・・・・あわぞうの覗き穴・・・・・・

気が向いたときに、覗いてご覧ください。
何が見えるかは、覗く方々のお眼め次第です。

毎日のことが変なこと~不思議であるような ないような:4

2015年02月21日 | つぶやきの壺焼

人間生活には、ただ黙ってしているだけの、変なことがいろいろあります。

一緒に運んで行って、機械で振り分ければ簡単にできることを、家庭ごとに割り当てられ、毎日しています。
分けておけば、その家庭でこれから何か役に立つからではありません。
それは、家庭ではもう使うことのない、ゴミという材料ですから。

ゴミを別々に集めるわけを考えてみたところ、思い当たるのは「分けないと仕事が減るから」ということでした。
分別をしないと、こんな仕事が減ってしまいます。
1.家庭の主婦がおもに担当している、ゴミ入れの内容を検査する仕事
2.家庭内検査員以外の人を、検査員が教育する仕事
3.分別に容易なゴミの容器を製作販売する仕事
4.ゴミの分別に住民の協力を呼びかける役所の仕事
5.廃棄物処理業者に、専門領域を設けて、それぞれに事業許可、処理委託をする役所の仕事
6.ゴミの種類ごとに別々に動かす車両の製作販売、運転、収集作業に携わる人の仕事

仕事が減るというのは、量が減って楽になるのではなく、いままで続けてきたものがパッタリなくなってしまうということもあるのです。
黙ってしているそのことが、誰かの仕事を支えているのです。
これは、環境という言葉にはあまり関係がなさそうです。
走る車の数が増えれば、環境が良くなることはないはずですから。

にほんブログ村



最新の画像もっと見る

コメントを投稿