・・・・・・あわぞうの覗き穴・・・・・・

気が向いたときに、覗いてご覧ください。
何が見えるかは、覗く方々のお眼め次第です。

様式分類

2010年06月19日 | なんだいまあ(何だこりゃが念仏になった)
形式犯という犯罪形式があるという。
偽証、脱税などがそれに当たるらしいが、対立分類は実際犯や実行犯と言ったのではしっくりこない。
実態犯とでもいうのか。

形式という言葉の次には整えるという行為が頭に浮かぶ。
形が整っていることを想定しやすいこの言葉を、ものごとを整然とするためでは決してなかった偽証、脱税と嵌め合わせるのは、ピッチの違うねじをむりやり押し込んでいるようで、おさまりがよくない。

影響の広汎巨大な偽証、通常では手の届かない額の脱税など、大罪を犯しても、知識を駆使すれば懲罰はまぬかれる。
犯罪を、確信犯、親告罪などと、わかりにくい名前をつけて分類するのは何者なのか。
有識上位/無知は下位、知識の勝利/無知敗退という、形はないが大きな枠組みに生えるカビが正体、梅雨明けまでは特にご用心。