・・・・・・あわぞうの覗き穴・・・・・・

気が向いたときに、覗いてご覧ください。
何が見えるかは、覗く方々のお眼め次第です。

旅の値打ちは帰り道に決まる

2013年11月25日 | つぶやきの壺焼

旅もたびたび出て習慣のようになってしまうと、面白さもだんだん減ってくるのではないだろうか。
ほとんどお任せの、付いて歩くだけの旅では、その機会に何かを発見することもないだろう。置き去りにされないよう、そんな心配の連続で終わるかもしれない。
ガイドブック頼りならまだよいが、行った先がガイドブックどおりでもつまらない。

 

XXそうでXXでない旅、どんなと言われても、XXを想定しておくことさえできないような、そういう旅ならきっと面白いだろう。
わからないこと、知らなかったことにめぐり会える、そでれこ旅に値打ちが出てくる。
旅の値打ちは帰り道にそれに気付き、そこで決まる。


訪れる人たちに、旅の値打ちを感じさせるには、みやげ物を並べて売る町並みだけでは足りない。
客寄せの奇策を一つ考えた。
入町料を取る町をつくってみたらどうだろうか。
駅の改札口で町の切符を売る。道路には関所を設けて入町料を徴収。
そのかわり、訪れる客には至れり尽くせりのおもてなしが待っている。
そうなると、一軒だけ頑張ってもだめだから、競争で、また共同で、おもてなしの方法を何か考えるようになるだろう。
企画は共同、実行は競争、座って待っていたときとは大違いの、旅の値打ちを提供できることになると思う。

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